フランスの総合A/Vメーカー Inovadis社から発売されたCARATシリーズのプリメインアンプ A57とCDプレーヤー C57を1号館奥にあるシアタールームに展示致しました。
展示してすぐに同じInovadis社が発売元のHigh Land Audio ORAN4305と繋いで鳴らしてみました。
CARAT A57+C57+High Land Audio ORAN4305で聴く
音を聴くまではフランス製品によくみられる穏やかで音色の良い音をイメージしていたのですが、実際に音が出だして思わず「失礼致しました。」と心の中で呟いていました。
まず、CARATという名前の通り、少し輝きを感じさせる上品さが感じられます。しかし、それが変な癖の様に聴こえないのです。
そして音色が非常に良い。微妙なニュアンスを凄くデリケートに再現しようとするのです。なのに、あっけらかんとしているというかヌケが良く、クリアーな空間表現を致します。演奏者がステージに立っている佇まいは、以前からお薦めさせて頂いている
同じくフランスのAUDIO AERO社の製品に通じるところがあり、独特の生々しさが感じられます。
CARAT A57+C57+FOCAL CHORUS826Vで聴く
1号館シアタールームにはFOCAL(フランス製)のCHORUS826Vも展示していますので、ORAN4305に続いて聴いてみました。
サイズが大きくなる分、低域にゆとりがありスケール感も増してきます。音色感も良く音楽の生命観がひしひしと伝わってきます。
High Land Audio ORAN4305との組合せはお薦めですが、予算に余裕があればFOCALも非常にお薦め出来る組合せだと思います。