賛否両論渦巻く、アニメ「ドラゴンボール」の実写版、DRAGONBALL EVOLUTIONの先行上映を観た。
ま、ずっとアニメで観ていた「ドラゴンボール」だけにやはり観ておくべきであろうと、先行上映、レイトショーに行った。
もしかしたら結構混んでいてせっかく仕事を定時に終わらせて行ったのに入れなくて無駄足になるかもしれないなーなどと思いながらチケットを買いにカウンターに向かうと、「真ん中と端どちらにされますか?」と、中段真ん中の特等席以外は空いているようだった。
あんまり混んでいないみたいだ・・・。
今回映画を観た場所は、大阪 天王寺にあるアポロシネマ8の8番シアター(183席)にて鑑賞しました。
<ご注意!>ここから、ねたバラシになりますので、これから見にいこうと思っている人は、ご注意ください。
さてさて、感想は、
- どうしてこうなったんだろうか・・・
- いま時、こんなことがあるはずがない・・・
- レイトショーで、1,200円だったからいいか・・・
などと自分への言い訳を考えていた。「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」は今考えたら良い映画だったなー、4作目だったしがんばっていたなーなどと・・・映画を観ながら更に夢想にふけっていました。
最初のカンフーの訓練シーンを観ているときは、ジャッキーチェーンいつ出てくるかなーなんて思ったが、次第に主人公の孫悟空がベスト・キッドのダニエルさんに思えてきて、ハイスクールのシーンで、コテコテの悪役が絡んできたところで、あきらかにベスト・キッドの新作に間違いないと確信しました。まさに、ベスト・キッド エボリューション。出来ればハロウィーンのシーンだともっと良かった。
始まって、前半5分で危険な香りのする映画は最近珍しいと思います。とにかく観始めてすぐに、リセットが必要です。これは、新作のSF映画です。 不思議なんですが、80分ぐらいの短い映画ですが、もっと長く感じました。2時間オーバーは間違いないと思って映画館を出たらまだこんな時間かと驚きました。展開がゆるいわけではなく、次々とアクションシーンが出て息も付かせません。そして観終わった後は、内容をほとんど覚えてなく脱力感に襲われました。
何とか思い出してみる。
確かまず、アニメAKIRAのオープニングのような爆発シーンがあって、破壊の限りを尽くした、ピッコロ大魔王って言う人が封印されたらしい。ミヤギ(注:孫悟飯)がダニエルさん(注:孫梧空)に稽古をつけて、このボールは肩身離さず持っていろといわれ、そしたら復活してきたピッコロ大魔王がピラフ一味の女の人(マイ役の方だけ出てます。田村英里子さんお久しぶりです)と一緒にドラゴンボールを探していて、ミヤギ(注:孫悟飯)が倒されて、ダニエルさん(注:孫梧空)が、遺言で聞いた亀仙人の元へ行くことに、そしてドラゴンボールを探していたブルマ(この役は合っている)と合流して、亀仙人に会う(せこいおっさんにしか見えない)。みんなでドラゴンボールを探しに行って7個集めたら出てくる神龍にピッコロ大魔王を倒してくれと願うという。
ピッコロ大魔王もドラゴンボール持っているのにどうやって出し抜いて願いを叶えるのか疑問が・・・・
どんどん話が進んでいく・・・、実はここまでにチチが登場しているのですが話の流れとはあんまり関係が無く牛魔王の娘でもないようなので割愛させていただきます。
ちんけ!?なヤムチャが登場、これはまずい、配役に何か圧力がかかったに違いない。関係者の強力なコネがあったんだろう。ヤムチャファンには悲しい実写版は見せたくない、何とか我慢してヤムチャと思い込むことにした、でも武術がまったくできない。狼牙風風拳はきっと知らないのだろう。ドラゴンボールを再び探してそこでピッコロ大魔王の手下と戦うものの、えらく手下が弱い次々と倒されて行く、なぜか集めたドラゴンボールをピッコロ大魔王の部下(ピラフ一味のはず)に奪われてしまう。でも亀仙人は、ピッコロ大魔王を封じる為に魔封波の炊飯ジャーをもらいに行くのだが、炊飯ジャーではなくやたらたいそうな入れ物で興ざめする。あとは、それほど驚く展開ではないですが、流れるようにエンディングへ進みます。
映画を観る前にここまで読んでしまった人で観にいくなら、浜崎あゆみのエンディング曲は全て聞いたほうがいいと思います。ダブルエンディングが観られます。
ふー、疲れた。その内TVでやっていたら観ようかな。アニメが無性に観たくなる。DVDセット買おうかな?