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HCR/ACF/EVO2の加工方法とオーダーメイドスピーカーケーブルの紹介

逸品館ブログをご覧のみなさま、こんにちは。 毎日、ジメジメとした梅雨の天気が続きますが 如何おすごしでしょうか。逸品館、木村でございます。   今回はいつもと趣向を変えまして、最近問い合わせを 多く頂戴いたしておりますAIRBOWのスピーカーケーブル HCR/ACF/EVO2の加工方法について紹介させていただきます。 HCR/ACF/EVO2はこんな感じのケーブルでいわゆる外側に シースがあるキャブタイヤタイプのケーブルとなります。 このケーブルの絶縁体を取り除いて結線するには色々な方法が あるのですが、私が普段から実践している方法を ここではご説明させていただきたいと思います。 まず、ケーブルと良く切れるカッターナイフをご用意いただいて 真ん中にさくっとカッターの刃を入れていただいて一気にまっすぐ 切って下さい。この時、斜めに切ると中のケーブルを痛めますので 注意して下さいね。 切る長さですが、だいたい10cmくらいカットするのが 使いやすいと思います。 左右にSP端子がわかれているパワーアンプで BTLモードで使用の場合などは届かない場合がありますので、 その時には現物合わせで調整していただければと思います。 切り開いていただくと、このような感じになります。 この後でシース(外側の黒い部分を)カッターを使って取り除きます。 切り開いた根元の部分に軽くカッターの刃を当てつつ ケーブルを回転させて切り取ります。 この際にあまり力を強く入れすぎると内部まで切れてしまいますので 注意して作業して下さい。 シースを取り去るとこんな感じになります。 尚、中の2本の線には製造上の都合で白い粉のような物が 付着しておりますので、この段階で軽く濡らした布等で ふき取っていただければ見た目が綺麗に仕上がります。 綺麗にふき取れたら、今回はAIRBOWのF5.5/8CRを取り付けますので 付属の絶縁キャップをすかさず挿入しておきます。 次に2本あるケーブルの絶縁体を取り除く訳ですが 今回のF5.5/8やi5.5であれば6mm位剥いていただくのが 良いと思います。剥く際にはペンで剥く位置をマークするか カッターで少し切り込みをいれで目印にするのがおすすめです。 剥く時にはカッターでも剥けますが、以前より逸品館でオススメしている goodのYS3というワイヤーストリッパーをご利用いただき2.6mmの ところを利用していただけますと、簡単に剥く事が出来ますので オススメです。 綺麗に剥けますと、こんな感じでケーブルの芯線が露出します。 これを2本共実施します。 このまま、圧着端子を圧着しても良いのですが、逸品館の場合は 芯線の酸化防止と音質の向上の為、圧着前にLU... 続きを読む

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