Esoteric G0s を聴く

マスタークロック・ジェネレーター

G-0S

(ルビジウム搭載モデル)

発売時定価(税別) 1,200,000円

基準周波数入力 周波数 10MHz ±10ppm以内
レベル 1.4~5Vpp サイン波/矩形波
端子 BNC不平衡/75Ω
発振器出力 G-0 ±0.1ppm(出荷時)
G-0s ±0.05ppb(=±0.00005ppm)
端子出力 レベル 4.5~5Vpp 矩形波
端子 BNC不平衡/75Ω
最大外形寸法 442(W)×155(H)×351(D)mm
出力安定時間 G-0s 主電源投入時、ルビジウム発振器安定まで約10分

STANDBY時、ルビジウム発振器安定まで0秒

G-0/G-0s MASTER/FREQ MODE 切換時、出力安定まで10秒以内
消費電力 G-0 13.5W(安定時)
G-0s 75W(最大)、31W(安定時)
質量 G-0 17.8kg
G-0s 18.5kg

  • モニタースピーカー : PMC BB5
  • モニターアンプ : AIRBOW TERA Cryo Limited
  • 試聴ソフト : マライヤキャリー 9曲目
  • 比較CDプレーヤー : AIRBOW TL1X/KAI+DAC1 Cryo Limited

比較CDプレーヤーの音

  • 解像度13・表現力15
  • ナチュラルで品位を感じる音。
  • 天井が高く、高域が澄みきって抜けてゆく。声が透明で上品な艶がある。
  • ボーカルが訴える感じで伝わってくる。言葉が聞き取りやすく、高域の歪み感が少ない。
  • パーカッションは人間が叩いてるような感じで、微妙なタイミングがある。
  • 低音が深く、底知れないような深みがある。

P70+D70(ノーマル)

  • 解像度10・表現力10
  • 比較CDプレヤーと較べると、高域が丸く、アタックがとろい。切れ込みが緩い。
  • 透明度が低く、声が濁って膨らんで聞こえる。
  • 声が電子的で、低音も打ち込みのように深みがない。
  • 全体的にややドンシャリ気味。
  • 癖は少ないが、ドラマチックな感じが少ない。

G0(クリスタルモード) / T44.1 D44.1

  • 解像度11・表現力11
  • 高域の切れ込みが良くなり、音が滑らかになる。
  • 声の細やかな変化、ボーカルの細やかな変化が出る。
  • この変化だけなら50万円(G0)の価値はない。

T88.2 / D88.2 (最もお薦めなモード)

  • 解像度12 表現力12
  • 44.1に比べると透明度と音の広がりが向上。
  • 自然な感じで、音のタイミングが合ってくる。

T88.2 / D176.4

  • 解像度13 / 表現力12
  • 音がややキツイ感じ。
  • 中域が前に出る。
  • 透明度は向上している、広がりがある。

T44.1 / D176.4

  • 解像度11 ・ 表現力 12
  • 音が濁り広がりが小さくなる。
  • 不自然で、どこかアンバランスな感じ。

ルビジウム

T44.1 / D44.1(最もお薦めなモード)

  • 解像度14 ・ 表現力14
  • 自然な感じで、Dレンジも広い。
  • 空間も広く、上下前後に大きく広がる。
  • 表現が細やかでアタックもきちんとでる。
  • バランスが良くお薦めのモード。

T88.2 / D88.2

  • 解像度15 ・ 表現力11
  • やや甘い印象だが、部分的には細かく聞こえる。無理に音を広げている感じがある。
  • 低音に深さが無く、ドンシャリになる傾向がある。

T88.2 / D176.4

  • 解像度16 ・ 表現力12
  • 最も解像度が高く、静かな感じ。
  • 聞こえなかった音がいっぱい聞こえてくる。
  • エコーも長く感じられるようになる。
  • 聴きとれなかった細部の動きや表現がどんどん出てくる。

T44.1 / D176.4

  • 解像度15 ・ 表現力12
  • 上に似ているが、解像度がやや落ちる。
  • 電源ケーブルの変更は効果があるが、変化はさほど大きくない。
  • D70からクロックを送りP70をロックする。
  • 非常に自然でバランスが良い。
  • G0は不要。
  • D70のバージョンアップはお薦め。
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