時代は、LED!?
最近は、LED方式のバックライトを搭載した液晶モニターが各社から登場しています。
LED方式は、赤・緑・青など原色の再現性は良く黒も蛍光管タイプの従来のモデルに比べ、より黒く表現されます。
これで均一に明るくコントラストが向上し残像感も少なくなって画質もアップ!のはず、
でしたが、どうも違うような・・・
逸品館では過去にpioneer KURO、SHARP THXテレビをご紹介し販売してきました。プラズマ方式と蛍光管バックライトの液晶方式と違いはあるもののそれぞれの方式で頂点を目指した素晴らしいテレビでした。
今のLEDバックライト方式では、その表現力の域には達していないようです。
はっきりときれいな感じなのに奥行きが浅く平面的な感じやうるさいギラギラとした画像になりがちです。今のところは良く出来た蛍光管タイプのバックライトの表現力にはまだ追いついていないように感じています。
蛍光管バックライトの高級機種、SHARPのRシリーズはパネルの明るさを落とし
調整すれば蛍光管方式の諧調表現豊かな雰囲気も得られました。
SHARP LC-52RX5-B 2010年3月現在、在庫限り処分特価販売中 完売しました。
そんな中、VICTORはLEDのバックライトではなく蛍光管タイプの高級液晶モニターを発売しています。
非常に自然な色調で映像に奥行きがでます。(逸品館では照明をコントロールできる部屋で本当の画質をごらんいただけます。)
VICTOR LT-42WX70の画質をチェックしてみる
◆ブルーレイデモディスクより
落ち着いた感じで雰囲気が良く出ます。
◆地上デジタル放送 F1中継より
F1の中継はそれほどきれいではないですが、動き回るカメラやF1マシンに対して破綻が少なくきっちり表現されています。
◆ブルーレイデモディスクより
実際はもっときれいです。
カメラで写せず申し訳ございません。グラデーションがとてもきれいです。
このモニターの非凡な性能が分かります。
◆DVD DTSデモソフトより
DVDでもアップになれば、ブルーレイとの差は少なくなります。
個人的に質感が好きな場面です。妙にリアルに見え吸い込まれる魅力があります。
とてもいいモニターなのですが、欠点もあります。
かなり細かい文字が並んでいます。
カメラが横に動くと・・・
細かい文字の周りに白い擬似輪郭、リンギングノイズが発生します。
しかし、縦にカメラがスクロールすると・・・
全く発生しません。実際肉眼で見ると非常にきれいです。
縦の動きでこれだけきれいになるのであれば、横の動きも何とかして欲しいと思います。
実際上はそれほど感じる場面はないと思いますが、表現力の高いモニターであるからこそ、 よりそういうところが気になります。
上記の欠点も踏まえたうえで、是非ご購入いただきたい。
自然な表現が画質を強く求める方・納得できる薄型テレビがないとお嘆きの方に是非おすすめします。
ビクターがこの時代に派手な技術に走らず、きちんと生産管理し製品1台ごとにきちんと調整し実現した職人技のモニターです。
ご自宅で使ってその自然な画質に引き込まれると思います。
時代の流れで、メリハリの強いLEDや不自然な4倍速処理になってしまう前に是非購入をおすすめします。
ただ今、決算特価で特別価格でご提供中です。
VICTOR LT-42WX70のご購入は、こちらから 完売しました。
視聴は、逸品館 1号館シアタールームでいつでもご覧いただけます。是非ともご来店くださいませ。