今回は、トランペットの使用箇所を詳しく説明していきます。
まず、なんと言ってもこの部分です!
「マウスピースのシャンク部分」
より振動をダイレクトに伝えることが出来、楽器との一体感を最も感じられる場所です。適量(少な過ぎても駄目です!)塗布して下さい!感じ方には個人差がありますが、人によってはマウスピースからビンビン振動が伝わってくるのがわかります。
マウスピースが一体型の楽器がある位ですから、大事なのはみんなお分かりだと思います。確か「ウイントン・マルサリス」が吹いてたような?すみませんが、この部分は、楽器を吹くたびに塗らないといけません。毎回、楽器を収納する際にどうしてもオイルが拭き取られてしまうからです。
次に試したいのが、ピストンの押し金のネジ部分です。これは、少しこつが要りますが、時計まわしにまわすと外れます。(部品の脱着には細心の注意をはらい自己責任で無理せず行って下さい。)
この部分に塗るメリットとしては振動を伝えると言うよりも、部品どうしの間で起こるノイズを軽減する事にあります。このノイズが軽減されるフィードバックループが上手くいき、より楽器がコントロールしやすくなりなります。
楽器の理想の形の一つはシンバルだと考えています。もしもシンバルがいくつかの部品で出来ていて、その一つ一つがネジ止めされていたらどうでしょうか、あのように素晴らしく響くとは考えられません。しかし管楽器の構造上一つの部品で形成することは不可能です。ですから「Nano Liquid(Rock Steady)」で理想の形に近づける事が大事なのだと思います。