速報・・・ビデオ ワーク ステーション ビデオ キャンパス DV-7 が11月27日関西方面では初の、お披露目となりました。まだまだ現時点では、完全版では無いとの事ですが良さは理解できました。
大阪駅前第二ビル2Fのエスカレーターを上がった所正面ちょい左にショウルームは有ります。 8畳ぐらいのスペースに機材があり、たくさんの人が一度には入れませんご注意を。見学には事前に予約が必要です。
DV-7機能スペック
録画時間 | 約4時間(増設スロットでトータル約8.5時間) |
素材取り込み(キャプチャ) | DV端子/S映像/映像/音声(マイク入力・AUX/CD) |
出力:DV端子(i-LINK) | DV映像、S映像(2系統)、映像(2系統)、音声(2系統)ヘッドホン(ステレオ) |
プロジェクト数 | 複数作品の編集可能(録画時間による) |
編集トラック | タイトルトラック(2トラック)/映像トラック1(メイン映像)トラック2(インサート、合成映像)/切替効果トラック(1トラック:メイン映像切替:A映像とB映像切替)/音声トラック:ステレオ3トラック |
リアルタイム処理 | オーバーラップ/基本ワイプ/カラー効果(明るさ/コントラスト/彩度/RGBレベル) モノトーン(色設定・ネガ)/ポスタライズ/カラライズ/センターイメージ/タイトル挿入(2トラック、フェードイン、フェードアウト) /音声効果(イコライザー、リバーブ、リミッター、コンプレッサー) |
特殊効果 | 特殊ワイプ/ページターン/ピクチャーインピクチャー/ルミナンスキー/クロマキー/静止画 スローモーション/ファーストモーション/アフターイメージ/音声加工 |
タイトル作成機能 | キーボード入力(日本語入力、ローマ字入力) 文字修飾:フォント(書体選択、別売り書体で増設可)大きさ、横書き、縦書き文字本体:色(フルカラー、グラデーション、テクスチャー)、透明度エッジ(色、太さ、透明度)、影(色、角度、シフト量、ソフト幅、透明度) 文字の輪郭処理:アンチエイリアス処理 |
従来のパソコンによるノンリニア編集は、低価格でシステム構築ができますが、画質や音質・安定性や使い勝手を考えると専用システムで開発した方が有利とローランドは結論を出しDV-7の開発となりました。
VAIO(プレミア)のノンリニア処理はAVIの全計算処理のため、何をするにも確認に待ち時間(レンダリング)が発生しスピーディさにかけてしまいます。
DVラプター(ラプターエディット)の処理はミックス・タイトル・特殊処理など部分計算で上記よりは良くなっています。
DV-7の処理はミックス・タイトルもリアルタイムで処理し編集作業がとてもスムーズに行えます。一部の特殊処理は計算時間が若干発生します。
パソコンと違いOSの基本操作の習熟の必要もなくビデオ操作ができればすぐに使いこなせそうな機器になっています。(マウスの操作やタイトルの文字入力は必要)
内蔵ハードデスク60GBで録画時間は4時間。パソコンの2GBで9分で1ファイルという制約も有りません。専用増設(リムーバブル)ハードデスク60GBで更に4時間半、作品ごとや複数の人間で使う時にも役立ちます。
講師に近藤洋史氏 (ビデオサロン等でおなじみの方です)
実際にDV-7を動かしながらの紹介。操作はパソコン用モニターを見ながら、マウスをのみでほとんど出来てしまい以外と簡単、アイコン等も使いやすく配置されています。
特に実演の(音声先行編集)で、編集画面に先に音楽を貼り付けそれを再生してリズムに合わせて、IN点を登録していきその後にファイルごとに画像をはめていくだけで、簡単に音楽ビデオクリップ風の作品が完成し関心してしまいました。(パソコンでは画像を貼り付けてからでないと音声はつけれないそうで2度びっくり、さすが音楽関連メーカーだけのことはあります。)
今現在、ローランドの担当者さえここしか、さわることの出来ないDV-7を使い、自宅に戻り自分のプレミアを操作すると、あまりの作業効率の差にがっくりくるそうです。
リアルタイム・コントローラー編集時、リニア感覚でも操作ができる。オプション45000円
V-5・A-6 リニア編集機器、ローランド製品以外の機材は大阪ショウルーム・オープンのために、当店で揃えていただきました。その節はありがとうございした。
今回の感想
正直言ってノンリニア編集器はどれも基本的にどれも同じで、特殊エフェクトやソフトブランドの違いくらいでパソコンで有れば、ビデオ編集以外にも使えお得と考えていました。今更専用機に定価で48万円は高いと思って感じましたが、7年くらい前に発売されたSONYのEDITGEARシリーズ、タイトラー・コントローラー・エフェクターで定価55万円や、その当時ビデオのハイエンドマニアの人気のあった、業務用S-VHSレコーダーだけで55万円のことを思えば破格の価格で有るのも事実、業務にも十分と言うよりそういった方ほど注目(理解)されているそうです。
作動安定性を考えノンリニア編集用に高価なパソコンを専用に買うので有れば、DV-7の専用機を選ぶのが近道であるのがこのセミナーでよくわかりました。
まとめ
高画質・高音質・ノンリニア編集導入をお考えならば,DV-7です。 気に入りました、買いです。