日に日に寒さも増し、街中でクリスマスソングが聞こえてくる季節になりましたね!
どうも、クリスマスはケーキだけが楽しみなゆいです。
今回も映画を観て参りましたので、そちらご紹介をしたいと思います♪
今回観てきたのは、テレビで放送されていたアニメ「東のエデン」の劇場版として、11月28日から公開されている
『東のエデン 劇場版ⅠThe King of Eden』
です。
この「東のエデン」というアニメは、「新世紀エヴァンゲリオン」「マクロスF」と並んで私が最も好きなアニメのひとつなのです。
この国の“空気”に戦いを挑んだひとりの男の子と、彼を見守った女の子のたった11日間の物語。
というコピーが掲げられたこのアニメは、原作・脚本・監督を「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「精霊の守り人」の神山健治氏が、キャラクター原案を「ハチミツとクローバー」「3月のライオン」の羽海野チカ氏が手がけるオリジナルアニメです。
過去の記憶をなくした青年“滝沢 朗(たきざわ あきら)”と、就職を直前に控え卒業旅行でアメリカを訪れていた女子大生“森美 咲(もりみ さき)”が、ホワイトハウスの前で出会うところから物語がスタートします。
毎週放送される1話1話が1日として描かれ、全11回=11日間の物語として放送されていました。
物語の核となるのが、“ノブレス携帯”と呼ばれる100億円の電子マネーがチャージされた携帯電話を“Mr. OUTSIDE”を名乗る謎の人物に渡された12人が、“セレソン”と呼ばれるプレイヤーとして強制的に参加させられる“ゲーム”です。
ゲームの主催者であるMr. OUTSIDEによって選ばれた12人のセレソンは、ノブレス携帯にチャージされた100億円を使い、この国(日本)を救わなければなりません。
ノブレス携帯には100億円の他に、“ジュイス”というコンシェルジュが一人一人ついていて、彼女がセレソンの申請を受理し、それを実現するためにかかる費用がその100億円から引き落とされていきます。
もし、この国を救うことが出来ずに100億円を使い切ってしまった場合、そのセレソンはサポーターと呼ばれる存在に殺されてしまいます。
また、誰か一人がこの国を救いゲームを“あがる”と、他のセレソンはサポーターに消されてしまうのです。
“滝沢 朗”もこのゲームのプレイヤーの一人。ナンバーⅨ(ナイン)のセレソンです。
しかし、彼は記憶をなくし自分がセレソンであることはおろか、自分が誰なのかさえ覚えていません。
そんな滝沢とひょんなきっかけで出会った“森美 咲”は、アメリカから帰国する際の滝沢の行動力や、他人に壁を作らせない独特な雰囲気と人柄に惹かれていきます。
この咲と滝沢の繋がりをきっかけに、咲の所属するサークル「東のエデン」の仲間達も滝沢と関わっていくことに・・・・・・。
東のエデン(サークル)のすごいところは、「東のエデン」という携帯サイトを確立させたことです。
この東のエデンサイトは携帯カメラですべての事象を読み取って、ネット上に無数にアーカイブされた画像から該当する画像を探し出す新しい画像検索エンジン・・・・・・とアニメの中で説明されています。
更に“レイヤー”と呼ばれる機能も実装し、画像に書き込みをペロッと貼り付けられるのです。
・・・・・・簡単にいうと、iPhoneの“セカイカメラ”みたいな感じ。
セカイカメラと違い、人物や動物など様々な物が検索の対象となり、書き込みを貼り付けられるのが東のエデンサイトです。
この高度な検索エンジンとレイヤー機能を実装した東のエデンサイトを足掛かりに、東のエデンの起業を計画しているサークルの参謀“平澤 一臣(ひらさわ かずおみ)”の話を咲から聞いた滝沢は、起業計画を資金提供という形で手伝うと申し出ます。
しかし、高校生時代から咲に片想いを続ける“大杉 智(おおすぎ さとし)”を始め、用心深い平澤も滝沢の記憶がないこと、素性がわからないことを警戒します。
テレビ放送版では“迂闊な月曜日”と呼ばれる2010年11月22日(月)に日本の主要都市に10発のミサイルが落ちた事件や、2万人のニートが失踪したという事件が物語に深く関わってくるのですが、大杉が東のエデンサイトに滝沢の画像をアップしたことをきっかけに、滝沢は犯罪者なんじゃないか?この二つの事件に滝沢が関わっているのでは?あるいは滝沢が犯人なのでは?という疑念を抱き始めます。
そんな中、咲はひとり、滝沢とセレソンの関係に勘づき真相を突きとめようとします。
滝沢もまた、なくした記憶とともに自分が何者なのかを他のセレソンに接触する事で突きとめようとします。
そして、物語が進むにつれ二つの事件と滝沢の関係、セレソンの関係、滝沢が何故記憶をなくしたのかが明らかになっていきます。
滝沢の記憶は、ある理由によって滝沢が自ら消したという事がわかります。
第一話の放送を観た時は、ホワイトハウスの前に全裸で現れた滝沢に驚き、「なんちゅーアニメや?!」と思ったのですが、観ているうちに物語に引き込まれていきました。
クライマックスが近づくにつれて展開も早くなり、先が読めないので気になって気になって仕方なくなっていました!
テレビ放送は60発のミサイルを滝沢がノブレス携帯を使って打ち落とし(迎撃し)、ミサイル攻撃から日本を守ったところで終わっています。
全てのミサイルを打ち落とした後、爆風によって飛ばされ意識を失った咲を抱きかかえながら、滝沢はジュイスにこう告げます。
「俺をこの国の王様にしてくんない?」
そして、再び自らの記憶を消し、ノブレス携帯を咲の元に残したまま姿を消してしまいました。
今回公開された劇場版は、このミサイル事件の半年後の物語になります。
多くの重荷をその背中に背負い、「咲、信じてくれてありがとう。俺はずっと、君と旅した場所にいます」という咲宛のボイスメッセージだけノブレス携帯に残して姿を消した滝沢を、咲はひとり捜し続けます。
その間、日本は“自殺を試みた国”として国際的な地位が暴落。
迂闊な月曜日を含めた2度のミサイル攻撃を防げなかったとして、当時の内閣は総辞職。
日本の立て直しに立ち上がった新たな総理大臣が激務の中危篤となった後に死去するなど、日本はかなり不安定な情勢に陥ります。
そんな中、滝沢がN.Yにいるという情報を得た咲は再び単身N.Yへ。
滝沢以外のセレソンによる妨害に合い、トラブルに巻き込まれた咲はパスポートと滝沢のノブレス携帯をなくしてしまいます。
しかし、テレビ放送の中で二人が撮影した一枚の写メをきっかけに、滝沢と再会を果たしました。
滝沢の機転によってパスポートとノブレス携帯を取り戻した咲は、再び記憶をなくしている滝沢に、自分の知っていることを全て話します。
そこから劇場版の物語が大きく動き始めるのです!
他のセレソンの妨害に合いながらも、咲とともに行動することで幼かった頃の記憶を取り戻していく滝沢。
白鳥・D・黒羽の再登場など、物語は急展開!!
まさに“手に汗握る”といった感じです!
「俺、日本に帰国するよ」
と、決意を固めた滝沢は咲とともに日本へ。
そして物語は2010年3月公開予定の
『東のエデン 劇場版Ⅱ Paradise Lost』
に続きます。
今回観たこの映画は、本当に面白い!
「東のエデン」はテレビ放送の時もそうでしたが、全く先が読めないんです。
もう3月の公開が待ち遠しすぎる!!!
その前に、今回の分、あと2~3回は観たいなーと思っています。
それぐらい面白いんですよー!!みなさんも是非、観てみて下さい!
この映画はテレビ放送の続きになりますので、劇場版を観る前の予習は必須になりますけどね。
テレビ放送されていた分はDVD、ブルーレイディスクで発売されておりますので、ホームシアター等でテレビ放送版を観て予習した後、映画館に劇場版を観に行くのもいいですね♪
原作・脚本・監督の神山健治氏が書かれた「小説 東のエデン」でも予習出来ます。
放送された中にはないストーリーが組み込まれていたりして、既にアニメを観た方でもまだまだ楽しめる小説でしたよ!
なんだか私、ゲームとアニメの話しかしてませんね(^_^;)
これからもこんな私をどうぞ宜しくお願いいたします!w