皆様今晩は。前回に引き続きちょっと遅くまで残業しています。
なかなか仕事の切りが付かなくてずるずると・・・。
これから(まだちょっと早いですが)年末に掛けて、残業が多くなる季節ですが、お互い体には十分に注意して頑張りましょう。
さて、こんな私にとっての残業の友は、やはり「音楽」。それもAIRBOWのトップモデルで聞く最高の音楽です。一番のAIRBOWファンは、何を隠そう私自身かも知れません。
私は、自分が聞いて楽しくないもの、自分が聞いて欲しくならないものは売りたくないという大変な贅沢者です。それでやっていけるのですか?今までやってこれたので大丈夫でしょう。また、そういうわがままを通すための残業ですから、割と?楽しんでやっています。
今月忙しいのは、東京でハイエンドショウとインタナショナル、オーディショウが例年と違って日にちがずれてしまい、2度上京しないといけないこと。趣味のレーシングカートのレースが22日に迫っていて、休日はその準備をしないといけないため、必殺技の休日出勤が出来ないこと。まあ、いろんな理由がありますが、なかなか充実しています。
さて、本日はQUADのQC24Pという真空管式のフォノイコライザーアンプと少し前のメールでご紹介したPHASE TECHのトランジスター方式フォノイコライザーアンプEA-3の比較テストを行い、その結果をアップロードしました。殴り書きの文章なので、ちょっと雑かも知れませんがお許し下さいませ。また、誤字脱字を発見された場合には、メールにてご連絡いただければ、大変助かります。
https://www.ippinkan.com/QUAD_QC24P.htm
メール宛先 ippinkan@otoiawase.jp
話題がオーディオに偏っておりますが、これはプロジェクターの新製品が全部発売されていないことが大きな原因です。年内(というか今月中)に発売が期待される新製品は、SANYO LP-Z5。このモデルはLP-Z4同様、設置性が非常に高いのが特徴です。画質は定評のあるZ4を受け継ぐものと思われます。予定売価は20万円強です。そして、フルスペックハイビジョンを低価格で実現したMITSUBISHIのLVP-HC5000ですが、残念ながらというべきか、またしてもというべきか、やっぱり発売が遅れています。この調子だと、11月中頃~下旬になってしまうかも知れません。それまでに出来ること?を考えて「液晶TVの電源ケーブルを交換すると画質が良くなる」というテストを行ったのですが、残念ながらWEBに掲載できる画像では、顕著な違いがわかり辛くなってしまいました。でも、電源関係を整理する効果は抜群です。
https://www.ippinkan.com/IO-FTV-321H.htm
生産完了になっていた1万円を切る高音質・高画質4口電源タップを、今月中にもモデルチェンジしてAIRBOWから再発売できそうです。ご期待下さい。
電源の話題といえば、もう一つ嬉しい?ちょっと驚いたことがありました。昨年末にUX-1SEとCU-80SP/MU80FTを完成させてから、ラックに入れずに床の上に仮設置していたのですが(仮設置が一年とはちょっと怠慢ですみません)、もちろん高音質オーディオボードは使っていました。でも、それをきちんトラックに入れて以前に試作した電源ケーブルを繋いだところ!なんとMU80FTの音質があれほどすごい!と思っていたAMPZILLA 2000に匹敵するようになってしまったのです。たった電源ケーブル一本と、電源を取るコンセントの違いで!これは、様々な音質変化を経験してきた私にとっても、銀が金に化けてしまうような、驚くべき変化でした。スケベー心を出して、理論的に考えられる最も音の良い電源の取り方に、MU80FTとUX1-SEを変えたところ!今度は逆に、音が悪くなってしまいました。
電源の取り方には、いろんな考え方があるのですが、私が基本としているのは次の二つです。大電力を消費する機器(パワーアンプなど)と、省電力の機器(デジタルプレーヤーやプリアンプなど)を同じコンセントに繋がない。これは、電気の取り合いになると省電力機器が負けてしまい、入り口部分で音が失速してしまうからです。
もう一つは、デジタル電源(インバータ電源やクロック発信回路を中に持つもの)とアナログ電源を一緒にしないこと。しかし、今回の場合はそのいずれにも当てはまりません。
これは過去にも経験したことですが、機器の電源のインピーダンス?と電源ケーブルのインピーダンス?が整合したとき、非常にスムースに電力が供給されることがあると言うことなのです。つまり、電源ケーブルを太くしても機器が要求するよりもインピーダンス?が低ければ、音は逆に悪くなります。
つまり、機器が消費する電力や要求する電源供給のスピード(もしくはタイミング)、これを今回は「インピーダンス」と仮に呼びましたが、このタイミングが上手く一致すると、まったく障害がないかのように全ての機器にスムースに電力が供給され、今回のように驚くほど「音のヌケ、レンジ感、明瞭感、透明感、あらゆる部分」が一気に改善して、まるで錬金術のように全ての機器が「ゴールドメダル級の音」になるのです。
信じられない?これは、もう一生懸命試すしかありません。最低限、良いと思われる電源ケーブルや、電源タップ、壁コンセントなどが必要数+アルファ程度は必要ですが、グレードは何も最高水準のものでなくても大丈夫です。すべてを最高水準にするよりも「機器に対して、電源ケーブルを上手く合わせる」というのがポイントです。残念ながら、そのコツは、私にも謎なのでお伝えすることが出来ないのですが、頑張れば「結果」が伴うと言うことだけは間違いありません。エアコンが止まって電源がお月様のように綺麗になる秋の夜長に、是非チャレンジしてくださいませ。