「政治と宗教、スポーツの話はもめごとの元だからするな」と言われています。このメルマガでも何度かそういう話題を取り上げましたが、あまり相応しくないと考え、最近は控えています。
けれどWEBで「朝日新聞社を国益に反する報道を行ったと叩くのはおかしい。そもそも国益に反する報道をするなと言うことは、報道の平等性を損ねる根本的な問題だ」と言う意見を見ました。「正しい記事を書け、公平な観点から記事を書け」と言うのが正しい主張なので、これは正当な意見だと思います。
WEBが発達してから「クレーマー」の力が強くなりすぎているのは問題だと思います。無記名で言いたいことを言い、書きたいことを書く。それを規制する必要はないと思いますが、そもそも「私憤を晴らすためのクレーム」を大きく取り上げるのが間違いだと思うのです。それらのクレームのほとんどは、「誰かをやっつけたい」ためだけの「非建設的な意見」が多いように思います。どこかの市長の最近の言動を見ていると、ただ言いたいことを言いたいだけなのか、心から大阪を良くしたいと考えているのか疑問に感じることがあります。
討論、議論、とは「より良い結論」を導き出すための話し合いであって「相手の揚げ足をとり続けること」ではないはずです。でも、国会答弁は?こんなことばかりしてるから、一向に日本が明るくならないのだと思うのです。微力ながら日本を良くするために、何かをしたいとは考えているのですが、一向に何もすることができません。それより、毎日の生活に追われる有様です。こんなことをするために、生まれてきたわけではないのに。情けないけど、頑張ることはあきらめいでおこうと思います。
とりあえず、来月14日は選挙です。マスコミには、自分たちの「人気取り=儲け」になりそうな報道だけを垂れ流すのは止めろと言いたいです。ページビューを稼ぐためだけの、中身のない報道には気をつけましょう。