3年前に生産完了し今でも問い合わせの多い人気DLPプロジェクター PLUS-VISION PIANO(生産完了品)と最新機種で今年もっとも完成度の高いフルスペックDLPプロジェクター OPTOMA HD803を比較試聴してみました。
販売価格はどちらも同じ、数年の歳月を得て果たしてどの程度プロジェクターは進化しているのか?映画をDVDとハイビジョンソースで比較、それぞれの画像を観た結論は・・・。
(奥 HD803 手前 PIANO )
PIANOは、解像度の低いプロジェクターとは信じられない滑らかな表現、やや淡い表現ですが画のバランスがいい。これで映画を観ていると、コントラストや明るさなんかどうでも良くなってくる。細かいカタログスペックや再生ディスクがブルーレイ・DVDであるかどうかすら、気にならなくなる(実際プロジェクターの解像度が低いので差がほとんど出ない)。正直、映画を楽しむということであればPIANOで全く問題ない。これは、HD803の性能が低いと言うことではない。
HD803は、超高精細でしかも明るくそれでいて暗いシーンの表現も淡くなったりつぶれることなくしっかりと描き出される。初めてこれをご覧になったら、きっと圧倒的高画質にため息が出るはずです。
この違いを例えると、AMラジオで聴くチープな音や店でBGMで流れていた音楽にすごく聴き入ってしまった経験が誰にでもあると思います。そんな経験に似ていました。細かい部分は分からないのですが、PIANOで観ていると感性に直接訴えかけられる感じがします。
とはいえ、更に色々観るとやはり解像度の低いプロジェクターゆえ、ライブ映像や紀行番組などはPIANOでは映像がぼやけてしまいます。HD803とは比較になりません。映画もHD803で観るとDVDでもハイビジョンと見紛うばかりの高精細画像に変わります。軽く映画館を超える画質がプロジェクターで現実にできることにきっと驚かれると思います。
今選ぶなら、 OPTOMA HD803は価格・性能ともに最良の選択です。確実に進化しています。
ただ今逸品館1号館では、シアタールームにて、PIANOとHD803の比較試聴を出来るように用意をしております。
PIANOをお持ちの方だけでなく、お持ちでない方も是非お気軽にご試聴ください。映画を観る目が変わるかもしれません。