Wharfedale Airedale Heritage & PMC BB5 視聴会リポート

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Livedoor Clip - Wharfedale Airedale Heritage & PMC BB5 視聴会リポート
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2003年3月21日と22日の2日間、逸品館3号館にて久々に輸入が再開された「イギリスの名門スピーカーメーカー・ワウフデールのエアデールヘリテッジ」と「逸品館お薦めの新鋭イギリススピーカーメーカー・PMCのBB5」の比較試聴会を開催いたしました。

各スピーカーの特性と簡単な説明

Wharfedale Airedale Heritage PMC BB5
英国スピーカーメーカー“ワウフデール”は、その社歴の長さからも想像できるが、年輩のオーディオファンなら“ある種の懐かしさとあこがれを抱く”名門スピーカーメーカーである。
一世を風靡した後、ややマイナーな存在となっていたが、5年ほど前に逸品館が絶賛していた廉価小型スピーカー“モデュラス・ミニ”などの製品で、その高度なスピーカー設計技術が全く衰えていないことを感じさせてくれた。
そのワウフデールが70周年を記念して作った最高峰モデルが、この“エアデール・ヘリテッジ”である。このスピーカーのために、軽くて硬い「カーボンコーン」を使ったウーファーを始め、すべてのユニットをオリジナル開発するほど、この製品には力が入っている。
良質で強固なエンクロージャには、その強力なウーファーを筆頭に5つのユニットが収められているが、中でもユニークなのは天板に埋め込まれた“アンビエントツィーター”の存在。 高音を上に向けて放射して発生する、天井や壁からの反射音を積極的に利用して、他のスピーカーにはない「広がり感」・「自然な音楽の気配」を実現したとされる。
個人的にBB5と較べて興味深いのは、クロースオーバー周波数。人間が敏感な帯域での周波数の分割を嫌いミッドレンジを380~3800Hzまで連続して繋いでいるBB5に較べ、エアデールはユニットの不感を減らすためという理由で180/700/3500Hzとこの部分を2分割しミッドバスとミッドハイの二つのユニットを使用している。
ロジャースを辞めた技術者が、完璧なスピーカーの完成を目指して社名を“プロフェッショナル・モニター・カンパニー”即ち“PMC”と名付け、最初に作った製品がこの“BB5”。つまりこれが彼らのデビュー作品。 これは推測だが、ロジャーススピーカーの唯一の欠点であった「低音の甘さ」を払拭するために、PMCは“トランスミッションライン”という独自の低音処理技術を開発した。
この技術によりPMCのスピーカーは類い希な、「クリアーで深みのある低音」を実現し、38㎝口径のウーファーから17Hzと言う驚くべき低音が再現可能となった。
ロージャーススピーカーの持つ自然で繋がりの良い素性の良さに、コンピューターを駆使した最新のスピーカー設計技術が融合、昇華して生まれたPMCの製品を私は、現在最高峰のスピーカーシステムだと感じている。
BB5では、トランスミッションラインだけではなく“中域と高域のユニットを×バッフルに取り付ける”あるいは“低音の出口をスピーカー前面上部に設置する”など、音質を重視したあらゆる工夫が凝らされている。
特にミッドレンジを通常では考えられない380~3800Hzという広い周波数で使用可能としたのは、彼らの高い技術により“音が悪くならない24dB/octという急峻なネットワーク”が設計できたからでこそ他ならない。
  • 構成:4Way5スピーカー・バスレフ
  • 周波数特性:25Hz~45KHz
  • 入力感度:90dB
  • 入力インピーダンス:6Ω
  • ウーファー:38㎝カーボンコーン/アルニコ
  • ミッド・バス:20㎝ケブラーコーン/アルニコ
  • ミッド・ハイ:7.5㎝ソフトドーム/フェライト
  • ツィーター:2.5㎝ソフトドーム/アルニコ
  • アンビエントTW:2.5㎝ソフトドーム/ネオジウム
  • クロスオーバー周波数:180/700/3500Hz
  • 許容入力:100W(最大400W)
  • 仕上げ:天然ウォールナット、オイル仕上げ
  • 外形寸法:W690×H1220×D530㎜
  • 重量:約80㎏
  • 発売時定価 ¥2,400,000(ペア)
  • 構成:3Way・トランスミッションライン
  • 周波数特性:17Hz~25KHz
  • 入力感度:91dB
  • 入力インピーダンス:4Ω
  • ウーファー:38㎝コーン/フェライト
  • ミッド:7.5㎝ソフトドーム/フェライト
  • ツィーター:2.7㎝ソフトドーム/フェライト
  • クロスオーバー周波数:380/3800Hz
  • 許容入力:100W(最大400W)
  • 仕上げ:天然ウォールナット仕上げ
  • 外形寸法:W432×H1040×D790㎜
  • 重量:約73㎏
  • 定価 ¥3,949,000(ペア)

ご注文はこちら

使用機材

  • SACD/DVDプレーヤー:AIRBOW SA12S1KAI
  • AVアンプ:AIRBOW PS7200Special
  • プリメインアンプ:AIRBOW TERA Cryo Limited
  • CDトランスポート:AIRBOW TL1X/KAI
  • CDトランスポート:AIRBOW DAC-1 Cryo Limited

セッティング状況

写真でお分かりのようにエアデールをBB5の中央前方に設置しました。各スピーカーの左右間はエアデールが1.5m、BB5が3mとなりました。
リスニングポジションを考えるとエアデールはもう少し後ろに置きたい所でしたが、スペースの関係でこの位置にしか置けず、そのためエアデールは音の広がりにやや乏しく、BB5の音はエアデールに反射して左右に散ってしまいやや中抜けします。
視聴会ではその点を割り引いて、御試聴頂くようお願いしました。

アンケートにお答え頂いたお客様のプロフィール

Q1:

イベントを知ったのは?

Q2:

興味があるのは?

Q3:

購入予定は?

Q4:

AIRBOWをお使いですか?

ホームページ Airedale ・ BB5 ない ×
ホームページ Airedale ・ TERA アンプを考え中 ×
雑誌 Airedale 未回答 ×
知人の紹介 Airedale ない ×
知人の紹介 Airedale ない ×
未回答 Airedale ない ×
雑誌 BB5 ・ CLT2 ない SA12S1/KAI・PS7200Special
雑誌 Airedale 未回答 ×
ホームページ BB5 ・ SA12S1/KAI 未回答 TERA・CLT2・TL1X/KAI・DAC1
↓ 2日目にご参加頂いたお客様
電子DM Airedale
・ セッティング
未回答 ×
雑誌 未回答 ない CLT2
店員から BB5 ある(BB5) ×
電子DM Airedale / BB5 ない ×
ホームページ Airedale / BB5 未回答 ×
雑誌 Airedale ない ×
逸品館社長・清原裕介の試聴感想

試聴ソフトとアンケート結果

スピーカーは、下の順序で演奏し

Airedale(アンビエントツィーターOFF)
Airedale(アンビエントツィーターON)
BB5(AIRBOW CLT2 Cryo付き)

次の7段階で御評価頂きました。

大変満足
満足
やや満足
どちらでもない
やや不満
不満
大変不満
未回答

1曲目

奏者 SARA.K / 演奏曲 Brick House

評価の平均
ア : 4.4
イ : 4.9
ウ : 5.1


チェスキーPCM録音(96KHz/24Bit)のDVDオーディオディスク。
出だしにアコースティックベースでエアデール/ヘリテッジ自慢の低音をBB5と比較するために使用しました。
電子楽器は使われず、アコースティック楽器だけが使用されていますので、スピーカー本来の持つ楽器の音質再現性や、ナチュラルさ(癖のあるなし)が判断できます。

記号

このソフトを演奏した各スピーカーの印象

出だしのアコースティックベースのソロだけを聴き比べると、各々のスピーカーの中低音の持ち味がわかる。エアデール/ヘリテッジは、低音が箱に反響し良く言うと柔らかいが、やや過多で音が止まらない。ベースのボディーが大きく感じられる。アンビエントツィーターがないと高音が全く不足しており、音楽の躍動感や広がりがほとんど感じられない平坦な音に終始するが、これはスピーカーが事実上の新品であり、セッティングもいまいちということを考慮すれば、今回の試聴会ではこれ以上は望んではいけないのかも知れない。
アンケートの個人コメントを読んで頂いてもわかるかも知れないが、初めて聞くスピーカーのしかも一曲目というのは、非常に捉えるのが難しいはずだ。その中でも、アンビエントツィーターの効果が非常に大きいことはうかがえる。
BB5はすでに導入後6ヶ月近く経過していることもあって、最良に近い状態で鳴っているから、ほとんど不満を感じない。低音については、塊が押し出すようにせまってくるエアデール/ヘリテッジに対し、空気がそっと動くような軽やかでさりげない低音だが、ベースの弦を弾いたときの、空気の動きが体に伝わると感じられるほどローエンドは遙かにBB5が良く伸びている。
ただ・・・あるレベル以上の音圧しか音として捉えないオーディオ的な聴き方だと、この低音はさりげなさ過ぎて聞こえなかったり、不満を感じるかも知れない。
個人的には、全然鳴っていない!という印象の今回のエアデール/ヘリテッジだったが、意外やアンケートの結果では、かなりBB5に肉薄している。それは、エアデール/ヘリテッジ本来の「能力の高さ」つまり、レンジの広さとか、音の細やかさとか、エネルギー感だとか・・・そういう部分はエージング不足でも感じられ、高く評価されたのだろうと思った。

この曲に対する、アンケートの個人コメントを見る

2曲目

演奏者 olumbia Symphoniy /指揮者 Bruno Walter /演奏日時 1959.1.13 & 16曲目 モーッアルト・交響曲40

評価の平均
ア : 3.3
イ : 4.2
ウ : 4.3

1959年に収録された、ブルーノ・ワルター指揮によるモーッアルト交響曲第40番。
交響曲ならではの厚みのある弦の重なりが美しく、音場に濁りが少ない透明感と躍動感に溢れる名演奏。
複雑な編集やミキシングが行われておらず、生演奏がイメージしやすい優れたディスク。
SACDになって、レコードを超えるほどのきめ細やかさと音場空間の透明度が実現している。

記号

このソフトを演奏した各スピーカーの印象
CDからSACDになって、高域の響きと空気感が圧倒的に改善されたソフトで楽器の高音部-空気感にかけての再現性がよくわかる。
やはりエージングが足りないせいか、アンビエントツィーターを切ったままだと高音部が、ある周波数からスパッと切れたように何もなくなり、狭い空間に音が無理矢理詰め込まれたようにグチャグチャに歪んでしまう。非常に耳障りだ。SACDのよさが全然出てこない。
しかし、アンビエントツィーターをONにするとどうだろう?!霧が晴れたように見通しが良くなり、弦が解れて空間がクリアーに広がる。モーッアルトらしい生き生きとした躍動感が感じられるようになる。弦の再現に関して、アンビエントツィーターの効果は非常に高い。ツィーターOFF-ON評価の平均点の差がそれを裏付けている。
BB5は、とにかくクリアーで見通しがよい。その音は理想の(完成された)生演奏に近い。アンケートの集計をしながら、生演奏をイメージ手段としてオーディオを聞き、「生演奏の色づけない再現=オーディオの価値」と考えるのか? それとも自分なりの音を作るための手段として装置を見極め「装置の個性=オーディオ製品の価値」と考えるかで、これほど評価がまっぷたつに割れたのだろうか?と考えてしまった。
そう考えていると、ふと自分自身に「オーディオ歴は?」という質問をぶつけてみたくなったので、自問自答すると意外にも「オーディオ歴はゼロ」という答が返ってきた。
そういえば、私個人はオーディオ機器に機械としての魅力をほとんど感じない。オーディオだけではなく、自分の趣味「車・カメラ・フィッシング(魚釣り)」でも、コレクションという嗜好が私には全くない。願いはいつも「その時の自分に(自分の環境にマッチした)ベストな装置が一つあればそれで良い」と感じている。確かに人から見れば、車もカメラもその深さを追求する気持ちや姿勢は、半端には見えないだろうけれど、自分が使う装置は「常に一つ」でいい。そして、使わない装置や機械は、邪魔になる前にかならず処分(売ったり・差し上げたり)している。(ただし、魚釣りだけは腕が悪いのか・・・道具ばかり増えてゆく気がするが。)
強く求め追究すると同時に、変な癖がある。それは、けちんぼだから納得できない高価な製品は決して買えないことなのだ。否、私は大変なへそ曲がりだから、ひょっとすると「お金で手に入る幸福」を頑なに拒否しているのかも知れない。そういう安易さに流される自分を否定したいのかも知れないが、人は時として「お金で手に入らないもの」にこそ「お金では買えない価値」を見出すのかも知れない。
それでもBB5は自分で欲しいと思えるから、多くの人にお勧めしている。なぜなら、代価を支払う以上の幸福をこのスピーカーは与えてくれるだろうし、BB5が与えてくれる幸福とは「決してお金で買える種類のものではない」と確信するからだ。

この曲に対する、アンケートの個人コメントを見る

3曲目

演奏者 鬼束ちひろ / アルバムタイトル インソムニア /演奏曲 月光(11曲目)

評価の平均
ア : 3.3
イ : 4.2
ウ : 4.3


録音が良いと話題になり、流行ったので買ってきたJ-POPのソフト。
歌詞が暗く、頻繁に厭世的な言葉や美しくない言葉が(腐敗など)が出てくるので、好きになれなかったミュージシャンだが、完成したSR4300Specialで聴いたとき、初めてその良さに気付いた。
体全体を震わせ、絞り出すように訴えるヴォーカルは堕落したJ-POPの中にあって正当派で圧巻。気付けば、内容も決して暗いものではなく、どうにもならない最悪の中にも希望を捨てない「強さ」と「優しさ」を訴えているのがよくわかった。
好き嫌いは別にして、涙が出るほど心に染み入るハート、気持ちを持っている素晴らしいミュージシャンだと今は感じている。

記号

このソフトを演奏した各スピーカーの印象

エアデール/ヘリテッジで再生するヴォーカルは、エネルギー感が強い。ホーンスピーカーのようにガンガン音が前に飛んでくる感じだ。そういう意味では、この月光のようにデリケートな曲はこのスピーカーには向いていなかったのかも知れない。確かにヴォーカルの口は大きくなるし少しがさつな感じがするけど、その厚みや暖かさ肉付きの良さは、他のスピーカーでは味わえない種類のもので、外観に似合わないガッツのある音を出す。
アンビエントツィーターをONにすると、繊細さがグッと増す。空間の広がりやハーモニーの重なり、細やかな表現力が大きく向上する。この音なら、ROCKやJAZZを聞いても楽しいだろう。TANNOYのハートを持つJBL?というイメージだろうか?
エアデール/ヘリテッジに較べるとBB5は、静かだ。おとなしく、決して華美にならない潔さのようなもものがある。エネルギーがどんどん外側に向かい、弾け飛ぶエアデール/ヘリテッジのようなサウンドではなく、BB5の表現力は深く静かに心に滲みて、自分の中の何かが動かされ、やがて知らぬ間に音楽と同化して(音楽と一体となって)しまうようなサウンドだ。
しかし、スピーカーのエネルギーの発散のしかたとは逆に、聴く側の感性はエアデール/ヘリテッジでは内側に、BB5では外側に向いて行くように思う。上手くは言えないが、エアデール/ヘリテッジは音楽を自分で独り占めにするような感じに、自分の世界観の中で自己と音楽が共鳴する。
BB5では自分が殻を破って音楽の世界に入ってゆくような感覚、あるいは音楽が自分の殻を破って中に入ってくるような感覚で、けっして自己と音楽が完全に交わることはない。その世界では、自分と音楽が同時に尊厳を持って存在し、なおかつ深く共鳴している。共鳴した瞬間、演奏者とリスナーは音を通じてあたかも古くからの親友や家族に感じるそれと同種の見えない絆で結ばれているかのような、強い共感を覚えるかもしれない。

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4曲目

演奏者 Hilary Hahn / 演奏曲 Bach Partita No.3

評価の平均
ア : 3.8
イ : 4.6
ウ : 5.8


新進の上流バイオリニスト「ヒラリー・ハーン」17歳に録音された、当時彼女がもっともお気に入りのバッハ・パルティータのソロ演奏。
楽器の音は比較的しっかり入っているが、20Hz以下の低周波に明かなノイズが入っていたり、録音状態やマスタリングは決して良いとは言えないが、さわやかな春風のように自然で性別を感じさせない演奏は、俗世離れしているという意味では、とてもバッハらしいのかもしれない。
一点の曇りも、迷いもない、澄みきったバイオリンの音色が濁りなく再現できるかどうか?スピーカー固有の癖(色づけ)のあるなしを判断するためにこのソフトを選んだ。

記号

このソフトを演奏した各スピーカーの印象

小型の楽器の音を大型スピーカーで再現するのは難しい。なぜなら、スピードが足りなかったり、大形の箱の共鳴音が楽器の音を濁らせたりするからだ。そういう意味では、生まれたてで、まだ全く音になじんでいないエアデール/ヘリテッジにとってこのソフトは完全なミスマッチソフト(ある種のいじめに近いかも?)だと言えるだろう。しかし、大型スピーカーを正しく評価しようとするとき、このようなソフトをきちんと鳴らせるかどうかは、避けられない重要なポイントなのだ。
そういう意味において、このソフトにおける今回のエアデール/ヘリテッジの評価は、正しくないかも知れない。本来、このようなスピーカーのアラを暴くような厳しいテストは、「十分なエージング」と「十分なセッティング」が完了してから行うべきなのだから。
それでも、アンビエントツィーターの効果が非常に大きいことはうかがえるし、初日より二日目のイベントでの評価が相対的に高いことから、エージングが完了したらどうなるだろう?・・・という、前向きで明るい期待を抱かせてくれる。
逆に、演奏の荒さなどはエージングで解消するとしても、エンクロージャーの共鳴による独特の色づけは、BB5よりも大きく、良くも悪くもそれがエアデール/ヘリテッジの個性となっていることはこのテストから理解できるように思えた。
BB5に関して半数のお客様から「大変満足(満点)」という答が寄せられたことからもわかるように、「大型スピーカーにありがちな欠点」というものをほとんど感じさせず、まるで小型スピーカーのように軽やかに、鋭く、そして不要な共鳴を伴うことなくバイオリンのソロ演奏を鳴らしきる。
PMCの製品に関しては、その外観が無骨なせいか「デリカシーのない力任せのスピーカーでサラウンドにしか使えない」あるいは「素っ気なくつまらない」と誤解されることがあるが、会社を創立した人物が「イギリスの名門ロジャースの出身」という事実からもうかがえるように決してそんなことはなく、「知的かつ繊細」で真の意味での「プロフェッショナル・モニター(音楽を色づけなく忠実に再現するための)・スピーカー」であると私は思う。
このテストの結果は、そのPMCの実力とAIRBOW製品の音作りの方向性が高く評価されたものだと、私は感じている。アンケートの個人コメントにも「美しい」という表現が沢山出てくるが、私も全く同意見。BB5は、美しい音に何も足さず何も引かず、「美しいまま再現」してくれる数少ないスピーカーの一つだと思う。ただ、オーディオマニアにとっては、それが面白くないのかも知れないけれど。

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5曲目

評価の平均
ア : 3.8
イ : 4.6
ウ : 5.8

演奏者 Dinu Lipatti / 演奏曲 Bach Partita No.1

白血病に冒され、わずか32歳で生涯を終えた名ピアニスト。病をおして彼が最後に行った“ブザンソン・ラストコンサート」のライブ録音
モノラル録音で、レンジも狭く、ノイズも多く、録音状態は非常に悪い。ではなぜこのディスクを選んだのか?それは、演奏が素晴らしいから。
有名どころではフルトベングラーや巨匠と呼ばれる指揮者や演奏家のソフトの多くは録音状態が悪く、それらを最新のシステムで演奏すると、聴くに堪えないノイズばかりが耳につき、演奏を楽しむどころではなくなる場合がほとんどだが、私はそれはすべてそれらのオーディオ機器を作ったメーカーの責任(音楽に対する責任感の欠如)だと考えている。
最新の録音でもそうでなくても「良い演奏は素晴らしい音楽として再現」出来ない機器は、どんなに良いと言われる高価な製品であっても、音楽ファンにとっては一文の価値すらないはずなのだから。 そういう意味で、このソフトが「素晴らしい音楽」として聞こえなければ、私にとってその装置(商品)は、残念ながら失格なのだ。

記号

このソフトを演奏した各スピーカーの印象

録音状態が悪く、しかもモノラルの、これ以上はないと言うほど(実際にはもっと悪い録音も沢山あります/戦後間もないフルトベングラーとかコルトーやランドフスカ、ミトロプーロス、20世紀初期に生まれた音楽家の1940~1960年頃の録音です)悪い音のソフトから「音を意識せず音楽を感じられるか」というテスト。
リスナーも「音ではなく音楽を聴けなければならない」から、音楽を聞こうとしなければ、いったい何のために試聴会でこんな録音悪いのソフトをかけるのかその意味さえわからないかも知れない。(もちろん、今回の試聴会ではソフトの演奏の前に、そのソフトを使う意図を説明しています)
残念ながら先のバイオリンと同じく、アンビエントツィーターを切ったエアデール/ヘリテッジは、音楽を聞くためにはまだまだ不十分な状態だった。高域の倍音が再現されず、かといって基音付近にも濁りがあり、それぞれのユニットがバラバラになっているという印象だった。
しかし、バイオリンの場合とは違ってアンビエントツィーターを入れると、状況は一変する。それはたぶん、収録されている楽器の高域周波数の違いによるものだろう。ヒラリー・ハーンの録音は現代録音らしく、CDに収録可能な20KHz付近までフラットに楽器の音が収録されている。それに対し、ディニュ・リパッティーのピアノは、15KHz程度しか収録されていないのだろう。(ひょっとするともっと上限が低いかも知れない)つまり今はまだ、アンビエントツィーターを切った状態のエアデール/ヘリテッジからは、聴感上20KHzまでの高音が正確に再現できていないらしいのだ。
ネットワークやその他のエージングが進んでみないと、今後このスピーカーがどの様に進化するかまだわからないが、私はまだバラバラだと感じる(たぶんこんなに厳しくスピーカーを評価する人はいないと思います)今の状態ですら、アンケートでは録音の悪いソフトを演奏しても極端に評価が下がらず、高い評価が下されている。
それはきっと、「わざわざミッド・ハイだけにフェライトマグネットを採用するほど、こだわった音質バランスの良さ」が十分に感じ取れた証拠だろうと思う。
BB5に関しては、4曲目と5曲目の評価の平均が1/2/3曲目に較べて極めて高い。それは録音の善し悪しに左右されず「音楽の善し悪しをストレートに再現するモニタースピーカー」として、PMCの製品が優れた特性を備えているからに違いない。

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6曲目

アルバムタイトル Cantate Domino / 演奏曲 Cantate Domino

評価の平均
ア : 4.3
イ : 5.2
ウ : 5.3


その録音の良さがオーディオマニアの間で有名な教会で収録された合唱のソフト。
シンプルなマイク構成・シンプルなミキシングでマスタリングされているので、音場空間に歪みがない。
パイプオルガンを始めとして、合唱の重なりなど、多種多様で複雑な音が収録されている。 スピーカーの基本性能をテストするには打ってつけの一枚。

記号

このソフトを演奏した各スピーカーの印象

試聴会に先立って、色々なソフトをかけてみた結果、現状では一番相性が良かったこのソフトを最後に持ってきたのは、エアデールヘリテッジにフィナーレを飾らせてやりたかったから。
レンジが広く、分解能も水準以上で、音楽家のハートをきちんと理解している。それでいて、BB5ほどはストイックにならず、フレンドリーな音を出すこのスピーカーは、多くの人に好まれる良さを持っていると感じる。
録音現場に居合わせていないので確かなことは言えないが、このソフトを聞いた印象からエアデールヘリテッジからは「明るく元気に音楽を再現する性格」が、BB5からは「知的かつ冷静さを失わない性格」が感じられる。
同じソフトをかけても、エアデール/ヘリテッジは「音楽を明るいノリ良く表現」するし、BB5は「同じ音楽をテンション高く冷静(決して冷徹さではない)に表現」する。この双方のスタンスの違いこそ、ワウフデールとPMCのスピーカーに対する思想の違いではないのだろうか?
アンケートの結果は、音楽を聞いていたか? 音を聞いていたか? その違いで明確に割れたようだ。

この曲に対する、アンケートの個人コメントを見る

すべてのディスクを聞き終えた、各々のスピーカーへの御感想

  • A)不満
    アンビエントツィーターONでないと聞くに耐え難い。ひとつひとつの音に着色がありすぎて、ヴォーカル以外の音楽は楽しく聞けない。正直このスピーカーにはがっかりしました。PMC/MB2よりランクは下かも知れない。
  • B)やや満足
    アンビエントツィーターのON-OFFの差が大きく、断然ONが良い。(アンビエントツィーターがなければ買わない)。音に厚みがあり雰囲気を作るが、音の再生という意味ではBB5。
  • C)やや満足
    アンビエントツィーターのONは、一口に言えば奥行き感、柔らかさが増すようだが、すべての曲に効果があるとは思えない。曲中でON-OFFして聞き比べてみたい感じがした。
  • D)満足
  • E)やや満足
    実力がチラチラと感じられ、低能率なのに音つまりを感じさせない、現在ではほとんどないスピーカーだと思う。
  • F)不満
    結果は不満だがワウフデールの良さが部分的に出ていたので将来性を感じる。ワウフデールの方が音楽性あるように思う。
  • G)やや満足
    弦の響きが気持ちよい。奥の深いスピーカーだと思います。
  • I)不満
    時間の経過を待ちましょう。エージングが終わるまで。
  • J)大変満足
    声物もBB5と較べなければ不満はないかも。オケ物・大編物はホール感が付加(?)されて、メッチャいい!!
  • K)満足
    少し固さが感じられた、エージング不足のせいか。スピード感のある低音から高音までポテンシャルは素晴らしい感じがする。
  • L)大変満足
    ダイナミックで濃い音だと思います。
  • M)満足
    ヴォーカル向き
  • N)満足
    スピーカーの存在を感じさせない自然な音のスピーカー。「ハッ」とするような所はないが、出てくる音にはどれも安心感があり、期待を裏切ることはない。
  • O)不満
  • 社長)どちらでもない
    随所に魅力的な音がでるのだが、全体としてはバラバラで評価できる段階になかった。エージングややセッティング不足で本当の実力が出し切れなかったのは明白。

いくら何でも、イベント前日に新品のスピーカーを送って来られるのは、さすがに辛いものがあります。
エージング不足だのセッティング不良だの、言い訳がましくエアデール/ヘリテッジを弁護しているようにきこえますが、実はこのイベントより先に3号館で聞いたプロトタイプは、今回の新品よりも遙かに繋がりが良く、滑らかの音を聞かせてくれました。
更に付け加えるならば、今でこそ素晴らしいサウンドを聞かせているMB2(BB5ではありません。BB5はいきなりいい音が出る希有なスピーカーですから)だって、導入後2週間は、真剣に返品を考えましたし、実際にMB2が良い音で鳴り始めるまでの1ヶ月間は、どうしても納得が行かないため3号館のメイン試聴室は、入室禁止にしていたほどなのです。
しかしその後、すべてのセッティングをMB2に合わせて一からやり直すことによって(それまでは以前にあったMB1と置き換えただけだった)目が覚めるほど素晴らしい音を鳴らすようになったのです。その変化は、まさしく鉛が金に変わるほどの大きな変化でした。
だからこそエアデール/ヘリテッジは、エージング完了後にもう一度その実力を確かめておきたいと感じています。
なぜなら・・・。私自身が、今でも自宅のTVのスピーカーに「ワウフデール/モデュラス・ミニ」を使っているほどのワウフデールファンなのですから。

BB5への評価とコメント

  • A)満足
    どの曲を聴き比べても明らかにBB5のほうが、より自然にきこえる。聞いていて全く疲れない。やはりBB5はスピーカーの中の横綱であり、ワウフデールではかなり役不足に感じました。それだけBB5の完成度は高く、改めて素晴らしいスピーカーだと実感しました。
  • B)満足
    今はこちらの音が好きだが、年を取ったらワウフデールの方が気楽に聞けて良いと思うだろう。
  • C)大変満足
    大変好ましく思いました。この上にワウフデールの柔らかさと特に低音部のブーミー感が加われば更に良し。
  • D)大変不満
  • E)不満
    好みではないので、コメントが難しい。値段の価値はない。味がない現代風の音でつまらない。大切な何かが足りない。
  • F)不満
    音としては鳴っているようだが、生の音楽性に一歩も二歩も及ばず。CLT2を外してセッティングした方が良いかも。
  • G)満足
  • I)満足
    流石です。こっちが好きです。
  • J)大変満足
    いらん音がついてこない。ものすごく良くできたモニター。少し仕事している気にさせられる(笑)のが玉にキズ・・・?共にすごく楽しいスピーカー。
  • K)大変満足
    あらゆる面で余裕のある音。すばらしい。
  • L)大変満足
    なんでもこなす、オールラウンドな感じ。
  • M)満足
    分析的な感じ
  • N)満足
    音が優しく包み込まれる感じ。見た目がいかついので損してるかも。魅せられてしまう何かが確かにある・・・。やっぱり欲しい。
  • O)やや満足
  • 社長)やや満足
    BB5の内側前方にエアデール/ヘリテッジを置いたことで、左右のスピーカーの中央部へ回り込んでから反射する音が左右に散ってしまい、本来3号館で鳴らせるベストの70~80%程度の音しか出せていなかった。

セッティングなどへの評価とコメント

  • A)やや満足
  • B)未回答
  • C)大変満足
  • D)不満
  • E)不満
  • F)大変不満
    (私には理解できない!)
  • G)やや満足
  • I)満足
  • J)大変満足
  • M)満足
  • N)満足
  • O)やや不満
  • 社長・不満
    自分としてはもっといい音を出したかったが、ぶっつけ本番に近い状態では、これが限界かもしれません。

今後のイベントや逸品館スタッフなどへのご要望や、ご意見

  • A)スーパーウーファー+DLPプロジェクターを組み合わせた比較視聴会をやって欲しい。2Chも良いですがマルチチャンネルのイベントを強化して欲しい。また、楽しみにしています。
  • )こういう良心的企画こそ貴店のセールスポイントです。これからも継続してください。
  • )スピーカーとアンプ、CDプレーヤーがマッチングしていない感じがした。オリジナルにこだわらずベストマッチしたアンプ、CDプレーヤーを選んで欲しい。
  • )ワウフデールの実力の高さが伺え大変光栄に思います。エアデール最高!
  • H)ピアノを主に聞く。どちらのスピーカーも大型過ぎるのだろうか?アンプは大変よい。
    スピーカーの選定中です。ケンジントンとアヴァロン・セラミックがあれば試聴できませんか?
  • J)ありがとうございました。私には大変満足させて頂きました。
  • )試聴室にもう少し色々なものを置いて比較してみたい気がします。
  • )BB5vsS9800vsノーチラス801、期待してます。ありふれた比較でやり甲斐ないかも知れませんが、これによってPMCの音作りがより明確に理解できると考えます。

社長:アンケートへのご協力深謝しております。ありがとうございました。

2003年3月23日

あとがき(このテストを通じて感じたこと)

前にも書いたことがあるのですが、一口に「オーディオ」と言っても人それぞれ多種多様の楽しみ方があって、例えば今回の試聴会のように同一製品でも評価が人によってずいぶん異なることがあります。その原因を私なりに、ちょっと理屈っぽく分析してみました。
「楽しい」ということを生理的に考えると、私達の「脳がある種の幸福な状態」にあると言うことです。「脳内麻薬」という言葉がふさわしいのかも知れませんが、「脳の中にある種の物質が分泌されている、あるいは脳が何らかの状態に入っている」のが「楽しい」という生理現象に違いありません。
しかし、何のきっかけもなくていきなり「脳が楽しい状態(楽しいという生理的状態)」になることは考えられません。「外部からの何らかの刺激」やあるいは、「内部からの刺激(心の高揚?)」によって、その状態は引き起こされているはずです。
「楽しい状態」が「外部からの刺激」によって、引き起こされているとすれば、当然その刺激は5感によってもたらされます。5感というからには、それぞれの感覚器官(味覚・触覚・視覚・聴覚・嗅覚)が捉えた刺激(情報)は、5つの異なる情報として認識されていると考えられがちがちです。
しかし、5つの感覚器官が捉えた情報は、そのまま脳に届くのではなく、「すべて電気信号に置き換えられてから」神経を伝わって脳に届きます。つまり、脳に届いたとき(脳の中)には、5感の情報は「ただの電気信号」にしか過ぎないのです。
5感と言えば複雑にきこえますが、私達が「リアルタイムにその信号を分析するため」に限られた生体能力を有効に利用するには、脳はその電気信号が「どこから送られてきたか」あるいは「どのようなパターンを持っているか」など「非常に単純な情報処理しか行えない」に違いありません。
やや話が複雑になりすぎましたが、私が言いたいのは「5感からの情報は、脳の中ではすべて電気的な刺激に変わっている」ということ。そして、その「電気的な刺激」が「味覚・触覚・視覚・聴覚・嗅覚」のどこから来たのかには無関係に、この5感からの「神経刺激=電気信号」が「ある種のパターン」になったとき、それが私達の脳に「恍惚とした状態(楽しさ)」を引き起こすきっかけになるのではないだろうか?と言うことです。
実際に脳の内部で神経に電流(電気パルス)が流れる所を測定すると、ある部分から広がったそのパルスが「脳の中で干渉し干渉縞を作っているらしい」という報告があります。また、細胞にある種の「振動」を与えると「必須アミノ酸の生成が促進される」という報告もあります。
つまり、私達人類に共通の「DNA」や「タンパク質」などの「脳の細胞を構成する基本物質」に対して、直接的に「恍惚感を呼び起こすように働きかける一定の刺激パターンがある」と考えるのです。(範囲を広げれば、それは「霊長類」や「ほ乳類」で共通のパターンも見つかるかも知れません。)
話を整理しましょう。私達が「外部からの要因によって楽しい」と感じるのは、「5感から送られてくる情報が脳の中である一定の電気的なパターンを形成するとき(一定の刺激パターンを持つとき)」と考えるのです。
このような「一定の電気的なパターンが脳の中に広がった(構築された)とき」に私達は、人類に普遍の「美しい」という感覚を覚えるのだと思います。逆に言えば「美しさという感覚」は、私達の「DNA」や「細胞構成元素」に直接働きかけているからこそ、「人種」や「経験(年齢)」あるいは「環境(社会)」による変化を受けずに普遍のもの(共通のもの)として存在できるはずのです。そして、この普遍の感覚である「美しさ」を伴う造形物を「芸術」と呼ぶのでしょう。
ですから私は、「心の深い部分(無意識に近い部分)に美しさという感覚をもたらす刺激を与えてくれるもの」は、すべて芸術であると考えています。風景でも絵画でも、自然の音でも音楽でも、森の香りでも香水でも、果物でも料理でも、自然に存在するものでも人間が作ったものでも、どんなものでも「それに触れる側の感性に偏りさえなければ」、年齢や経験に関係なく「芸術性」を求めたり、「芸術性」を理解することは出来ると思うのです。(それを言葉に置き換えるのは、豊富な経験が必要ですが)
これに対し「内部からの要因(内部からの心の高揚)」によってもたらされる楽しさとは、細胞やDNAレベルに直接働きかけるものではないと考えます。それは、「外部からの刺激が心の一部分に感応し、高揚感を覚えた」結果であり、「心のどの部分に、どの様な刺激が感応するか?」は、人それぞれで普遍的には捉えられないと思うのです。
それが、「同じオーディオ機器で同じ音」を聞いても、「楽しく感じる人とそうでない人」がいらっしゃる答に違いないと考えるのです。
今回のイベントに話を限れば、「それがオーディオから出ている音だと先入観を持たずに音そのもの、つまり直接音楽に触れようとしているお客様」と「聞こえる音から機械(オーディオ機器)に関する情報を得ることによって楽しんでいるお客様」で、装置に対する評価がまっぷたつに分かれたのではないだろうかと思うのです。
前者のように聞く人の「良い音の基準」には、きっと人類、万国共通のパターンが見出せるでしょう。もし、そうだとすれば、その人達がオーディオ機器に下す評価には、「共通する良否判断基準がある」に違いありません。BB5の評価に「美しい」という共通のコメントが多くみられたのがその証明だと考えています。
しかし、後者のように聞くのであれば、「良い音の基準はその人の主観によって決められる(主観によって変わる)」ますから、人類、万国共通の「良い音の基準」を論じることは全く意味のないことになってしまいます。
まあ結局は、「自分が買う装置は自分自身で選ぶしかない」ただそれだけのことなんですが、「たかがオーディオ、されどオーディオ」って気分です。趣味は突き詰めれば突き詰めるほど奥が深いです。


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