インピーダンス4Ωのスピーカーを6Ω以上のスピーカーしか使えないAVアンプに使っても大丈夫ですか?

インピーダンスとは、スピーカーの持っている「交流電気抵抗」のことです。
インピーダンスが低くなれば、アンプの回路に電流が多く流れるようになり、アンプに負担を掛けます。
インピーダンスが4Ωのスピーカーなら、単純計算では8Ωのスピーカーの2倍の電流がアンプに流れますが、実際にはアンプの回路の抵抗などによりインピーダンスによる変化以上に大きな電流がアンプの回路に流れます。
アンプの回路に大きな電流が流れるようになると、アンプが発熱したり、発振したりして、最悪の場合はアンプが壊れてしまいます。
しかし、最近のアンプなら条件にもよりますが、よほどボリュームを大きくしない(アンプの表示が-10dB程度)限り、アンプの推奨(定格)インピーダンスより低いインピーダンスのスピーカー(スピーカーのインピーダンスが4Ω以上なら余裕)を使っても、まず問題はありません。