今回は、AIRBOWファン待望のCECカスタマイズの新製品、CD3800/SPECIALとAMP3800/SPECIALを試聴しましたので、その魅力をお伝えしたいと思います。
その前にCECのCD3800・AMP3800ですが、スペックとして特筆なのはCD3800が専用プレーヤーとしての機能に加えて、USB/TOS/S.PDIF/AES.EBUの4系統のデジタル入力を備えているという点です。パソコン、DVD、TV、CATVチューナ－、HDDレコーダーなどのデジタル出力を持つ機器と接続してD/Aコンバーターとして利用すると、さまざまな機器を高音質で楽しむことが出来ます。
ではカスタマイズしていないオリジナルのCD3800・AMP3800の音ですが、ふわっと柔らかく、非常に優しい音色です。オリジナルのままでもかなり良い雰囲気で聴かせてくれますが、悪い点を上げると、視界が少しぼやけていて、定位感が損なわれて芯がないように聴こえてしまいます。しかし「そういうところもCD3800・AMP3800の音だからしょうがないか。。」と妥協してしまうことも可能かもしれません。実際CD3800・AMP3800は、そのデメリットも音の一部として魅力的に聴かせているところがある、と感じてしまう程完成度は非常に高いと思ったからです。
私は一号館店頭でよくCD3800・AMP3800のセットをお気に入りとしていろいろなスピーカーを鳴らしていたのですが、しばらくしてAIRBOWのチューンナップされたCD3800/SPECIALとAMP3800/SPECIALが一号館店頭に到着し、早速試聴すると「視界が全然違う！！でもオリジナルの雰囲気はそのまま・・！！・・凄すぎる！！」と度肝を抜かれました。
妥協していた、ぼやけた視界はクリアーに、かといってハッキリ・クッキリ写し出すのではなく、あくまで印象的に聴かせる描写でふわっと優しく、芯があり定位感はビシッと決まりながら、オリジナルよりもさらに厚みのある低域の包容力で暖かく包み込んでくれます。CD3800/SPECIALをD/Aコンバーターとして使用した場合も、オリジナルと比べて上記の変化があり、音質がアップし、豊潤な音色がプラスされており、他のD/Aコンバーターとはひと味違う魅力に溢れた音作りとなっています。
IRBOWのCD5003/LC3・PM5003/LC3の高解像度でワイドレンジ、エネルギッシュでクリアーな音色とは正反対の音で、ずっと聴いていても疲れない癒し系のサウンドです。現在一号館店頭に展示中ですので、お時間がありましたらぜひご来店・ご試聴ください。
ご注文は下記リンク先からお願いいたします。
- AIRBOW CD3800/SPECIAL
- AIRBOW AMP3800/SPECIAL