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逸品館メルマガ206「人生至高のシステムのために」

オーディオ巡礼~人生至高のシステムのために ステレオサウンド178号に掲載された五味康祐さんの著書「オーディオ巡礼」に触れた記事を読んで胸が騒いだ。一心不乱、命に掛けて、時にそういう言葉さえ安っぽく感じられるほどの情熱を傾けてオーディオと音楽に一生を捧げた人、五味康祐さんを知ったのは彼が占い師としてテレビに出ている頃だった。浮浪者のように和服を着崩し、無精ひげにぼさぼさの髪。ピントが合っているような、あっていないような過激なコメントを繰り返す様。TVに映るその姿は、頭のいかれた変な親父でしかなかった。しかし彼の没後、随分たって彼が記したオーディオ関連の著書み、始めて彼の人となりに触れて心が震えた。 日本人は世界一求道的な人種だと思う。茶道、書道、華道は代表例に過ぎない。私たちは一見下らないと思える日常の行為にさえ「道」を名付けて憚らない特殊な人種だ。それは、単一民族故の偏ったものの見方が高じたものかも知れないし、並外れた知的好奇心の強さ故かも知れない。日本人、特に男性は凝り性が多く、道を極めるために私たちは時として命さえ賭しかねない。 私が「オーディオ販売」を職業に選んだのは、生まれつきの凝り性が生かせるからだが、お客様に大きな喜びをもたらせる職業であるというのがそれよりも大きな理由だ。私は大阪の商家に生まれ小さな頃から生の商売を見て育ったが、大阪商人の基本的な考え方は「共存」あるいは「共栄」だと教えられた。今主流となりつつあるシステマティックにより安くものを売るような商売は、絶対に長続きしないと教えられた。栄華と衰退を極めたダイエーが良い例だが、形のあるもの定価があるものを「よそ様」より安く売る商売には必ず終わりがやってくる。それはマルチ商法と同じ原理だ。商売の基本はあくまでも「持ちつ持たれつ」、助け合いの精神ではなだろうか?助け合い(共存・共栄)を忘れて暴走を続ける今の日本の衰退がその誤りを示している。お金、データー、目に見えるものは所詮「浅い」ものでしかない。大切なのは「目に見えない価値」を知り、そこから謙 虚に学ぶことだ。幸せはお金では買えない。 話を戻そう。五味康祐氏が終戦でうちひしがれ感じた、信じるものに裏切られる空虚な気持ち。自分が信じた未来が音を立てて崩れて行く、どうしようもない空虚な気持ち。戦争は経験していないが、その「喪失感」は私も感じたことがある。そして胸のその隙間を「音(音楽)」で埋めようとした気持ちにも共感を覚える。例えようのない絶望感、人生においてこの絶望を経験したことがなければ、芸術の深さは分からないとさえ思うことがある。人はどん底に落ち、始めて目が開き、思いやりを知るのだろう。 今のオーディオ雑誌やオーディオ製品にこの「喪失感」を埋めるに相応しい記事や製品はあるか?絶望的な「乾き」を癒し、音楽を至高の芸術として再現してくれる装置はあるか?振り返ったとき、昔よりあらゆるものが「薄くなっている」と感じる。しかし他方、恐るべき技術の進歩が今までになかった価値をオーディオに生み出している。今のデジタルサンドは凄い。最新最良のデジタルサウンドを聞くことができたら、五味康祐氏はどのように評価するだろうか?素晴らしいと褒めてくれるだろうか?それとも、つまらないこけおどしと言われるだろうか? 五味康祐氏の考えと沿わない事が一つある。それは「高いもの」、「珍しいもの」を、私は無条件に良しとしないことだ。オーディオの音楽性は、価格では推し量れないと感じている。ましてや希少性とは何の関連もない。リスナーの求めに応じられる音で音楽を鳴らせるか?それがオーディオのすべてである。薄っぺらな専門店が多すぎる。音楽を知らないアドバイザーが多すぎる。本物の「乾き」を知らない人間が多すぎる。あなたがもし「人生で巡り会うべきオーディオ」をお探しなら、私が全力でお手伝いしたいと思う。想像以上の音楽性が、あなたの人生を満たすに違いない。 ... 続きを読む

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逸品館メルマガ204「ハイエンドショウに出展します」

いよいよあさってからハイエンドショウ2011春への出展のため、明日より東京へ出張 しますので、一足早く今週のメルマガをお送りしています。今日明日と強い雨が降るようですが、幸いなことに週末からは天候が回復するようです。毎年、この時期に三重県賢島にある「合歓の郷」へ社員研修に出かけるのですが、大抵雨が降ります。今年はハイエンドショウが一週間早くなったため、社員研修は次週となりました。もし、例年通りの日程で社員研修に出かけていたら、今年も大雨に見舞われていたところです。天気予報は統計では導けないはずですが、案外統計的に予測をする方が「当たる確率」が高いのかも知れません。技術がいくら進んでも、自然の気まぐれに人間は翻弄されるばかりです。家を追われ、日々安心して生活が出来ない方がまだいらっしゃいます。力を合わせて東日本大震災から、一刻も早い復旧を果たしたいと心から願います。 ハイエンドショウは、有楽町「東京交通会館」にて13日(金曜日)午後一時より スタートし、15日(日曜日)の午後6時に終了いたします。 ハイエンドショウ公式ホームページはこちらでございます。 http://www.oto10.jp/ 今年のハイエンドショウでは、ハイファイオーディオの原点に立ち返って「音質改善への取り組み」を中心にデモンストレーションを行います。インシュレーターやボードによる音質の変化、電源ケーブルの交換による音質の変化、クロックジェネレーターや音響パワーイコライザーによる音質の変化など「アクセサリーの利用による音質改善」のデモンストレーションと、CDプレーヤーやアンプを変えることで「同一のスピーカーからどれくらい違った音が出るか?」などがメインのプログラムです。30分と短い時間ですが毎回プログラムの最後にはFocalStella... 続きを読む

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逸品館メルマガ199「腐った日本の政治屋 」

人の失敗に気づいたときどうすればいいでしょう?理由も聞かず、しかり飛ばしても問題は解決しません。解決案やヒントを提示せずひたすら上から目線で叱るのはただのいじめにしかず、教育の現場では絶対にやってはならないことですが、現在の日本の政府高官を見ていると、まさしく、この「やってはならないこと」をやっています。ニュースを賑わす“政府答弁”は、ただのいじめやパワハラに過ぎません。こんな事をやっていても、問題は一向に解決しません。求められるのは、速やかに問題の解決に向けた指針を示し、行動を起こすことです。 現政府は、当たり前の正しいことが出来ないどころか、震災を利用しマニフェストをうやむやにしよう、支持率を上げようという魂胆が見え見えで、まさに「火事場泥棒」という言葉しか当てはまりません。自民とが駄目だからと民意で選んだ現政府がこれほど腐っていたとは驚きです。この状況を苦々しく思っているのは私だけではないと思います。 震災の問題に関わらず、日本には悪法が多いと思います。たとえば「電気用品安全法」は技術者から見てあまりにもおかしなところが多く、法の趣旨とは全く裏腹に電気製品のコストを上げ活発で自由な流通を阻害する原因となっています。これは代表例ですが、他にも沢山ある日本のローカル規則の多くは無駄なばかりか、国民の自由を縛り身動きを取れなくしています。悪法を作り言い訳を考える暇を与えたのは、「議員が多すぎた」からでしょう。 自らが利権のために立法した法により、天下りで私腹を肥やす政治家が少なくありません。腐った大人を見ながら育つ子供たちは本当にかわいそうです。この震災を大きな教訓として、未来を夢見られる社会を作れればと強く思います。後ろ向きなニュースに惑わされず、しっかりと前を向いて歩きましょう。我が祖国日本のために。 ... 続きを読む

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逸品館メルマガ197「震災と経済活動 」

東日本大震災は当初の予想を遙かに超えて大きく、阪神大震災とは比べものにならない状況に心を痛めております。被災されました皆様、そのご家族様、関係者皆様には心よりお見舞い申し上げるほかありません。 また前回発信いたしましたメルマガに対し、貴重なご意見、暖かいお言葉を賜りましたことを厚くお礼申し上げます。 まだ震災、救援、復興が思うように運んでいない中で、メルマガの発信を行うか悩んだのですが、今後の経済活動をどのように継続するかを考えた結果、通常より少し短めですが発信することにしました。 昨年上海に出張していたとき、丁度四川省で起きた大地震の追悼日に遭遇し、上海のすべての遊興設備が強制的に休業していました。映画館や展望台、その他の娯楽に関する施設がすべて追悼のため、丸一日休業させられたのです。その日のTVはもちろん追悼番組のみの放送でした。共産国であることと、一日のことだからこういう強い規制が可能だったのでしょう。 日本では、プロ野球セリーグの開幕が問題になっています。節電が何よりも優先されるこの時期に電力を多大に消費するナイターで開幕を強行するのは、どう考えても民意や現状に添えるとは思えません。しかし、「開催する側の経済活動は継続すべき」という考え方も尊重はされなければならないと思います。行き過ぎた自粛・縮小は、経済の力を弱めるからです。中国のように省エネや経済活動にある程度の線引き(規制)が行えれば、正常化がスムーズなるのかもしれませんが、まず不可能でしょう。 いずれにしても経済活動を長く中断・自粛し続けると、国力さえ低下しかねません。これまでよりも強い感謝の気持ちを大切にしながら、経済活動は積極的に続けて行くべきだと思います。その結果としてもたらされる経済的な復興が、救助や支援にも繋がります。そのため、まだ時期は少し早いのは承知しておりますが復興という意味でもメルマガでの前向きな情報発信を再開しようと思いました。 ◎震災の影響でお問い合わせが少なくなり、時間に余裕が出てきました。そこで、GPSを使った10MHzクロックの発信器の試作を進めました。5月に開催される、ハイエンドショウ2011春には製品版プロトタイプを発表できそうです。発売価格は10万円以下を予定しております。 ◎宮城県、福島県、茨城県の一部を除き、ヤマト便が再開されました。 http://www.yamato-hd.co.jp/information/info/notice_1103_01.html ◎AETから新型のスピーカーケーブルとレゾナンスオプティマイザーが発売されました。 スピーカーケーブル F500 エージング済み10cm切り売り ¥2,700 SCR/EVDのジャンパーケーブルが発売されました。 ¥33,000/1SET 音質改善チップは2種類発売です。 価格は¥2,700※金メッキ仕様のRE-HEX-MGは完売しました。 ◎Sonus... 続きを読む

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逸品館メルマガ196「震災お見舞い申し上げます 」

昨日、三陸沖でおきた大地震により大きな被害が発生しました。皆様がご無事でおられることを心よりお祈りいたします。 震度3だった大阪でも、3号館では1分以上も船で揺られているような大きな揺れが続き、阪神大震災以降地震がトラウマになっていることもあって、かなり怖い思いをしました。 地震発生直後から流されていた津波のニュースはまるで映画のようで、TVの画面からはよもや津波と一緒に人が流されているとは思い浮かばなかった自分を恥ずかしく思います。時間が経過し震災の規模が明らかになるにつれ、自分自身の認識の甘さと、何かしなければと言う思いが強くなっています。 今最も必要なのは被害に遭われた方々の救助と救援です。しかし、援助に駆けつけるには大阪は遠く、また素人が手を出しては帰って混乱を招くこともあることでしょう。次に重要なのがライフラインの復旧ですが、これも素人の手に負えることではありません。 結局何が出来るか?ということを考えたのですが、余計に考えがまとまらなくなってしまいました。そこでいったん頭を白紙にして考えると、一番出来るのが「一人で出来ないことを手伝うこと」だと気づきました。 遠くの親戚より近くの他人が頼りになると言う言葉があるように、こんな時だから、こんな時こそ、身近な人たちが助け合えればと思います。 何でも構いません。もし、一人で出来ないことがあれば、声を掛けて頂ければと思います。大阪は遠くてあまり役には立てないかも知れませんが、何かのお役には立てるかも知れないと思います。通信の混乱が収まったら、声の掛け合いから助け合いを始めたいと思います。 政府やメディアにお願いしたいのは被害状況のニュースも大切ですが、同時に一刻も早く助け合いのネットワークが機能するようなシステムを立ち上げて欲しいと思います。気持ちがあっても、一人一人バラバラではたいしたことが出来ないし、気持ちばかりが空回りしてしまうからです。阪神大震災でも、助けたいけどどうして良いかわからない、届けられた救援物資を配達できない、不要な物資が届いてしまった、などの問題が起きました。 皆様の一刻も早い救援と復興を心からお祈り申し上げます。 ... 続きを読む

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