フルスペックでしかも動画性能がとても優秀な反射型素子のDLPを使ったプロジェクターなんて高いと思っていませんか？
MITSUBISHI LVP-HC3800は、フルスペックの解像度（1920×1080）でDLP。
価格も低価格なプロジェクターで人気のモデルです。
NEC HT1000のシリーズ（以下 ＨＴ1100ＪＫ）やPLUS-VISION PIANOシリーズを
お使いの方は新しいプロジェクターの登場が気になっていると思います。
走査線の見えない滑らかな画像を手に入れてみませんか。
今回は、NECのＨＴ1100ＪＫをお使いの方が、スムーズにMITSUBISHI LVP-HC3800に乗り換えることができるのか？比較してみました。
ＨＴ1100JK（左） ／ LVP-HC3800（右）
奥行きはやや短いぐらいで設置はしやすいと思います。
LVP-HC3800は、向かって右側から左側に排気しているので、 空気の通り道を確保するため特に左側の空間は大きく開ける必要があります。
LVP-HC3800は、限定商品として白い色のモデルも発売されたため、 リビングでも違和感なく設置できます。
本体の大きさはそれほど変わりませんので、投影距離を確認しましょう。
NEC ＨＴ1100JK<投射距離表（NECホームページより転載）
スクリーンポジションでの移動可能範囲
Ｈはスクリーン下端からレンズセンターまでの高さです。
16：9
| スクリーンサイズ（型） | 投写距離Ｌ（ｍ） | 寸法Ｈ（cm） | スクリーンポジションでの 移動可能寸法（cm） |
|
| ワイド時 | テレ時 | |||
| 30 | 0.99 | 1.21 | 16.1 |
±6.2 |
| 40 | 1.34 | 1.62 | 21.5 | ±8.3 |
| 60 | 2.03 | 2.45 | 32.2 | ±12.5 |
| 80 | 2.72 | 3.29 | 43.0 | ±16.6 |
| 100 | 3.41 | 4.12 | 53.7 | ±20.8 |
| 120 | 4.10 | 4.95 | 64.5 | ±24.9 |
| 150 | 5.13 | 6.20 | 80.6 | ±31.1 |
| 180 | 6.17 | 7.45 | 96.8 | ±37.4 |
| 200 | 6.86 | 8.28 | 107.6 | ±41.5 |
| 投写角 | 18.8° | 15.9° | ||
MITSUBISHI LVP-HC3800の投影距離は下記ページをごらんください。
LVP-HC3800投影距離表
LVP-HC3800で100インチを投影する場合、3.1mから4.6mの投射距離が必要です。
ＨＴ1100JKは、3.41mから4.12mです。
つまりＨＴ1100ＪＫを設置している場所と同じ場所にLVP-HC3800を置き換えても距離的には全く問題なく投影ができます。
注意点は、プロジェクターのレンズ位置から実際に映像が始まる位置はプロジェクターを天吊りにするのを考慮し少しずらしてあるのですが、その値は
- ＨＴ1100ＪＫ 53.7cm（100インチの場合）
- LVP-HC3800 42cm（100インチの場合）
10cm程度違うため天井から投影している場合
LVP-HC3800に変更するとスクリーンの位置が少し上がってしまいます。
それを避けるにはプロジェクターの位置を下げるか本体を傾けることで回避することが可能です。
棚置き設置をされている場合
本体の傾きを調整したり棚の位置を替えるだけで設置できるので、簡単に置き換えることができます。
※ＨＴ1100JKに搭載されているスク リーンポジション機能をご使用されている場合は最大30cm程度スクリーン位置が上がります（天吊り時）。
映像ケーブルの接続も、LVP-HC3800にはＨＴ1100JKと同じコンポーネント入力対応になっており、HDMIケーブルで接続しなくてもコンポーネントケーブルで地上デジタル放送などのハイビジョン画像を目障りな走査線が見えない滑らかな画質でごらんいただけます。
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次回は、PLUS-VISONのPIANOシリーズと比較をお送りします。