皆様こんにちは!
オーディオ業界では現在ネットワークオーディオ・PCオーディオで
再生する、「ハイレゾ」再生と、昔ながらのアナログレコードが
注目されています。
そこで今回は
「昔のレコードとかあるから聴いてみたいなぁ」という方にも
「これからレコード初めてみたいな」という方にも
そして「持っているレコードを手軽に録音したいな」という方にまで
お薦めできるレコードプレーヤーのご案内です!
その名も「TN-350」です。
全景。
オーソドックスなS字アームを搭載したターンテーブルです。
背面端子。
左から
・アナログアウトR/L
・内蔵フォノイコライザ切替スイッチ(左:OFF 右:ON)
・USB接続端子 使い方は後述
・電源
・ケーブルに隠れていますがメインスイッチ
ロゴ近影。
木目で安っぽさはまったくありません。
スイッチ周辺。
シンプルに33回転/45回転切り替えスイッチとON/OFFだけです。
インシュレーター。
アルミ削り出しです。
安価だけど妥協はされていません。
アーム近影。
ユニバーサルタイプのアームが搭載されており
ヘッドシェルとカートリッジを交換して楽しめます。
カートリッジです。
オーディオテクニカ製AT100E同等品が標準搭載されています。(説明書より抜粋)
アーム取り付け基部。
シンプルでスマートなデザインです。
人気のウェルフロートボード、350mm×450mmモデルのWFB-0190-2と
ベストマッチングです。
それでは視聴開始です。
今回は
アンプにAIRBOWのエントリーモデル新製品「PM5005/LC5」
スピーカーは人気の小型スピーカー「IMAGE11/KAI2」
の組み合わせです。
音源は店頭スタッフ所有の「We are The World」を使用
①まずは「TN-350」の内蔵フォノイコライザで再生。
滑らかで広がりのあるサウンドはCDでは味わえない”奥行き感”と
“艶めかしく潤いのある表情”を楽しめます。
安価ですが良い意味でこちらの予想を裏切ってくれます。
②PM5005/LC5の内蔵フォノで再生
一聴して、そのエネルギー感の違いが体感されるでしょう。
声の張りと艶気、まるでその場にいるような湿度を感じてしまいます。
細やかな音、アーティストの一体となる空気まで伝わるようです。
安価な組み合わせと言えど…ここまでの表現をすると馬鹿に出来ません。
この表現を味わうと価格を言われるまでは信じてもらえないかもしれませんね。
さらにTN-350は先にご案内の通り、
『PCを接続する事で簡単にレコードの音源を録音できる』
という他のプレーヤーにはない、魅力があります!
今回は逸品館のミュージックサーバーPC「MSP-MSHD」と接続しました!
接続手順は下記の通りです。
PCからUSBケーブルを接続。
※A-Bタイプを使用。
“サウンド”から『入力タブ』を選択すると
「PCM2900 Audio Codec Analog Stereo」が認識されているので
チェックを入れる。
AIRBOWのミュージックサーバーPC「MSS(MSP)/MSHDシリーズ」は
レコーディングソフトウェア「audacity」を搭載しています。
※Audacity自体はフリーソフトウェアですが、
オーディオに特化したOS(MSHD)を搭載したMSS(MSP)は
高音質に録音する事ができます!!
お手持ちのレコードを簡単にライブラリ化する事もでき、
取り込んだ音源はPCやネットワークプレーヤーでも再生できるようになります。
アナログとデジタルを仲介する機器としても楽しめ、
まさに『一粒で二度美味しい!』アナログプレーヤーとしてお薦めです!
例えば、の話になりますが
AIRBOWから新発売の「PM7005/Applause」を使うと…
『アナログ音源ととPCで取り込んだ音源の音質比較』も簡単に行えますね。
色々遊びがいのあるプレーヤー「TN-350」ひとまず簡単なレビューでした!