ブログアーカイブ

逸品館メルマガ354「2015年6月26日号」

みなさま、こんにちは。梅雨はいかがお過ごしでいらっしゃいますか?毎年のこととは言え、天気がぐずつくと気分も曇りがちになります。そんなときは、アップテンポな音楽をガンガン聞いて、スッキリしたくなります。 今春、2015年10月16/17/18日の3日間、東京お台場で開催される「オーディオ・ホームシアター展2015」への逸品館の出展が決まりました。詳細の発表はこれからですが、今年はFOCALの輸入代理業務でおなじみのロッキーインターナショナル社とAIRBOWの合同ブースという形での参加となります。 このショウや、HPのリニューアルに向けて「オーディオで音楽を聞く」ということについて簡単で深い文章が書けないか考えています。今回のメルマガには、 私達はなぜ音楽を聞くのか? 言葉と音楽はどのように違うのか? この二つの疑問についての私なりの考えを書いてみます。 1.私達はなぜ音楽を聞くのか 人間が言葉を持つ前は、鳴き声によってコミュニケーションを行っていました。言葉を使わないコミュニケーションの「名残」、その「発達したのも」が音を使って感情を伝える「音楽」だと考えています。一人の寂しさを紛らわせるため、人と人の繋がりを求めて、私達は「音楽」を聞くのでしょう。 2.言語と音楽の違い 私達が「伝え合う」ものには、曖昧なものと曖昧でないものがあります。曖昧でないものとは、数字などの単位で表せる物事です。曖昧でない物事を伝えるためには「言語」が適していますが、色彩や味わい、あるいは香りなど、人間が感覚として感じるもの(感情の動き)は、言語では正確に伝わりません。 この曖昧な心の動きを音楽は連続する音の変化で伝えます。音は曖昧な心の動きを、曖昧なまま伝えられます。その元となっているのが、私達のDNAに刻み込まれた、音の変化(鳴き声)によるコミュニケーションです。 言葉を話すにはその「言葉(記号)の解釈」を学ぶ必要がありますが、音楽を感じる能力は、生まれながらにすべての人類に備わっていますから、その解釈を学ぶ必要はありません。だから音楽は、性別、年齢、国籍を超えて愛されているのです。世界には様々な言葉がありますが、音楽は1つです。そして言葉では伝え切れない「何か」を伝える力を、音楽は持っています。 ... 続きを読む

カテゴリー: メルマガ, 社長のうんちく | タグ: , , , , | コメントする