SACDまで再生できるBDプレーヤーが、「ケンブリッジオーディオ」から登場です。
「ケンブリッジオーディオ」は、1968 年英国 ロンドンにて創業の世界でも有数な老舗オーディオブランドで、BDユニバーサルプレーヤー用に高い技術力でオリジナルのメカニズムを開発。そのメカニズムを搭載したBDプレーヤーは、読み取り動作が早く、非常に安定した動きが印象的です。
今回は、手元にあったBDレコーダー panasonic DMR-BW930と比較しながら、映像のテスト等レポートお送りします。
※音のテストレポートはこちらのページをご覧くださいませ。
Cambridge Audio Azur 650BD テストレポート
どことなくユニバーサルプレーヤーの名機、「marantz DV8300」「marantz DV8400」を思わせる外観です。しっかりとしたパネルで、音質・画質だけでなく所有欲も満たしてくれそうです。
充実した端子群。USB端子は、USBメモリー用です。
すっきりとした底面です。しっかりとした脚がついています。脚は取り替えることはできません。ネジの処理にこだわりを感じます。
それでは、画質をチェックしてみます。
比較用に手元にあった panasonic DMR-BW930を使用しました。
まずはBDの画像から、 panasonic DMR-BW930の画像です。
次にCambridge Audio Azur 650BDの映像です。
Cambridge Audio Azur 650BDの、はっきりとした画質が印象的です。
BDレコーダーの画像は、比較するとややくすんで感じます。
黒の諧調も出て元気で力強い画質です。BDレコーダーで見えないところが、しっかりと表現されます。女性の髪の毛や肌合いがとても健康的に観えます。
このクラスの専用機ならではの表現力です。
ずっとレコーダーで観ていてこの画質を観るときっと驚かれると思います。
Cambridge Audio Azur 650BDで、DVDを再生しました。
DVDでは、ノイズは増えますが、エラーも少なく充分クラス以上の画質です。色乗りもよく、観やすい映像です。
まとめ
音の方のテストレポートでも書きましたが、動作が早く全てのディスクできびきび動きます。
今までBDプレーヤーのテストは、待ち時間にイライラさせられることが多かったのですが、全くといっていいほどストレスを感じませんでした。
薄型で、ラックのスペースが厳しいところでも発熱も少なく排気ファンも搭載していないので、分厚くて設置をあきらめていた人もこれでクオリティの高いプレーヤーを設置できます。
写真上 AIRBOW NR1501/Special
レジューム再生(つづき再生)も、今まで発売していたプレーヤーに比べディスクの頭に戻されることなくしっかりと働いていました。
使いやすく隙の無いプレーヤー、価格も質の割りに手ごろでおすすめです。
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ワンポイントアドバイス
Cambridge Audio Azur 650BDは、多機能なプレーヤーながら動作も安定していますが、長く使用していますと動作がおかしくなる時もございます。
そんな時でも、付属のディスクをトレイにセットし閉めると、ほんの数秒(3~4秒)でトレイが開いて機器のリセットが完了します。
動作がおかしいなと感じたら、お試してください。
C P R M (Content Protection for Recordable Media )の対応についてのご注意
輸入代理店よりCPRMの対応について注意があります。
BD-RやBD-RE等にコピーした地デジ放送やBSデジタル等の録画ファイルは、メーカーの機器や録画モードにより再生出来ない事があります。
また「コピー・ワンス(1世代だけ録画可能)」の番組を録画するときに使用されるコピー制御方式のCPRMで録画された番組は、本機は対応しませんのでご注意ください。