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女子部はみんなFF派!ファイナルファンタジーXIII
「社長のうんちく」カテゴリーアーカイブ
逸品館メルマガ226「人生の実り」
今回は私の愛車のお話になります。1年前に中古で購入したBMWは走行距離が1.8万キロを超え今月くらいから俄然調子を上げています。サスペンションが馴染んだせいなのふわふわ感が消え、しっとりとした感覚でしっかり地面を掴んでくれます。エンジンもエアコンを使わないのとオイルを変えた(Nutec)のが奏功して、レスポンスがグンと上がり「回転の抜け」が良くなりました。製造から3年走行距離が2万キロに近づいて、やっと「馴染み」が出たのでしょうか?とても快調で、ハンドルを握るのが楽しくなります。 オーディオ機器も車と同じように馴染みが出るまでに、かなり長い時間がかかることがあります。寿命が格段に長いパーツを使ってカスタマイズするAIRBOW製品は特に時間がかかり、50時間を過ぎれば良い音で鳴るのですが最高の調子が出るまでには500時間近くかかります。一旦「馴染み」が出ると、格段に自然な音で音楽を楽しめます。 AIRBOW製品は鳴らせば鳴らすほど使えば使うほど良くなりますので、ガンガンお使いください。 車の話に戻りますが、ある程度の年齢に達すると「後何台の車を所有できるか?」という考えが頭をよぎるようになります。運転できる限界年齢が近づくからですが、そう感じると「何と何を買うのか?何を買っておけばよいのか?何を買いたいのか?」を真剣に悩むようになります。こういう「選び方」は、以前はしなかったことです。無駄な買い物をしてお金を無駄にするよりも、「時間」を無駄にしたくないという気持ちが強くなったからです。 中古でBMWを買うまでは、日本車オンリーで乗り換えていました。これまでの経験でえは、国産ではHONDA車の操縦安定性能が最も高いように思います。HONDAは安全で早く、燃費も良い最高の「実用車」です、しかし、記憶に残っているのはなぜか、すべてMazdaの車です。最初のMazda車は、2台目のFFファミリアのアンフィニでした。1.6Lターボエンジンに固めた足回り、そしてレカロのシートが付いていました。この車でFFのやんちゃさとレカロの良さに目覚めます。次に買ったのがFD... 続きを読む
逸品館メルマガ225「大阪オーディオショウのご紹介」
本日から大阪ハイエンドショウが始まりました。会場は心斎橋のハートンホテルと船場のハートンホテルの二カ所です。ご存じの方もいらっしゃると思いますが開催されているオーディオショウは、心斎橋のハートンホテルで開催されているのが「大阪ハイエンドショウ」で船場ハートンホテルで明日から開催されるのが「オーディオセッション」で名前も主催も異なる二つのショウが合わさったものです。会場間の移動には、期間中休まず運行されている「無料シャトルバス」が便利です。 今回のオーディオショウは例年より参加社が多くなっていますので、見所も多いと思います。出展者を簡単にご紹介したいと思います(詳しくは公式ホームページをご覧くださいませ)。 大阪ハイエンドショウは、ハートンホテル心斎橋で開催されています。開催時刻は、明日10:30-19:00、明後日10:30-17:00です。出展しているのは、輸入オーディオ商社が15社で国内メーカーは、アキュフェーズ、ラックスマン、トライオード、CSEの3社です。大阪ハイエンドショウはデモルームにホテルの小部屋を使うので、出展者との距離が短くフレンドリーな雰囲気です。イベントルームでは、評論家2人によるイベントが開催されます。 http://www.axiss.co.jp/OHAS.html オーディオセッションは、ハートンホテル南船場で開催されます。開催時刻は、明日10:00-19:00、明後日は10:00-17:00となっております。出展は国内メーカーが中心で、大手ではEsoteric、ONKYO、YAMAHA、SONY、DENON(Mcintosh)、Marantz(B&W)、SONY、JVCケンウッド、Pioneer、富士通テンなどオーディオショウではあまり見かけない顔ぶれが揃っています。また、AVアンプやプロジェクターのデモンストレーションが行われるのも、他のオーディオショウとの違いです。小さな商社やメーカーでは、ネットワークジャパン(Quadral他)、協同電子エンジニアリング(Phasemation)、スペック、ダック電子堂、バラッド(Musikelectronic他)、ロッキーインターナショナル(Focal他)、コンバック コーポレーションなどが出展しています。 http://www.denden-town.or.jp/nasa/session/index.html 新製品も出揃って年末年始に向けてシーンは盛り上がりつつあります。ご購入予定のあるなしに関わらず、年に一度の「フェア」をごゆっくりお楽しみくださいませ。フェアをご覧の後、逸品館にもお越し頂ければ私たちも嬉しく思います。 P.S. 東京ハイエンドショウで実施されました「ご来場者様アンケート」の「最も興味ある出展社」の項目で逸品館が「トップ」に選ばれました。春は音源出版に首位の座を奪われたのですが、かなりの得票差でトップを奪還しました。これもひとえにご来場賜り、アンケートにお答え頂いた皆様のおかげです。逸品館がハイエンドショウに参加する目的は人気投票でトップを取るためではありませんが、お客様のご期待に添えるよう今度もお役に立てるような情報の発信に尽力させて頂きたいと思います。 東京ハイエンドショウでの逸品館のデモンストレーションは、下記のUstream逸品館チャンネルで録画をご覧いただけます。 http://www.ustream.tv/channel/ippinkan ... 続きを読む
逸品館メルマガ224「オーディオは響きの芸術」
前号のメルマガで、私はオーディオの「本質」について一つの結論に達しつつあると書きました。それは「オーディオは楽器そのもの」という考え方ですが、それを説明したいと思います。この考え方は、音楽に密接に関連しています。そこで楽器と音楽の発達の歴史とオーディオを重ねて説明いたします。 古代の楽器は、構造が単純で音もシンプルでした。古代の弦楽器は、「矢を射る弓」の弦を弾いて音を出すような単純なものであったと考えられます。やがて弦の音を大きくするため「共鳴箱」が加わり、さらに響きを複雑にするため「共鳴弦」が追加され、現代の完成形になりました。バロック時代を経て、演奏が大きなホールで行われるようになると、楽器の発生する音にホールの反射音が加わり響きはさらに複雑になります。このように音楽は様々な「響き」から成り立ち、「響き」が複雑であればあるほど、演奏は多くの情報(感動)を伝えられることがわかります。 これをオーディオに当てはめて考えましょう。オーディオ機器では様々な「歪み」が発生します。真空管増幅回路では、真空管や出力トランスそのものが通過する電気信号で揺さぶられ、物理的に「振動」することで歪みが発生します。この「歪み」は真空管(出力管)に耳を近づければ、真空管や出力トランスから音(音楽)が聞こえることでわかります。トランジスター回路でも真空管ほどではありませんが、音楽信号による共振で「歪み」が発生します。スピーカーはもっと簡単です。ユニットを「音源」エンクロージャーを「共鳴箱」と考えれば、スピーカーの構造が楽器と同じとわかります。ユニットを動かす音楽信号に共鳴して生まれる、スピーカーの「歪み」は楽器が共鳴し発生する「響き」と同じです。つ まり、オーディオ機器で発生する「歪み(響き)」は、音楽(演奏)そのものなのです。次にリスニングルームを考えましょう。スピーカーの音が部屋に反射して発生する「反射音」は、歪みでしょうか?それとも「音楽」でしょうか?その答えは無響室でスピーカーを鳴らせばわかります。響き(反射)のない部屋で聞くスピーカーは、もこもこして元気がなく音も全く広がらない、実につまらない音です。 では次に人間の耳がどれくらい敏感か考えましょう。指揮者は100人のオーケストラの1人ミスを容易に聞き分けます。演奏者は、自分の楽器の響きを繊細にコントロールし、その響き(共鳴)を巧みに変え心象を音に変換します。観客はその響きの微妙な違いを聞き分けて音楽を感じます。もし、オーディオ機器で発生する「歪み」が音楽信号と無関係なら、測定できない小さな歪みを私たちは聞き分けられないでしょう。しかし、オーディオ機器で発生する「歪み」は「音楽(演奏)」が共鳴して発生しているので、私たちは高性能な音響測定の限界値以下の音の変化を容易に聞き分けられるのです。オーディオで発生する「歪み」を「楽器が増えた」あるいは「演奏者が増えた」と考えれば、オーディオ・アクセサリーの使用やセッティングの微妙な違いで音(音楽)が大きく変わって聞こえる理由を合理的に説明できると思うのです。 この音楽信号の共鳴による「歪み(響き)はアナログ回路だけではなく、でもデジタル回路でも発生します。私たちは真っ白な紙の上の小さなゴミを見つけられますが、まだら模様のカーペットの上のゴミは見つけられません。これと同じ原理で歪み(響き)の少ないデジタル回路で発生する歪みは、アナログ回路で発生する歪みよりも遙かに小さくても再生音に大きな影響を与えるのです。同じように発生する響きの大部分が「非音楽的」なままの装置ではアクセサリーの使用や機器の買い換えによる音の変化はわかりにくく、響きが「音楽的」にチューニングされた機器であればあるほど、アクセサリーや機器「癖」を瞬時に見抜けるのです。 機器やリスニングルームで発生する「響き」を「味方」につけるか?「敵」にまわすか?でオーディオ機器から再生される音楽はがらりと変わります。オーディオ機器で避けられない「歪み(響き)」を「音楽」に変換することができれば、再生音楽は生演奏を超えられます。 オーディオは「響きをどれだけ繊細にコントロールできるか」ですべてが決まります。この時期に開催されるオーディオショウの出音が物語るように、どれほど高価な装置であったとしても「使い手の腕(熱意)」が伴わなければ「良い音」は出せません。オーディオは「楽器」使い手は「奏者」。オーディオの音は、使い手やアドバイザーの「情熱」が決め手です。我流のオーディオも楽しいですが、よりよい音を早く出したいとお考えなら、「正しいアドバイス」が有効です。オーディオは単なる「情報復元装置」ではなく「失われた音と音楽を復元できる高度な復元装置(アナログコンピューター)」です。そのコンピューターのログラマーは、お客様自身です。 ... 続きを読む
逸品館の冬のダイレクトメール
ブログ逸品館をご愛読の皆様、いつもありがとうございます。 あ、健康管理の為に自転車通勤を始めました、ヨネさんです。 ―片道30分。 なかなか気持の良いものです。まあ、初日は筋肉痛に苛まれましたが、 『ははーんやっぱりな、やっぱり2日遅れで来ないのは実はやっぱり若いんじゃないのやっぱり』 と、意味のない独り言を言いながらプラス思考でなんとか続けております。 朝の風には冬の気配を感じざるを得ないですが・・・なんて冬が来たらどうしよう。 さて、冬といえば逸品館では皆様にご愛読頂いております、毎年恒例のダイレクトメール制作に取り掛かり活気づいております。 各社新製品・お買い得特価品・ラックセール・セール品、もちろんAIRBOW製品カタログ、それに音と映像のセレクトショップ逸品館のテストレポートをまとめてお送りさせて頂いております。 HPもいいですが、この時期は就寝に布団に入ってカタログを見ながらどんなシステムを組むか考えるのも楽しいものです。 今回もボリュームUPでお届けいたしますので、ご希望のお客様はお気軽にお問い合わせくださいませ。 カタログのお問い合わせ≫コチラ お得な情報満載!逸品館メルマガ請求は≫コチラ ... 続きを読む
逸品館メルマガ223「Victor新型プロジェクター・インプレッション」
年末発売の新製品、Victorの新型プロジェクターの発表会に参加したのでその感想を書いてみます。 DLA-X70Rは、画素ずらしにより高解像度を実現しています。4Kのソースは現時点では存在しないので入力はフルHDが最大解像度です。展示会ではX7との比較でBDを見比べました。確かにX7に比べ解像度だけではなく、カラーコントラストや色合いが大きく改善し見た瞬間に「性能の違い」は歴然としていました。しかし、メーカーの設定では解像度が上がりすぎて「粗」ばかりが目立ち、フィルム映像の「輪郭の甘さから来る奥行きの深さや雰囲気の良さ」が完全に消えていました。私はカメラが趣味だったので余計にそう感じるのでしょうが、「ピント」はごく一部にしか合わないのが普通です。人物のアップでは、全部がクッキリすると不自然に感じます。それを指摘すると、「フルHDの解像度を上げる時の輪郭補正値を違いがわかりやすいように最大にしていたので下げてみよう」と言うことになり、輪郭強調 なし/1/2/3の4段階を変えることで、ピント感とぼけ感が適正化され「X7を上回る高画質」を実感す ることができました。次に見たX30は、画素ずらし(e-shift)が搭載されず従来の解像度のままにも関わらず、明るさの改善などの煮詰めにより、上位モデルのX70Rとあまり遜色のない高い解像度感が実現していることに驚きました。 最後にX30とX70Rを比較しましたが、解像度の差よりも「密度の違い」がより強く感じられました。デジカメにたとえると、画質の違いは250万画素と1000万画素の違いに相当します(それよりはもう少し違いは小さく感じました)。さらに、新たに採用された「レンズメモリー機能」、「2D-3D変換機能(違和感なく変換される事に驚きました)」など使える機能が満載されています。お薦めは!ずばりX30(予定販売価格40万円弱)とX70R(予定販売価格60万円台)です。従来通りX90Rは、X70Rのプレミアムモデルとして発売されます。 ... 続きを読む