あなたのニンテンドーDSをシンセサイザーに変える！KORG DS-10

世界屈指の電子楽器メーカーのKORGの新製品 DS-10は、何とAmazon限定販売のニンテンドーDSのソフトウェアです。私はこのソフトをAmazonのおすすめ商品画面で見つけたとき ニンテンドーDSを持っていないにもかかわらず、即予約してしまいました。

DS-10と名付けられたそのソフトは、簡単に言うとシンセサイザーとリズムマシンが一体となったソフトウェアシンセで、 ニンテンドーDSのタッチぺンにより、画面上のキーボードで演奏が可能で、ツマミの操作などの直感的な操作が魅力です。また、シーケンス機能内蔵ですので、演奏したフレーズを簡単にプログラムができ、しかも複数のＤＳをリンクさせて、同時に演奏をならす事も可能ですので、これだけでテクノのライブが出来てしまいます。
DS-10という名前は、 ニンテンドーDSの名前とKORGの往年の名機のシンセサイザーのMS-10（写真真ん中）とをかけた名前で、実際に画面に出てくるシンセの形・ツマミなどはMS-10そのものです（パネル部分が立ち上がった形が、ニンテンドーDSのダブルスクリーンの状態にそっくりなのは偶然ではないはず）、さらにMS-10の機能であるパッチ機能（ケーブル差し替えによりシンセのエディットができる）も画面上に再現されていて、入門的な内容ながら、マニアも唸る本格的な一面も持ち合わせていて、まさにあっぱれな内容です。

シンセの音源は1種類で、音色も多彩とは言えませんし、シーケンスも１６ステップとシンプルなプログラムに限定されてはいますが、このシンプルな機能を工夫して何かと作るという事が、現在の複雑な機能に混乱して、結局使わない機能ばかりになってしまいがちな電子楽器と比較して、とても革新的だと思います。シンプルとはいえ、シンセのエディット・プログラム・簡単なエフェクトと、基本機能は満載ですので、初めての方もマニアの方も、さわって見るとハマってしまうこと請け合いです。
電車の中でニンテンドーDSでゲームをやっているように見えて、実は作曲しているっていうのも、なかなか知的で良いと思います！！

こちらはドンカマチックという、スピーカー一体型のリズムマシンです。KORG（京王技術研究所）最初の電子楽器で、レコーディング用語でメトロノームという意味合いの”ドンカマ”という言葉の語源となった機械です。
でっかくて格好良いです！

KORG DS-10(Amazon.co.jp限定販売)

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