エソテリックから斬新で新鮮な、一体型ミュージック・システム、RZ-1が新発売されました！！
★中谷が良いと思った点は４つ！！
- SACDに対応！（これ、高級なオールインワンでは初めてではないでしょうか？）
- フォノ入力（MMのみ）にも対応！（これも最近では貴重です！！）
- DAC搭載（光/同軸/USB）でデジタル放送のTVやBDプレーヤー、パソコンとも気軽に繋げる！
- スロットイン式でトレイの振動による悪影響がない！
まさに画期的なオールインワンの登場です！
また、惜しいと思った点は１点だけですが、「ヘッドフォン出力端子がない」というのはオールインワンにしては痛いところかなと思います。。
ではRZ-1の音質についてのレビューですが、音質は外観からは想像できない、繊細かつ暖かみのある柔らかい音色で、これ一台で完結してしまっても良いと思える音質と音色に仕上がっています。
ただし！！付属の電源ケーブルのままでは正直、完結とは言い難い音質です。なので今回はこの付属の電源ケーブルを、AIRBOWお薦めの３つの電源ケーブルで比較試聴してみました！！試聴に使用したスピーカーはVIENNA ACOUSTIC T3G-Bです。
AIRBOW KDK-OFC
4,900円
いきなり音質が１．５倍になりました！！こんなに変化があるとは思っていませんでしたが、KDK-OFCの時点で既に完結出来る音質で、T3G-Bを軽快に鳴らし切っています！！RZ-1は第一印象では「厚みはあるが、全体的に少し曖昧な表現だな」と少し悪い印象だったのが全然そんな事はありません！！付属の電源ケーブルでRZ-1の音質と音色の魅力を判断してはいけないと思いました。
AIRBOW CPSC-L/1.25m
12,000円
音に深みが出て、落ち着きのある上品な音に変化しました。音質的には向上しましたが、試聴に使用したポップスには、KDK-OFCの方が明るくイキイキとしたサウンドで聴かせてくれたので、楽曲により電源ケーブルを選択すると面白いと思いました。
AIRBOW CPSC-LH2
18,000円
CPSC-Lでは描ききれなかった細かい所までしっかりと表現してくれます。低域も程良く締まり、全体的に完璧なバランスになるケーブルだと思います。
まとめ
結果、RZ-1は電源ケーブル一発で大きく変化し、電源ケーブルの変更だけで大きな音色の違いを創り出すことができるという事が解りました。また、ジャンルによってはKDK-OFCが一番楽しく聴けたという事もあり、RZ-1の場合今までの概念は簡単に通用しないかも知れません。
RZ-1はRCAケーブルやデジタルケーブルが必要なく、根本的に変わるのは電源ケーブル１本だけなので、その変化の度合いがとても大きいと感じました。
現在RZ-1は１号館店頭で試聴していただけますので、お気に入りのCDをご持参の上、お気軽にご来店下さい。
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