ゲキバコ!第8回公演「職業、暗号解読者。」
11月某日、大阪の芸術創造館で、「ゲキバコ!」という劇団の役者として1時間40分ほどのお芝居をしてきました。
内容としましては、
「見てはいけないよ。」
ヤツはそう言い残し、一冊の本と私は取り残された。無言の時間が過ぎていく…。ヤツの言葉が再び頭の中を過ぎる。
「見てはいけないよ。」
…本が私を見ている。見るな、見るな、見るな、見たくなる。別のことを考えよう。
世の中には「暗号解読者」と言う職業が、確かに存在する。彼らの活躍により終結がずいぶん早まった戦争もあったようだ。しかし…。過去の彼らの偉業を知ることはできても、今の姿を見ることはできない。なぜなら、その存在が知られれば、敵にその命を狙われかねない。その業績が世に知られたら、敵は更に強力な暗号を仕掛けるに違いない。ゆえに、暗号解読者はその存在を人に知られない。もしかしたら、あなたの隣人は暗号解読者かも知れない。ヤツの言葉がまた頭のナカを過ぎる。
「ほら、見るんだよ。」
違った。でも、そう言ったとしか思えない!これは罠か?それとも何かのアンゴウなのか?世界ハ暗号ニ満チテイル。
今回の公演は、映像あり、ダンスありと大変楽しく演じてきました。
画像は照明のチェックの時のものです。音響機材や映像機材も機械やケーブルをかえたら、もっといい音、いい映像を出してくれるのにな、と思ったので逸品館をオススメしてきました。