海外訪問レポート④ーイタリア編ー

皆さん、Buon giorno(ブォン ジョールノ、こんにちはの意)。再び韓国からヨーロッパへ逆戻り、、ここイタリアから失礼いたします。 イタリアは、ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ベネチア、アッシジと5つの街を回りましたが、今回はメジャーどころローマと、生涯忘れられないであろう経験をしたベネチアでの話です。 ローマはあまりにも観光地化しすぎていて、何を取り上げても観光本と内容が同じになってしまうほどですが、ここでは「コロッセオ」を訪れた時の体験談を1つ。5万人もの観客を収納し、剣闘士と猛獣を戦わせるという恐ろしい見せ物が行われていたコロッセオの周辺には、「なんちゃって剣闘士」達が徘徊しています。雰囲気に酔いしている観光客のところにさり気なく近寄ってきて、思い出の1枚をパシャリとシャッターを下ろされたが最後、しっかりと撮影料を徴収し彼らは去っていきます。「まあ、地元の人たちが歓迎してくれているんだわ」とディズニーのキャラかのように考える人のいい日本人は彼らにとってのカモなのです。みなさん、気をつけましょう。

italy1彼らは赤い衣装をまとっています。

イタリアは侮れない国です。一緒に行った友人は財布をまるごと盗まれて、キャッシュカードを止めるのに日本とのやりとりにとても苦労しました。話には聞いていましたが、甘く見ていると彼らのしたたかさにギャフンと言わされるハメになります。

さあ、気を取り直して食べ物の話に移りましょう。ピザ、パスタなどイタリアを代表する食文化の中で、今回私が押したい逸品は!!・・・じゃらららららら、ジャン。本場イタリアが誇る「ジェラート」でございます。ワー、ぱちぱち!!

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はっきり申し上げます。こいつはやばいです。逸品館でも販売したいと思うほどの逸品です(SATOの勝手な野望)。

脳までとろけたベロンベロン状態で場所はベネチアへ。海の上に浮かぶ優雅な街で事件は起こりました。ベネチアは列車の駅からクルーザーに乗って町中を移動していきます。
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きれいなガラス細工や行き交うゴンドラに酔いしれながら帰りのクルーザーに乗り込んで数分、ドイツ行きの夜行列車の時間に到底間に合わないことが判明。血の気が引きつつ途中下車で駅までの長距離走を開始してからというもの、あんなに優雅だったベネチアの街は一気に大迷路の様相を表しはじめたのです。
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まるで森の中で道に迷ったかのごとく、私達は走りました。ただ駅の方向だけを頼りにメロスのごとく走りました。もがけばもがくほどベネチアの街があざ笑うかのようでした。泣きべそをかきながら諦めそうになった瞬間、奇跡は起こりました。フッと迷路を抜けた先に、駅の光がさんさんと暗い夜空を照らしていました。今でこそ良い想い出話ですが、このような経験は二度としたくありません。私達の間ではこの出来事を「ベネチアの奇跡」と呼んでいます(笑)。

GWにイタリアに行かれる方、既に行かれてしまっているであろう方々。今からでも遅くありません。当ブログをお読み頂き、無事に帰ってこられた方には、逸品館へ元気なお声を聞かせていただけることを心より願っております。

以上、イタリアからでした。

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