現在のレコーディングのほとんどがコンピュータによってハードディスクにデジタルで録音され、一般的にはオーディオCDとして製品化されますが、オーディオCDのフォーマットの制限の中でアナログレコードっぽい音を目指してもなかなか到達できないものです。
そこでハードディスクから再生される音を、一旦オープンリールのテープに録音し、そこからもう一度デジタルに録音し直すと、言葉では表現しにくいのですが”良い感じ”の仕上がりになります。
これはテープを通過することが一種のエフェクターとなってくれるからなのです。オープンリールのテープの値段を考えるとかなり贅沢ですが・・・。
アマチュアミュージシャンの場合こんな贅沢な事は出来ませんので、3ヘッドのカセットデッキを使い、録音した音を即ラインアウトして別のトラックに録音してみたり、MDデッキの録音入力時の独特なコンプレッサーをエフェクターとして使用、挙句MDのランダム再生機能を利用して、自分の曲をチャプターでバラバラにして、それをランダム再生することにより、同じ物は二度と出来ないある種のインプロビゼーション的な効果を狙ってみたりと、通常の使用方法にとらわれないミュージシャンの発想はとても興味深いものです。
オーディオ向けのエフェクターとも言えるのが、逸品館お薦めのこちらの商品です。
INFRANOISE(インフラノイズ)のRMS-1000(サウンドリマスター)
音を”良い感じ”にしてくれます、こちらは通常の使用方法でご使用ください。