ブログアーカイブ

INFRA-NOISE AR-2000とBBE Model482

音楽ソースの主役がデジタルからアナログに代わってすでに四半世紀が過ぎ去っても、未だデジタルサウンドに特有の「棘」を感じる人も少なくないようです。そのせいか、CDが発売された当初から今まで、このいわゆるデジタル臭さを取り除くための様々なアクセサリーが考案され続けています。 10年少し前、CDプレーヤーの出力信号をトランスを介して伝達することで、アースラインに混入するデジタルノイズをカットし、音質を改善するという触れ込みで、各メーカーからマッチングトランスが発売され、一世を風靡しました。インフラノイズのAR-2000は、現代風にCDプレーヤーの出力信号を一旦光に変換することで、アースラインを通じて流れ込む不必要なデジタル高周波ノイズを遮断する音質向上アクセサリーです。 しかし、実はこの装置の遙か以前に、同様の光カップリングを「オンキョウ」が実用化していたのをご存じでしょうか?アースラインから混入するデジタルノイズの悪影響に注目した、当時のオンキョウのCDプレーヤーでは、デジタル部とアナログ部の結合を光により行うことで、アースラインから混入するデジタルノイズを遮断する技術を採用していました。しかし、その技術もCDプレーヤーの音質改善の決定版とはならなかったのか、知らない間に消えてしまいました。それから約10年近くの時を隔ててAR-2000が登場し大ヒットしているのです。 AR-2000 ANALOGUE... 続きを読む

カテゴリー: 本日のブログ | コメントする