皆様、こんばんは。一年があっという間に過ぎ、2008年最後のメルマガとなりました。今年一年間のお付き合い、心から御礼申し上げます。今日のメルマガでは、今年一年を簡単に振り返ってみたいと思います。
逸品館での最大のニュース、一つ目は「ブログの開設」です。ブログは12月に入って動作が不安定になり、「メインのホームページ」を巻き込んで「サーバーに過負荷を掛けた(すべてのページが閲覧しにくくなる)」ため、今月中旬は大幅メンテナンスのため10日程度、一時運用を停止していました。24日に再開しましたが、根本的な問題が解決していないため、29日に別サーバーにブログのシステムをお引っ越しするまでの期間、再びメンテナンスのため運用を停止することがあります。引っ越しが完了した30日からは、通常通りご覧頂けると思います。
https://blog.ippinkan.com/
二つ目のニュースは「ハイエンドショウトウキョウ」への出展です。春・秋と連続で出展させていただきましたが、いずれのアンケートでも「最も注目すべき出展社」に選出されました。大変ありがたいことと感じると共に、来年もそうありたいと考え、今からイベントの内容をあれこれ考えています。秋に出展した逸品館のブースでのデモンストレーションの様子は、下記ページより「You Tube」にリンクし、動画でご覧頂けます。PC用モニター付属のスピーカーですら、音の違いが分かる場面があり、またお客様のお役に立てる「あれこれ」も面白いと思います。年末年始のお休みの暇つぶしにでもご覧下さいませ。
(ブログ停止中/ページがないと表示される時には下記のページをご利用下さい)
https://www.ippinkan.com/event_news/highend_show_2008.htm
次に今年の個人的なベストアルバムをご紹介したいと思います。
CD部門では「DJ KAORI’S JMIX2」です。ノンストップのダンスミュージックに乗せて、今年最も熱い[J-POP]のナンバーが、26曲演奏されます。選曲が中々よくできていて、聞き始めると最後まで一気に聞いてしまいます。聞いているとどんどん元気が出てくるアルバムです。
DVD部門では、「真夏の大感謝祭/サザンオールスターズ」です。今年で活動開始30周年を迎えるサザンオールスターズですが、今年の8月に行われたこのライブを持って「活動を無期限停止」します。時代の区切り、彼らの活動の節目となるライブで、そのエネルギーのすべてを爆発させた彼らの凄いライブを見逃す手はありません。サザンオールスターズという、人気バンドを通じて彼らの人生、そして桑田佳祐という一人の人間の生き様や考え方まで伝わってくる、熱く価値あるアルバムです。
これらのアルバムや、過去の推薦アルバム、イベントで使用したソフトなどは、下記のページからご閲覧、ご購入頂けます。
また、本日上記のインスタントストアに「中田悟」氏録音による「リラクゼーション・自然音」のソフトを追加しました。逸品館ではすでにデラ・レーベルの「自然音」のソフトを販売しています。それもお気に入りなのですが、「中田悟」氏のCDは、音楽家としての彼がレコーダーを担いで世界を旅し「彼が地球の音楽」だと感じた「音」を収録し編集して仕上げた「作品」と呼んで差し支えない、他の企画物のリラクゼーション・ソフトとは全く異なるレベルの素晴らしいソフトです。
冬に夏の音を聞くのは少し違和感を覚えるかも知れませんが、このソフトを聞くと「自分の地球の一部なんだ!」という温かい気持ちが込み上がってきます。リラクゼーションという言葉を越えて、人間の原点に返ることが出来る素晴らしいソフトです。この内容で¥1,500/1枚は安すぎます!
最後に僭越ではございますが、今までの人生を振り返って「大切だ」、「忘れてはならない」と感じるものを3つ挙げさせて頂こうと思います。
一つ目は「お金で買えないもの」、「目に見えないもの」により大きな価値を見いだす力です。
日頃私たちはどうしても、数字や金額で「ものの価値」を計りがちです。しかし、良好な人間関係は「お金」で買うことは出来ません。真心も感動も「お金」で買うことは出来ません。むしろ「お金」の力を過信すればするほど、そういう「本当に大切なもの」を見失ってしまうことが恐ろしいと感じます。自分自身の人生を豊かにするために「見えないものの価値を見いだす力」を磨いておかなければ、忘れてはならないと思うのです。
二つ目は「人は必ず死ぬ」ということです。
生は時として不平等ですが、死は誰にでも平等に訪れます。誰もがいつか死にます。それは明日かも知れないし、もう少し先かも知れません。しかし、それは確実に訪れます。不幸にも大切な人を亡くされた方もいらっしゃると思います。私も「代わってあげたい」と感じる人を亡くした経験があります。でも、代わることが出来ません。悔しいです。だからこそ、今の大切さを痛感します。
最も大切に思うことが「生きている」を感じることです。
どう考えても、人間は「生きている」ということがすべてだと思います。今この一瞬、少し先の未来、すべてが愛おしく、これほど大切なものはありません。今を大切に生きることが出来なくて、どうして明るい未来がやって来るというのでしょう?どうして悲観しなければないのでしょう?勇気や希望、それを信じる力。楽天的だって良いじゃありませんか?いずれ土に戻る時まで「どれだけ多くの良い思い出」を作ることができるのか?それが、生きている唯一の価値だと思います。振り返ってくよくよしている場合じゃありません!
サザンオールスターズの「真夏の大感謝祭」のエンディングでも、桑田佳祐さんが「サザンオールスターズは、必ず戻ってきます!それまでみんな死なないで!」と叫んでいました。同感です!生きていると言うことを実感できる時間を過ごせることが、一番幸せだと思います。
「鼠」のように忙しなかった今年はもうすぐ終わります。来年は「牛」のように、ゆっくりと行きたいものですね!本年も残り僅か、悔いの残らない時間をお過ごし下さいませ。