今年の春にDream Theaterのベストアルバム「Greatest Hit & 21 Other Pretty Cool Songs」が発売されました。
レコード会社を移籍する前のワーナー時代の集大成といったところでしょうか。新たにリミックスされた曲や初収録された曲もあり充実した内容になっていると思います。ハード、ヘヴィロックバンド(プログレシッブロックバンドの方が適切かな)の勢いがなくなる中で20年近く継続して活動してくれているのがファンにとってはうれしい存在ではないでしょうか。
こういうベストアルバムを聴くと過去のアルバムもついつい聴きたくなるのですが、Dream Theaterでしたら定番の「IMAGES AND WORDS」を聴き直してしまいます。「IMAGES AND WORDS」は、’97年ごろ発売のアルバムですが聴き飽きない名盤です。複雑な曲の構成でリズム感を崩すことなくキーボードとギターの疾走感あふれるかけ合い、ボーカルと演奏の巧みなハーモニーは他に類を見ないアルバムです。フュージョンやジャズではなくロックで表現してくれたのも好感度◎でした。
アルバムだけの録音なら何でもできるかと思いますが、ライブバンドだからこその強み、ステージでも実際に演奏(合奏?)してくれるのだからもうビックリ。Dream Theaterのライブには過去に2回観に行きましたが、期待を裏切らないプロだなと関心とともに感動しました。
2000年ごろでしたら逸品館でのご試聴に女性ボーカルのソフトなどと一緒にDream Theater「IMAGES AND WORDS」を持参される方も多くいらっしゃいました。SACDやDVDオーディオなど新しいフォーマットが登場してきた時期なので、この「IMAGES AND WORDS」もSACDやDTSソフトで発売されないものかと期待する音楽ファンの声もありました。
ROCK、POPSなどを聴くのに適したスピーカーやアンプ、プレーヤーは何があるでしょうかというご質問はよくあり、モニター的なストレートな音質や響きの豊かな音質など好みによって色々なシステムが挙げられるのですが、アンプはAVアンプを選ぶのもおもしろいかもしれません。2chのステレオソースをサラウンドモードで再生してにぎやかな演奏にするのも楽しいですが、センターから出てくるボーカルだけを聴いたり逆にボーカルを聞こえにくいようにしてバックの演奏だけを聴いたりとAVアンプを使って遊べるのが結構おもしろいと思います。
高音質録音ではないけれどドリームシアターのアルバムでしたらバックがいろんな演奏をしてるのでベースラインやギターのフレーズなどがAVアンプのサラウンドモードを使って聴きやすくなります。ピュアオーディオとは呼べませんが楽しめますよ。AVアンプでしたらAIRBOWモデルが音質が良いので断然おすすめですが、予算も考慮されるのでしたらMARANTZのAVアンプがおすすめです。前回は特価品のSR8002を前回ご紹介しましたが、この12月にはSR7002も半額以下の特価になりました。また現行モデルのSR5003も大特価です。年末年始にテレビの特別番組やゲーム、音楽鑑賞の機会も増えるので、使える遊べるAVアンプを是非ご検討下さいませ。
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