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居間をコンサートホールに変えてしまおう
居間をコンサートホールに変えてしまおう ステレオの音質の善し悪しがルーム・アコースティックに左右される以上「部屋が悪い場合=部屋の音響を改善できない場合」には、「結局どんなに高価なステレオを買ったとしても宝の持ち腐れになりかねない=部屋が悪い場合には良い音でステレオを鳴らすのはあきらめるしかない」という悲観的な結論しかありませんでした。お客様に相談を受けても、部屋の状況が悪ければ「最初から自宅をコンサートホールに変えよう」という望みが完全に閉ざされてしまっていたのです。 しかし、今年になって「マルチチャンネル」に取り組んだ結果、ルーム・アコースティックの改善に「疑似5.1Ch方式(CS5.1)」が非常に有効であることを発見しました。簡単に説明すると、こういう事になります。いままでは壁からの反射音に頼っていた「ルーム・アコースティック」をスピーカーから「人工的に作りだした残響音を発生」させることで置き換えてやるのです。この方法なら、「左右で反射条件の異なる変形リビング」や「狭い部屋」でも「自在に好みのホールトーン(ルーム・アコースティック)」を作り出せるのです。 もちろんご存知のように、YAMAHAはDSPという方式で「人工的な残響音を作りだすプログラム」を開発し発売していました。また、ダイナベクターやその他のメーカーも様々な方法で「人工的に残響を作りだす方式」を提案し販売しています。 しかし現時点でそれらは、ピュア・オーディオの世界に普及していません。それはなぜでしょう?それは、「実際に使う人の立場に立って製品が十分練り上げられていない」せいだと思います。YAMAHAのDSP方式は、方法論としては正しいと思うのですが残響音の質が低かったり、残響を再現するためのスピーカーの形状や位置決め指定が曖昧であったり、肝心な煮詰めが甘く「映画の味付け」程度にしか活用されていないのが現実です。(可能性は、まだまだあるということです) The... 続きを読む