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ホームシアターの絵を選ぶ

Q)プロジェクターやプラズマTVなどの大画面ディスプレイがないとホームシアターは楽しめませんか? いいえ、決してそんなことはありません。現在お使いのTVなどに「サラウンド・サウンドシステム」を追加するだけでも、驚くほど臨場感のある「ホームシアター」を完成させることが出来ます。 Q)プラズマTVとプロジェクターのどちらを選べばいいですか? プロジェクターは「80インチ以上の大画面を低価格で実現できる」のでホームシアターには大変便利な製品です。しかし、部屋を暗くしないと見ることができません。それに対しプラズマTVやその他の大画面TVは、部屋を暗くしなくても見られますから、より手軽に大画面を楽しめます。実際の「使い勝手」に応じてプロジェクターか大画面TVかをお選び下さい。 もし、あなたが「昼も夜も」・「一人でもみんなでも」あらゆるシーンでホームシアターをフルに楽しみたいとお考えなら、「大画面TVの前にスクリーンを取り付ける」方法がお薦めです。この方法なら「一つのサラウンドシステム=一つの場所」を大画面TVとプロジェクターで共用できますから、その場の雰囲気やご覧になる番組に応じて「両方を切り替えられる」ので便利です。 Q)プロジェクターは、昼間でも見られますか? ホームシアターに必要な「暗さは映画館と同じ」とお考え下さい。昼間でも「遮光カーテン」などを使い部屋を暗くすれば十分綺麗に見られますが、リビングなどの広い空間では「思わない場所から光が漏れてくる」事があります。プロジェクターのご購入に先立って、必ず「設置場所の光漏れチェック」を行って下さい。 どうしても「光の漏れ」が避けられない場合は、「スクリーンに光が差し込まない位置」にスクリーンを設置するなどして対処できることがあります。「映画館」をイメージして頂ければ、大体の様子はつかめると思います。 Q)プロジェクターを見るときには、部屋を真っ暗にしないといけないのですか? プロジェクターとTVとの違いは「画面の黒さ」です。プロジェクターもTVも「光が出ていないとき」が「一番黒い色の階調(表現)」なのです。明るい部屋でスイッチを切ったTVの画面を見たときには、「画面は黒く」見えますが、プロジェクターのスイッチを切っていても「スクリーンは白く」見えています。 スクリーンに光が当たって「スクリーンが白く見えるような状態」では、「黒が浮いて(黒が灰色)」しまいます。手元はある程度明るくても差し支えありませんが、スクリーンに光が当たることは極力避けてください。 どうしてもスクリーンが「真っ黒(スクリーン周辺を真っ暗)」に出来ない場合には、「スクリーン自体が灰色(グレー)」になったタイプのスクリーンを使えば、「黒浮き」をある程度緩和できるかわりに画質が若干損なわれます。 Q)スクリーンは必要ですか? 壁が平面で真っ白であれば、スクリーンがなくてもプロジェクターの映像を見ることが出来ます。しかし、高額なスクリーン(ホームシアター・ピュアマット2)などのスクリーンは、「光の反射色」を研究して作られていますので、壁や紙などに投射するときに較べて「遙かに奥行きのある綺麗な映像」をお楽しみ頂けます。良質な画像をお望みの場合、スクリーンにもしっかり予算をかけてください。 スクリーンとプロジェクターの相性についての頁を参照する。 Q)どれくらいの広さが必要ですか? 100インチスクリーンの画面は「16:9/2.2M・4:3/2.0M」です。その他のサイズは、100インチ幅の1/100「2.2㎝/2㎝」にスクリーンの大きさを掛けることで簡単に求めることが出来ます。(例/16:9の80インチなら2.2×80=176㎝) プロジェクターの投影距離距離は、スクリーンの横幅の約1.3~1.8倍程度が必要になります。(詳しくはプロジェクターのカタログをご覧下さい) 目安としては、「部屋畳を10倍すると適正なスクリーンのサイズになる」とお考え下さい。(例/8畳×10=80インチ) ただし、実際に取り付けられるスクリーンのサイズはあくまでも部屋の椅子(ソファー)やテーブルなどのレイアウト、遮光性など「設置環境」に応じて決まりますから、スクリーンの購入前に十分な検討をお忘れなく。スクリーンに関しては「大は小を兼ねる」と言うことは出来ません。大きすぎるスクリーンは「百害あって一利なし」です。 Q)どれくらいの予算が必要ですか? 無理すれば20万円程度でもホームシアターセットを揃えることが出来ますが、「安かろう悪かろう」で「すぐに飽きてしまうようなシステム」はお薦めしたくありません。プロジェクターとAVアンプ・スピーカー・DVDなどのフルセットで「30万円」あれば「ビックリするほどクォリティーの高いホームシアター」が実現可能です。 お薦めプロジェクターをみる... 続きを読む

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