1280×720画素のプロジェクターは、価格の下落が一段落しています。プライスリーダーの三菱LVP-HC3100でさえ、遂にモデルチェンジ後も価格は据え置き(実売は値上げ)となりました。プラズマは、たぶんこれが底値?と思うほど安くなり、高画質モデルの液晶TVの価格も落ち着いてきたようです。DVDレコーダーの価格も同様です。
どうやら、普及機~中堅機のコストダウンもそろそろ限界に達しつつあるのではないでしょうか?コストダウンが一段落すると、メーカーは「高付加価値商品」の開発に力を入れますが、これらの「高画質」「高付加価値商品」が市場に登場するのは、今年の年末が一つのピークとなりそうです。
すでに誌面などでご存じだとは思いますが、プロジェクターやTVの「高付加価値」の目玉が「1920×1080画素・フルスペック・ハイビジョン対応」モデルです。
DLPプロジェクターでは、marantzのVP11S1を皮切りにSHARPからXV-Z21000が発売され、10月末までにはOPTOMAからHD81が発売される予定です。実売価格は、OPTOMAが一番安く80万円台。SHARPは、100万円弱、marantzは100万円を越えています。これに対抗する形で?三菱からは、実売40万円前後の価格で液晶方式のフルスペック・ハイビジョンプロジェクターが発売されます。これら4機種の画質は、非常に気になります。
液晶では、37型以上のモデルから徐々にフルスペック・ハイビジョンに変わりつつあります。残念ながらDVDレコーダーは、著作権の関係でなかなかハイビジョン対応にしにくいのが現状ですが、年末にはいくつかハイビジョン対応の製品が出るかも知れません。使い勝手を考えれば、TVのリモコン一つでDVDレコーダーのすべての機能を使えれば理想なのですが、現時点ではそこまでの親和性は保てていません。使い勝手か?画質か?どちらを優先するか?大画面ディスプレイとDVDレコーダーの「接続の相性」は、要チェックです。
逸品館のホームページでは、部屋のサイズに合うプロジェクターの選択方法から画質チェック、各メーカーのDVDレコーダーの機能チェックなどを初心者の方にもわかりやすく、簡単な表やグラフにまとめています。プロジェクターやDVDレコーダーの選択に迷ったら、逸品館のホームページをご覧下さいませ。
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