プロジェクターにホコリは大敵!

いつも通りプロジェクターで大画面を楽しんでいたら、投影画面に白くて丸いモヤのようなものに気づいたり、画素欠けのような光った点や黒い点を見つけたりすることがあります。これまでこんな投影画面ではなかったはずなのにと思うのですが、大抵の場合はプロジェクター光学部分への「ホコリ」の混入が原因です。
プロジェクターは光源のランプが高温になるため空冷ファンで冷却しています。空冷ファンは吸気、排気を行っているのでホコリを吸い込むと光学部分に付着してしまうのです。

このホコリの混入具合はプロジェクター投影中にピント(フォーカス)をずらすと確かめることができます。
フォーカスリングを左右いっぱいに動かすと投射映像はピントがぼけて映りますが、フォーカスリングを動かしていくと画面内のホコリにピントが合う箇所が見 つかります。映像に悪影響がでるようであればメーカーのサービスセンターで清掃する必要がありますから、普段からホコリの混入具合を確認していただければ と存じます。

ピントが合っている映像

ぼやけている映像左は映像にピントが合い、緑の点が丸く見えています。右は映像がぼやけますが緑の点にピントが合っています。)

ロジェクターはホコリ対策が施されていますが空冷ファンを動作させているのでまだまだ万全とはいえません。そんな中でもSANYO LP-Z2000は本体のメンテナンスホールから付属品のブロアを使ってユーザーがホコリを清掃できるようになっていますし、OPTOMA HD803は光触媒を用いた空気清浄機能を備えています。各モデルの個性ではありますが、どんなプロジェクターにも必須条件として備わってほしい機能ですね。

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