一昔前のTVの電源ケーブルは、TV本体から直接接続されている場合がほとんどで高級なTVでも交換出来ませんでしたが、
最近は高画質モニターPIONEER 「KURO」などを中心に電源ケーブルを交換できる機種が多くなってきました。
そこで、電源ケーブルを交換することで、どの程度画質に差が出るのかを確認しました。
試聴機材:NEC LCD-2690WUXi・PIONEER BDP-LX80
付属の電源ケーブルを基準として、比較。以下実験順に並べています。
電源ケーブルを AET SIN-AC に交換した場合
情報量は多く細かいところもよく分かるのですが、画面やソースの粗探しをついしてしまいます。
電源ケーブルを AET SCR-AC に交換した場合
全体的に押し出しが強くなる印象で、はっきりとするがノイズも目立ちやすくなります。
電源ケーブルを AIRBOW CPSC-LH2 に交換した場合
・SCRやSINに比べると情報量はすくないものの、バランスが良く見やすい印象。
電源ケーブルを AIRBOW CPSC-L に交換した場合
・解像度が高い訳ではないのですが、一番滑らかで自然な奥行き表現になりました。
交換する方が効果的です。しかしその効果は、音声で使った場合とは異なる結果が出ました。
自然に映る良質なモニターに使う電源ケーブルには、情報量が多く抜けの良い傾向の電源ケーブルを使用するとコントラストが付きすぎて、画面の奥行きが損なわれ画質が荒く感じられることもあるようです。(基本的に映像向けに設計されていないからかもしれませんが)
ただし、液晶TVなどで甘い感じの映像を改善したい場合、AET SCR-ACなどを使った方が映像がしゃきっとキレイに感じることもありました。いつも観ているTVだけに変化量は思ったより大きく感じられると思います。買い換えようと思っていたTVが急によく見えてくるかもしれません。
今の画質をあきらめる前に改善できます!是非お問い合わせください。
シャープの液晶TVにも使用できる、メガネタイプの電源ケーブルもございます。効果抜群です!!