今日は、朝早くからスイス・チューリッヒを経由してイタリア・ベネツィアへ飛び、バスでヴィチェンツァへ移動し市内観光です。
今回の旅行は、天候にやや恵まれずすべて曇り時々雨となっています。今日のドイツは雨、スイスも雨でした。写真はチューリッヒの空港で見かけたスイスの飛行機です。尾翼のマークが“イカして”います。
到着したイタリアは、幸いにも雨上がりでした。最初に見学したのは、ヴィチェンツァのオリンピック・シアター(Interior of the Teatro Olympico, designed by Andrea Palladio)。
この古代劇場は、“アンドレーア・パッラーディオ(Andrea Palladio)”の設計によるものですが、ヴィチェンツァには、彼の建築した美しい建物が20以上現存しているそうです。
今回は、このオリンピック・シアターともう一つの建物を見学しました。のどかな田園の中に突如として現れるまるで彫刻のように彫りが深いその建物とそれを取り巻く彫刻の美しさはまさに圧巻でした。写真は、オリンピック・シアターへ続く小道で取ったショットです。
これがシアターの内部、劇場の部分です。
木と石が見事に融合しています。今回“アンドレア・パラディオ”の建物をソナスファベルの会社訪問の前に案内されたのには大きな理由があります。
それは、もうすぐSonus faber社から、限定モデル(かっこの中は世界限定台数)の「ストラドバリ(25セット)」・「アマティー(50セット)」・「ガルネリ(100セット)」が発売されるからです。
これらの製品には、番号が刻印されたシリアルプレートが貼附されるのはもちろん、外観色がアイボリーの大 理石色に変更され、ユニット中央部の突起物も大理石で作られています。
美しいものは、にあふれています。この街を歩く時の気分は、まさにローマです!
これは、ビチェンツァにある“アンドレア・パラディオ”の建物の一つで初期に建てられたものだそうです。
彼の建築様式の基本は「シンメトリー(対称)」だということで、この建物もどの方向から見ても同じように見える立方体形状で建てられています。
写真は、正面から見たところです。この建物の色と使われている大理石がソソナスファベール社が発売する限定モデル“palladio”のモチーフとなっています。
Sonus faber社が我々のために用意してくれた宿は、ヴィチェンツァの最高級ホテル「ミケランジェリ」でした。格調高い古い建物をホテルに仕立てた宿です。
美しい自然に囲まれのどかな環境で素晴らしいのですが、インターネットの接続環境などが設備されておらず、ビジネスにはやや不向きでした。ドイツでもネットが繋がらずブログをアップロードできませんでした。気付きませんでしたが、今や日本はインターネット回線の先進国のようです。
インターネットはなくても美しい自然に囲まれ気分は最高です。彼らの暖かい気配りに大感謝です。豊かで美しい自然とそれに負けない古代からの建造物。そんな豊かな美と共にある土地柄だからこそ、Sonus faberのあの美しいスピーカーが生まれたのでしょう。