よく映画画質というと、フィルムライクな滑らかな映像などと言われることが多いですが、実際薄型テレビでそれを再現するのは至難の業です。これは、スクリーンに投影する方式と直接発光する方式からして違うため、とうてい無理な話かもしれません。しかし、意外なところでそれを実現してしまったテレビがあります。まずは、画像をご覧ください。
(※手持ち撮影でやや画角が違います。)
新作の映画でもなく、ソースもDVDです。どの映像も特別高画質をうたっているわけではございません。でもとても滑らかで味わいのある映像が出ます。全くぎらぎらしたところが無くスムーズに、これはまるでスクリーンに投影している雰囲気です。
実際、この映像を確認しているときに他のスタッフがプロジェクターの映像をテストしていると勘違いしてしまうほど自然な質感が表現できています。
これらの映像を実現したのは、SHARPが開発しルーカスフィルムが監修したTHXテレビ LV-52TH1(52インチ)・LV-65TH1(65インチ)です。
AQUOSの液晶テレビでしょう?と思われるかもしれませんが私はこれは全く新しいテレビが生まれたと考えています。ブログ上では写真サイズの制約もあり簡単に撮影しているので伝わりにくいかもしれませんが、お近くの方は是非、実際にご覧ください。ご覧頂いて絶対に損はありません。画質調整も出来ますが、とにかく簡単に映画を楽しみたいという方にもおすすめです。THXモードに設定するだけで誰でも手軽に映画に浸ることができます。いや、断言します。確実に浸りきってしまいます。他のテレビを買う前に一度この画質を是非体験してください。
逸品館では、早くからこのテレビをおすすめしておりましたが受注生産で特別なチューンが施された高価なテレビゆえ誰にでもおすすめできる製品ではありませんでした。しかし、早くからこの良さを紹介していた関係で今回特別な価格での販売が可能になりました。価格は直接ホームページ上ではお伝えできませんが、私たちスタッフも驚く価格で販売できるようになりました。(お問い合わせは、こちらのページからお願いします。)
もっと待てば更に良い製品が出る?
この製品に限って言えば、もしかしたらこの画質は今回限りかもしれません。なぜなら液晶はLEDバックパネルという新技術がこれからのトレンドになっていくと思われるからです。LEDになったらもっと画質が良くなると単純に思えれば良いのですがよりプラズマと液晶の差が無くなっていくことはあってもTHXテレビが持つ柔らかい素直な画質を実現できるようになるにはどれぐらいの年月が必要か分かりません。THXテレビが持つシアターライクな雰囲気は、自己発光しない液晶パネルを透過することにより投射しているスクリーンの様な雰囲気を実現できた映像なのかもしれません。更にこのモデルに搭載されている4波長のバックライトは、非常に自然な色合いを再現できます。
私はこの液晶テレビに出会って液晶に対する見方が、正に180度変わりました。激しいコスト競争の中で技術的には可能でも犠牲になっている部分が多く液晶テレビを勘違いしているところが私自身ありました。でも、このテレビを観ると、技術的なことやそもそも液晶であるということなど忘れて、映画や映像のストーリーの中に深く浸ってしまいます。
映画だけでなく他の映像もきれいに見えます。個人的には、ほとんどのソースで常時THXモードを使用しても問題ありません。結構ビデオ映像やアニメ映像をこのテレビで観るのが好きです。是非ご来店の際は、よくご覧になる映像ソースをお持ち込みくださいませ。今までの映像に対する概念が変わります。きっとお気に入りいただけると思います。
SHARPTHXテレビLV-52TH1は、逸品館1号館シアター専用ルームでいつでもご試聴できます。是非、ご来店くださいませ。