逸品館メルマガ196「震災お見舞い申し上げます 」

昨日、三陸沖でおきた大地震により大きな被害が発生しました。皆様がご無事でおられることを心よりお祈りいたします。

震度3だった大阪でも、3号館では1分以上も船で揺られているような大きな揺れが続き、阪神大震災以降地震がトラウマになっていることもあって、かなり怖い思いをしました。

地震発生直後から流されていた津波のニュースはまるで映画のようで、TVの画面からはよもや津波と一緒に人が流されているとは思い浮かばなかった自分を恥ずかしく思います。時間が経過し震災の規模が明らかになるにつれ、自分自身の認識の甘さと、何かしなければと言う思いが強くなっています。

今最も必要なのは被害に遭われた方々の救助と救援です。しかし、援助に駆けつけるには大阪は遠く、また素人が手を出しては帰って混乱を招くこともあることでしょう。次に重要なのがライフラインの復旧ですが、これも素人の手に負えることではありません。

結局何が出来るか?ということを考えたのですが、余計に考えがまとまらなくなってしまいました。そこでいったん頭を白紙にして考えると、一番出来るのが「一人で出来ないことを手伝うこと」だと気づきました。

遠くの親戚より近くの他人が頼りになると言う言葉があるように、こんな時だから、こんな時こそ、身近な人たちが助け合えればと思います。

何でも構いません。もし、一人で出来ないことがあれば、声を掛けて頂ければと思います。大阪は遠くてあまり役には立てないかも知れませんが、何かのお役には立てるかも知れないと思います。通信の混乱が収まったら、声の掛け合いから助け合いを始めたいと思います。

政府やメディアにお願いしたいのは被害状況のニュースも大切ですが、同時に一刻も早く助け合いのネットワークが機能するようなシステムを立ち上げて欲しいと思います。気持ちがあっても、一人一人バラバラではたいしたことが出来ないし、気持ちばかりが空回りしてしまうからです。阪神大震災でも、助けたいけどどうして良いかわからない、届けられた救援物資を配達できない、不要な物資が届いてしまった、などの問題が起きました。

皆様の一刻も早い救援と復興を心からお祈り申し上げます。

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