いつからか私はスポーツをあまり見なくなりました。本来、人と一緒に大騒ぎするのが苦手で、またアルコールにも弱いことが相まって、お祭りごとはそれほど得意ではないからでしょうか。それとも人と「同じ感動を強要される」と圧迫感や疎外感からでしょうか。
それはともかく、日本のワールドカップが終わりました。facebookなどはその話題で持ちきりです。日本の敗因は、サッカーではなくマスコミのプレッシャーだと私は思います。スポーツ選手はピッチの上でこそヒーロですが、ピッチをおりればただの人です。個人攻撃と言いきって差し支えないほどの、マスコミの悪口雑口。明かないじめです。サッカー選手が高給を取っている事への妬みもあるでしょうが、国を代表して精一杯ピッチで戦った彼らへのねぎらいや感謝は当然です。多くのファンは、心の中で「ありがとう」と言っていることでしょう。
そして本来スポーツが育むべき「スポーツマンシップ」とは、そう言う「さわやか」なもののはずです。マスコミが報道しているのはスポーツのあり方ではなく、ただの馬鹿騒ぎの煽りです。都議会のヤジと言い、どうもこの国の「偉い人」や「マスコミ」は、子供達のお手本にはなりたくないようです。人前で声を出す人たちが、小学校の道徳もわきまえないなんて酷い話です。
ワールドカップは4年後また開催されます。次回は、悪口雑口ぬきに楽しみたいですね。そして、このうっとうしい梅雨が明ければ、さわやかなアマチュアスポーツの祭典「夏の甲子園」が始まります。それまでの間、嫌なことは、好きな音楽でも聞いてさっぱり忘れることにしましょう!
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