逸品館メルマガ020「幸せと不幸の定義」

今日は、11月最後の日曜日です。一年が過ぎるのが本当に早く感じられるようになってきました。毎日が忙しく、想い出を作ってる暇がないからでしょうか?

少し早いですが、今年一年を振り返って想い出トップ10を考えてみましたが、その中で「仕事関係の想い出」は「社員旅行」だけでした。その他は、ほとんど家族のことであったり、趣味の活動のことであったり、プライベートなイベントのことであったり。楽しいことを中心に覚えていました。

さて世の中には、幸せそうに見える人とそうでない人がいらっしゃいます。もちろん、見かけでは判断できないのですが、人にとっての「幸せの定義」って考えたことがありますか?こんなことが書かれていたのを思えています。「幸せを感じる人は、どんな状況でも前向きに考え現状に感謝していられる」。「幸せを感じられない人は、どんな恵まれた状況でも不平不満を見つけて、時間をつまらなくする」まあ、概ねこんな内容ではなかっただろうか?と思います。つまり、自分を幸せにするのも不幸せにするのも「自分の考え方次第」であるという主張です。楽しい想い出を見いだせる=幸せ。楽しいことを忘れて苦しいことを思い出す=不幸。簡単に言うとこんな図式です。

消費を誘導する我々のような仕事では、「今お使いの製品(今の生活)の足りない部分を訴えて、新しい製品(新しいライフスタイル)をお薦めする」というのが最も的確な売り込みの方法となります。つまり、現状に満足、納得している方に「今はダメだよ」だから「こうすると良いんだよ」というのが売り込みの常套手段となります。逆説的に言うなら「幸せ」を提示するために「現状は不幸である」と訴えているのです。そうすることで消費が活発化し経済は潤い、また消費者も新しい喜びを得られるならそれはめでたしめでたしでそれで良いと思うのですが、最近のコマーシャルはちょっとやりすぎではないかと思うのです。

健康関係が特に酷いと思います。いろんな健康補助食品が発売されていますが、そのほとんどは効果がありません。もし、それらに効果があるのなら「病人の数」が顕著に減るはずですが、そのような話は聞きません。逆に、医療の現場では精密な検査を増やすことで「病人を作り出して」利益を誘導しているようにさえ思います。代表的なのが「メタボリック・シンドローム」。単なる運動不足による肥満なのですが、それ自体は病気でもないのにこんな風にハッキリ「病名らしく」呼ばれると、医者に行きたくなります。

もちろん、それで助かる命もあるのですから全部が悪いというわけではありませんが、「過剰(やりすぎ)」は良くありません。命にかかわることだけに、もっと冷静に正確にバランス良く情報を流して欲しいです。煽るだけがマスコミのあり方ではないはずです。

オーディオ、ビジュアル製品の薦め方や、付き合い方も似たところがあると思います。例えば「少しくらい気に入らないところがあっても、全体的な感じで満足する人」。「ほとんどを気に入っているのに、小さな欠点を見つけてそこからだんだん全部気に入らなくなる人」。はたして、あなたはどちらでしょうか?

AIRBOWから廉価なアクセサリーを2種類発売しました。制振効果を持つ薄い金属製のシート。安くて薄いボードですが、音質向上に大きな効果があります。

http://www.ippinkan.co.jp/airbow/product/accessory/accessory4.html

後日、さらに効果の高いMETAL-SHEET1.4を追加発売する予定です。

スピーカーケーブルの先端(スピーカー側)に音の良いケーブルを継ぎ足すと!
不思議なことにスピーカーケーブルの音が良くなるって知っていましたか?継ぎ足すための補助部品を発売します。長さの足りなくなったスピーカーケーブルの継ぎ足しにもお使いいただけます。
http://www.ippinkan.co.jp/airbow/product/accessory/accessory3.html

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