精密針圧計 ROKSAN ROK-SB1

ROKSAN ROK-SB1

レコードプレーヤーを使用するにあたって、まず最初に必ず行わなければならない調整にカートリッジの針圧調整があります。

カートリッジの適正針圧はカートリッジに付属する説明書などに書かれていますが、1.5~2.5gなどといった様にかなり大雑把な値が表記されています。この表記などから、針圧はよく10分の1g単位で調整するものだと思われているケースがしばしばです。

実際にレコードプレーヤーの音質に拘っておられる方ならご存じだと思いますが、針圧は100分の1g変えても音質が結構変化する場合があります。

自分で使っているカートリッジでは適正針圧1.5~2.5g(1.75g)と表記されており、適正針圧の幅が1gもありました。幸いメーカーは親切に(1.75g)と横に表記してくれていますが、他ではあまり見かけません。(GOLDRING MM1006GX)

実際にヒアリングを繰り返し最終的に落ち着いた針圧は1.73gでした。たかが0.02gの違いですが1.75gと1.73gは聴感で音質の違いが判別できました。これ程デリケートなカートリッジの針圧ですから、できれば少しでも音質の良い針圧に設定したいと誰もが考えるのではないでしょうか。

そんな要望に見事に応えてくれるのが、このROKSANの針圧計ROK-SB1です。

ROK-SB1はなんと1000分の1g単位での計測が可能!1000分の1gで調整しましょうとはもうしませんが、これで100分の1gの調整はバッチリ。今まで自分のプレーヤーはこういう音だと思っていたのが実はそうではなかった、なんて事もあるかもしれません。

是非お薦めの逸品です。

※但し、1000分の1gが計測出来ますので調整中に鼻息が掛かっても数値が動いてしまいますので、調整時はご注意下さい。

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