全国的な寒波で大阪にも雪がぱらつく日がございますが、皆様の地域は大丈夫でしょうか? どうも新北野です。
前回のブログで紹介いたしました『大阪モーターショー』ですが、先週20日に行って来ました。 初日の平日(金曜日)という事で、やはりお客様は少なく会場も混乱なくスムーズに見ることが出来ましたが、今回の目玉商品?の『TOYOTA-86』の周りだけは人だかりができ、なかなか思うように近づいて写真が撮れません。
なんとか側に行くと、コンセプトカーなみに一段高いブースの上でロープで仕切っておりまして、決して触れたり試乗のできない状態で、2m先にあるのに決して触れる事が出来ない 「ストリップショー♡」(申し訳ございません)のような距離感で、約30分間、ショー?を楽しみました。
昔の「AE-86」は、そこまで高性能というわけでもなかったのに若者向けに「手頃」で「コンパクト」なFRスポーティーカーだったのと、当時同クラスのスポーツカーが「FF」に移っていった中で、このクラスのFR車が無かったので人気になったのだと思います。
今回の「TOYOTA-86」は、確かにサイズ的には「AE-86」に近いですが、若者向けというより当時乗っていたり、あこがれていた30~40代をターゲットにした高性能ライトウエイトFRというところでしょうか。 価格的にも現代の「86」を目指すなら高くても200万円台までないと厳しい(市販売価は240~300万円)かと思いますし、現在の若者には「TOYOTA-86」のコンセプトでは手が出にくい車に感じられました。
場所を移って離れた棟にあるスバルのブースにいくと同型車の『BZR』がありましたが、こちらは親切にも「お触り、試乗OK!」という開放的な方針で、まさに 「○○キャバクラ♡」 (再び申し訳ございません)のような状態で、ボディータッチや試乗が終わるたびに黒服? もとい関係者がきれいにふき取る姿が面白かったです。
「BOXER」エンジンを積んだ低重心設計にスバル設計のシャシーと、ブルーの「STI」カラーの「BRZ」は「インプレッサSTI」の進化版(復刻版?)という風に見えてしまいます。 トヨタはすべての設計をスバルにまかせ、「86」という名前に群がる「うまい汁」をすする裏心が見える感じがしてしまいます。
試乗したかったんですが、「とりあえず乗ったれ!」てな具合の野次馬も含めた長蛇の列で、時間に余裕がなかった自分には1時間以上も並んでまでドライビングシートに座ること出来ず、まさに後ろ髪引かれる思い!でモーターショーを後にしました。
『東京モーターショー』の様子もネットで確認いたしましたが、年々海外メーカーの出展が減っているそうですが、不況と国内の販売低下のせいか大阪でのモーターショーの規模は市販車の「大型展示会」といった所で、よっぽどのカーマニアでないと楽しめない展示でした。
今度は?(いつかは!)本場のデトロイトやフランクフルトの『モーターショー』でも観に行って、 「もっとたくさんのコンパニオンに揉まれてやる! 」 と心に誓いました(笑)