映画館の音は、米国製!?

TOHOシネマズ なんば先日、ふっと興味が湧いて逸品館近くの映画館へ行きました。
鑑賞した作品と劇場は以下の通りです。(いずれも大阪の難波(なんば)にある映画館です)

(上)TOHOシネマズ なんば(1番スクリーン) 「ランボー 最後の戦場」

(下)敷島シネポップ(1番スクリーン) 「ミスト

敷島シネポップ同じ東宝系の劇場で、場所も近いですが、劇場の規模が「TOHOシネマズ なんば」の方が大きく、上映作品も分けて上映されています。「TOHOシネマズ なんば」 は、エレクトロボイス製のスピー

カーを、「敷島シネポップ」は、JBL製のスピーカーを使用しているようでした。

以前観た大阪 梅田にある映画館では、BOSE製のスピーカーを使用しておりましたが、その印象は、伸びの少ない乾いた音質で、あまりぱっとしない印象でした。

・「TOHOシネマズ なんば」は、ダイナミックな音場でありながら、定位も良く大劇場らしい良い音質です。雰囲気も含め、こだわりを強く感じられます。
・「敷島シネポップ」は、小劇場にしてはとてもスピーカーの数が多く他のサラウンドスピーカーより小さいサイズのサラウンドバックスピーカーまで設置されていました。

「んー、これは音がバラバラになるかもしれない」と思いましたが、始まってみると特に違和感はありませんでした。吸音がきちんとしているので(やや吸われすぎぐらい)、たくさんのスピーカーを設置しても音が干渉しにくいのかもしれません。音質は、BOSEよりも良いと感じますが・・・

そういえば、各映画館のスピーカーは、BOSE・JBL・エレクトロボイスと米国製のスピーカーが占めていて「やっぱり映画の音響は、米国製かー」などと気付いて一人頷いていました。
米国と言えばドルビーノイズリダクションで有名なドルビーラボラトリーズもあります。

昔々、映画は音が無く字幕や生演奏で音楽を伴奏していました。やがてセリフと音楽を一緒に記録できるようになり、映画に音が出現。しかし、初期の頃は音は悪くノイズも多かったようです。後に、ドルビー社がドルビーノイズリダクションを開発して飛躍的に音質が向上し、映画用のサラウンドの礎を築きました。
今映画の音響技術が本当に家庭用にフィードバックされ、今やかなりの高音質が実現しており、大人数用の劇場の音質よりも5本のスピーカーで再現する家庭用サラウンド音場の方がスピーカー間の干渉が少なく質が高い音場が可能になりました。

逸品館1号館では、そんなサラウンド音場を体験できます。映画館のついでにでも、逸品館シアターへ是非お気軽にお立ち寄りくださいませ。

●最後に映画の内容について、少し感想も書いておきます。
※あくまで個人的見解です。

「ランボー 最後の戦場」

・これは、ランボーファンしか観てはいけない。見終わってもあまりストーリーは思い出せませんでした。そういう映画です。汚いのが苦手な方もおすすめできません。R-15指定です。私は、最初のメッセージ性が強いランボーが一番好きです。熱狂的なランボーファンに怒られるかもしれませんが、私もランボーファンの一人として、今回でシリーズは終わりにしてほしいと思いました。

ミスト

・こちらもR15指定です。あまり子供の内にこういう刺激はよくないかもしれないと思いつつ、子どもにこそ見せたい気もしました。
色々素直に見た方が考えるところが多くあると思う。いや、やっぱり刺激が強いかな・・・佳作です。

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