日々寒さが増し、先日大阪でも粉雪が舞っておりました！
もう布団から出たくない･･････どうも、ゆいです。
今日は、今最も熱い(個人的に)コミック＆アニメをご紹介したいと思います！
それは･･････
「パスターーーーーーーーー!!!!!!!!」
･･････あ、間違えた。
『ヘタリア Axis Powers』です！！！
作者である日丸屋秀和氏がネット上で連載を始めたのをきっかけに、今では書籍化・アニメ化され、さらには映画化も決定している(2010年初夏全国ロードショー！)大人気“国擬人化歴史コメディ”です！
そう、国を擬人化してるんです！！
それもただ想像だけでキャラクターが作られているのではなく、国固有の風俗、風潮、気風、風土等をそのまま人型に模しているのです。
ストーリーも世界の史実をギャグにアレンジされているものが多く、「この事件そんな面白い解釈出来るんか！」と驚かされます。
史実からはそれた話でも、その国の国民性(というか特徴というか)がうまいこと表現されていて、世界各国が本当にうまいこと一人一人のキャラクターとして確立されているので、今までなんの興味もなかった国が可愛く思えたりかっこよく思えたり、愛着が湧いてしまうんですよねｗ
イタリアのヘタレ具合（元々「ヘタリア」という言葉が「２ちゃんねる」の軍事板で「ヘタレなイタリア(軍)」の意味で使われてただけあって、イタリアのヘタレ具合はハンパないですｗ）とか、ドイツの面倒見の良さとか、イギリスが妖精や魔法・呪いを信じきってるとことか、オーストリアが怒りをピアノで表現しちゃったりとか･･････。
日本は、「あ～日本人ってそうよね」と納得してしまったりｗｗｗｗｗ
メインは「Axis Powers(枢軸国)」の名の通り、「イタリア」「ドイツ」「日本」となっていますが、「連合国」と呼ばれる「イギリス」「アメリカ」「中国」「フランス」「ロシア」を中心としたお話も多くあり、国と国との関係性も仲が悪くて顔を合わせる度に口喧嘩してるとか、めっちゃ仲良くて兄弟みたいやったり親分子分やったりします。
昔の支配してた・されてたやとか、独立する・せーへんとかも普通に学校で世界史を勉強してるだけやと覚えられへんかったことが、一対一の人と人で物語になるとすんなり覚えられちゃうんですね。
独立する！って話は結構泣けたりもしますし。
世界史が面白おかしく、時には切なく描かれているこのマンガを読んで、学生の頃は大っっっっっっっっっっ嫌いやった世界史にちょっと･･････いや、かなり興味が湧きました！
実は今、オーストリアの歴史を勉強中なんです。
『ヘタリア』の中でオーストリアさんが一番好きなのでｗｗ
調べていくうちにスイスとの関係や、プロイセンとのオーストリア継承戦争・七年戦争、スペイン・イタリアとの関係などなど、ヘタリア的視点で見ていくと面白くて仕方がありません！
今の学生さんはいいですね～世界史をこんなに楽しく勉強出来るなんて！羨ましい！！
なんで後5年遅く生まれてこーへんかったんやろ！
この『ヘタリア』、書籍やアニメだけでなく、ドラマCDやキャラクターソングが続々と発売されているのですが、このキャラクターソングがまたうまいこと国を表してる歌詞なんです！
これも面白い。
それぞれのキャラクターを担当されてる声優さんが素敵な方たちばっかりで、キャラクターソングだけでも笑ったり和んだり出来るんです。
さらにドラマCDとなると「ブフッ」って吹き出してしまうこと必至！ｗ
電車の中では絶対聴けません。聴いちゃいけませんｗｗ
なんやかんやで『ヘタリア』について書きましたが、このマンガ読んで一番強く感じること、それは「世界平和」です。
様々なキャラクター(国)が仲良く会議したり訓練したり遭難したりする話が多くある分、戦争の話になると余計悲しくなるんですよね。
実際のこの世界が『ヘタリア』のキャラクターのようにみんな仲良しやったらええな。
アニメの主題歌である「まるかいて地球」という曲の歌詞にも「平和がええわ～」「平和が一番」とあるように、やっぱりみんな仲良く、平和が一番なんですよね。
私は『ヘタリア』に出会って、世界の歴史、世界の戦争の歴史、現在の世界に目を向けるきっかけをもらいました。
『ヘタリア』に出会ってなかったらきっと歴史に興味を持つこともなかったし、興味を持つどころか嫌いなまんまやったやろうし、世界平和をこんなにも強く願うこともなかったと思います。
にこやかに騒いでる『ヘタリア』のキャラクターたちのように、世界の国々がみんな笑って手を取り合える世界にしたいですね。
『ヘタリア』は若い子から大人まで、幅広く楽しめるマンガだと思いますので、皆様も是非ご一読下さいませ☆☆