通勤途中、電車から見える石切の桜がいよいよ七分咲きになりました。すっかり春ですね~ 人生にも春が来ることを心待ちにしています、どーもよっちです!
以前からしつこいくらいに大泉洋が好き!と無駄に訴えておりますが、先日その大泉洋が所属する演劇ユニット『TEAM NACS(チームナックス)』の新作『下荒井兄弟のスプリング、ハズ、カム。』大阪公演に行って参りました~!
ナックスと言えば、北海道を活動拠点にする5人組の演劇ユニットで、お芝居では通常リーダーの森崎さんが台本をお書きになりますが、今回は大泉洋が書いた! と、いうのも大きな見所のひとつ・・・
大泉洋ファン(『洋ちゃんの子猫ちゃん』という呼称があります。mixiにコミュニティー有り。)としては、以前イベントで彼が書き下ろした『山田家の人々』というテレビドラマ・お芝居があり、そのお芝居のラストでうっかり号泣した人も少なくない中、今回のお芝居も家族をテーマにしているとあって期待は高まるばかり!
さらに今回の大阪公演直前には皆さんもご存じでしょう『情熱大陸』でナックスが取り上げられ、まさにこの『下荒井』の本を書く大泉洋が、日々ネタが浮かばず悶絶する姿が放送されたのです!
・・・その様子はこれから見るお芝居に不安を抱くには十分なほどのものでした/笑
ただ、そこはもう『水曜どうでしょう』から流れをくむ本州のナックスファン、逆に大泉洋のその状況に「期待通り!」と手をたたいて大喜びしたに違いありません。
彼が苦境に立つ姿こそ、我々子猫ちゃんが求めるものなんですね~
さて、不安と期待でいっぱいだったお芝居は・・・
まだ全国公演が続いておりますので内容は伏せますが、とにかくなんだか見終わった後にほんわかした気持ちになれる、そんな素敵なお芝居でした!
ナックスの5人それぞれが一番ハマる感じの役どころで、特に音尾さん演じるチンピラの「ああ~、いるよねこういう人~」っぷりったらない! 不自然なくらい自然にチンピラ!
安田さんの変態っぷりも突き抜けて、なんだかもうNHKの連ドラに出演してた人だとは到底思えないような天才的な変態加減が、劇場を観劇中にはあり得ない爆笑の渦に巻き込んでいました。
彼らのお芝居はそんな感じの笑いはもちろん、しっかり泣けるところもあって、「これはエンターテイメントだな!」と思える見ごたえも魅力のひとつだと思います。
過去にも、新撰組をメインに幕末の動乱をタイムトラベルした現代人から見たお芝居『LOOSER 失い続けてしまうアルバム』や、クラッシックファンなら誰もが知っているモーツァルトの本当の姿、聴覚を失ったベートーベンの苦悩などを題材に有名な指揮者の半生をこれもちょっと変わった視点から見たお芝居『TEAM-NACS COMPOSER ~響き続ける旋律の調べ 』など、オススメのお芝居はたくさんあります!
是非一度ご覧になってみて下さい!
ところで、今回の公演は大阪城ホールのお向かい『シアターBRAVA!』だったのですが、なんと当日は大阪城ホールでドリカムがライブ中。局地的に北海道祭みたいな状態でした♪(ドリカムも北海道出身です!)