通勤途中にキンモクセイの香りに気付き秋の深まりを感じる今日この頃ですが、皆様如何お過ごしでしょうか。
ところで最近よく考えるのですが、日頃当たり前になりすぎて気づかなかったことってありませんか?
毎日乗っている通勤電車、私の場合京阪電車ですが、この10月19日の新線(中之島線)の改行に併せて全車両のカラーリングを変えるそうです。
私の頭の中では京阪電車は特急が赤とオレンジ、普通が緑と黄緑とイメージが固定されているのですが、実際に一部運行されている新色車両を見ますと、今度の新色は慣れるまでに時間がかかりそうです。
また今度のカラーリングでは社章が省かれるようです。京阪電車の社章は京都市と大阪市を結ぶ路線から、両市の市章を合わせてデザインされたと物の本で読んだ事があります。結構好きなデザインだったのでちょっと寂しい感じです。
そして個人的には色以上に戸惑いを覚えそうなのが「ダイヤ改正」で従来の淀屋橋行き以外に中之島行きが増えるので、出勤時間が変わりそうなのです。
毎日決まった時間に起きて出勤している会社員にとってはこれは大きな変化です。早く慣れなくてはと考えていますが、しばらくは早めに家を出た方が無難なようです。でもそのうち当たり前になってしまうのでしょうね。
さてオーディオの世界にも変化の兆しがあるようです。
先日CDショップに立ち寄ったところ、レジ前にこんなディスクが売られていました。
これがSHM-CDだ!クラシックで聴き比べる体験サンプラー SHM-CD Sampler Classic Edition
雑誌で「SHM-CD」と言う言葉を読んだ気がするのですが、すっかり忘れていたのを思い出しました。
- ”通常のCDとは違う「液晶パネル用ポリカーボネート」を使用し、よりディスクの透明度を上げ高音質になりました。”
- ”今までのCDプレーヤーで再生可能です”
- ”通常CD盤と2枚組で1,000円”
なにやら買わねばならないような気になります。で、買ってしまいました(笑)。実際試聴してみると、確かに音の見通しが良くなっているように感じます。低音も少し豊になったかなと感じさせます。でも私が気に入ったのは、「今までのCDプレーヤーで再生可能です」というところでしょう。高音質を求める為に今までどれほどの種類の機材を導入した事か・・・・
「こんな事が出来るなら、もっと早くやってよVictorさん!!」が正直な気持ちでしょうか。
高音質・高画質は新しい規格を立ち上げるときの謳い文句ですが、今までの規格もユーザーさんが沢山おられるのですから、メーカーさんはもっと掘り下げて欲しいなあと思います。技術の世界はどんどん新しい事を追い求めるも必要なのでしょうが、時には振り返ってみても良いのではないかなと思わせるソフトでした。
さて皆さんは新しいシステムを求めますか?それとも今のシステムを見直しますか?些細な事でもお問い合わせ下さいませ。お待ち申し上げております。