社長のうんちく」カテゴリーアーカイブ

逸品館メルマガ211「AIRBOWが全国TV放送に登場」

7月29日21時から全国放送されたバラエティー番組「プライスキング」にAIRBOW製品が登場しました。 http://www.fujitv.co.jp/bangumi/index.html この番組は、31人の芸能人が参加し「世の中で値段の分からないものの値段を言い当てて、提示した値段が最も離れているタレントが脱落して最後に誰が残るか?」を競う内容です。この番組中「値段の分からないアイテム」として「AET... 続きを読む

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逸品館メルマガ210「玉石混在」

私が本格的な音楽に目覚めたのは、映画「サウンド・オブ・ミュージック」のサウンドトラックのレコードだというお話はすでに何度かメルマガに書いています。当時のディズニーのミュージカル、中でも「ジュリー・アンド・リュース」が主演した作品は今見てもどれも素晴らしい仕上がりだと思います。子供の頃に、本格的な素晴らしい作品に触れられたことはとても幸せでした。 3号館に展示しているAIRBOWのDVDプレーヤーやサラウンドアンプを新製品に入れかえ、RealSound... 続きを読む

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逸品館メルマガ207「電源を切って節電に協力しよう」

沖縄が観測史上最速で梅雨明けしたという記事をインターネットで見かけました。関係があるのかどうか分かりませんが、大阪では先ほど雷鳴がとどろいて、ちょっと肝を冷やしました。落雷はオーディオ機器の大敵だからです。落雷による機器の故障を避けるには、コンセントを抜いておくのが一番確実です。節電効果も期待できるのでお薦めです。 しかし、オーディオ製品のスイッチを切ると「音が悪くならないか?」、「故障の原因にならないか?」この二点が心配事になると思います。 この問題に私の知る限りでお答えしようと思います。 ◎「音が悪くならないか?」 機器にもよりますが、経験的に通電開始から音は徐々に良くなることからウォーミングアップは存在すると思います。ウォーミングアップに必要な時間は早いもので15分、遅いものは数時間必要とするようです。しかし、残念ながら機器のスイッチを入れっぱなしにしておくだけではウォーミングアップは完全ではありません。なぜならばスピーカーもしば らく音を出さないと音が曇ったり、細かい音が出にくくなるからです。十分に使い込んだスピーカーや小型スピーカーは、ウォーミングアップなしでもいい音が出るのですが、新品からあまり鳴らしていないスピーカーや、数週間聞いていなかった大型スピーカーは、ウォーミングアップ前後でかなり音が変わります。このような場合も音の出し始めから15分程度ですっきりと霧が晴れるように音が良くなりますが、それがスピーカーのウォーミングアップです。このようにオーディオ機器のウォーミングアップは、特殊な場合を除いて15~30分程度で完了しますから、機器の寿命を延ばす意味でも使わないときには、スイッチを切っておかれることをお薦めいたします。 ◎「故障の原因にならないか?」 オーディオ機器に関わらず、家電製品の多くはスイッチを入れた瞬間に一番大きな電流が流れます。ノートパソコンに使われている「インバーター電源」をコンセントに繋いだ瞬間、プラグから火花が出たりパチッ!という音が出て驚くことがありますが、これはプラグを繋いだ瞬間にインバーター電源内部のコンデンサー(電器をためる働きがある小さなバッテリー)が一気に充電される(一度にたくさんの電器を取り込む)ため一瞬大電流が流れるからです。オーディオ機器にはもっと容量の大きなコンデンサーが使われていますから、スイッチを入れた瞬間に安定作動時の10倍以上の電流が流れることもあります。 一気に大電流が流れた場合、新しい機器ならば問題はありませんが、製造から数十年も経過したアンティックなオーディオ機器は、それが原因で壊れることがあります。これを避けるためには、電源をできるだけ切らないようにする以外に「ゼロクロススイッチを使う」という手があります。このゼロクロススイッチというものは、交流の電圧が「ゼロ(電流の正弦波がゼロポイントを通過する瞬間)」にスイッチが入るようにする装置で、スイッチを入れた瞬間に流れる大電流を抑える働きがあります。 機械は寿命がありますし、いつかは壊れます。修理もいずれできなくなります。大切な機器、大切な音を守りたいという気持ちは私も同じです。しかし、壊れるものがあれば生まれるものがあります。新しい機器との出会いは、人生も新しくしてくれると思うのです。この夏はコンセントを抜いて無駄な待機電力は減らし、節電に協力しませんか? ... 続きを読む

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逸品館メルマガ206「人生至高のシステムのために」

オーディオ巡礼~人生至高のシステムのために ステレオサウンド178号に掲載された五味康祐さんの著書「オーディオ巡礼」に触れた記事を読んで胸が騒いだ。一心不乱、命に掛けて、時にそういう言葉さえ安っぽく感じられるほどの情熱を傾けてオーディオと音楽に一生を捧げた人、五味康祐さんを知ったのは彼が占い師としてテレビに出ている頃だった。浮浪者のように和服を着崩し、無精ひげにぼさぼさの髪。ピントが合っているような、あっていないような過激なコメントを繰り返す様。TVに映るその姿は、頭のいかれた変な親父でしかなかった。しかし彼の没後、随分たって彼が記したオーディオ関連の著書み、始めて彼の人となりに触れて心が震えた。 日本人は世界一求道的な人種だと思う。茶道、書道、華道は代表例に過ぎない。私たちは一見下らないと思える日常の行為にさえ「道」を名付けて憚らない特殊な人種だ。それは、単一民族故の偏ったものの見方が高じたものかも知れないし、並外れた知的好奇心の強さ故かも知れない。日本人、特に男性は凝り性が多く、道を極めるために私たちは時として命さえ賭しかねない。 私が「オーディオ販売」を職業に選んだのは、生まれつきの凝り性が生かせるからだが、お客様に大きな喜びをもたらせる職業であるというのがそれよりも大きな理由だ。私は大阪の商家に生まれ小さな頃から生の商売を見て育ったが、大阪商人の基本的な考え方は「共存」あるいは「共栄」だと教えられた。今主流となりつつあるシステマティックにより安くものを売るような商売は、絶対に長続きしないと教えられた。栄華と衰退を極めたダイエーが良い例だが、形のあるもの定価があるものを「よそ様」より安く売る商売には必ず終わりがやってくる。それはマルチ商法と同じ原理だ。商売の基本はあくまでも「持ちつ持たれつ」、助け合いの精神ではなだろうか?助け合い(共存・共栄)を忘れて暴走を続ける今の日本の衰退がその誤りを示している。お金、データー、目に見えるものは所詮「浅い」ものでしかない。大切なのは「目に見えない価値」を知り、そこから謙 虚に学ぶことだ。幸せはお金では買えない。 話を戻そう。五味康祐氏が終戦でうちひしがれ感じた、信じるものに裏切られる空虚な気持ち。自分が信じた未来が音を立てて崩れて行く、どうしようもない空虚な気持ち。戦争は経験していないが、その「喪失感」は私も感じたことがある。そして胸のその隙間を「音(音楽)」で埋めようとした気持ちにも共感を覚える。例えようのない絶望感、人生においてこの絶望を経験したことがなければ、芸術の深さは分からないとさえ思うことがある。人はどん底に落ち、始めて目が開き、思いやりを知るのだろう。 今のオーディオ雑誌やオーディオ製品にこの「喪失感」を埋めるに相応しい記事や製品はあるか?絶望的な「乾き」を癒し、音楽を至高の芸術として再現してくれる装置はあるか?振り返ったとき、昔よりあらゆるものが「薄くなっている」と感じる。しかし他方、恐るべき技術の進歩が今までになかった価値をオーディオに生み出している。今のデジタルサンドは凄い。最新最良のデジタルサウンドを聞くことができたら、五味康祐氏はどのように評価するだろうか?素晴らしいと褒めてくれるだろうか?それとも、つまらないこけおどしと言われるだろうか? 五味康祐氏の考えと沿わない事が一つある。それは「高いもの」、「珍しいもの」を、私は無条件に良しとしないことだ。オーディオの音楽性は、価格では推し量れないと感じている。ましてや希少性とは何の関連もない。リスナーの求めに応じられる音で音楽を鳴らせるか?それがオーディオのすべてである。薄っぺらな専門店が多すぎる。音楽を知らないアドバイザーが多すぎる。本物の「乾き」を知らない人間が多すぎる。あなたがもし「人生で巡り会うべきオーディオ」をお探しなら、私が全力でお手伝いしたいと思う。想像以上の音楽性が、あなたの人生を満たすに違いない。 ... 続きを読む

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逸品館メルマガ204「ハイエンドショウに出展します」

いよいよあさってからハイエンドショウ2011春への出展のため、明日より東京へ出張 しますので、一足早く今週のメルマガをお送りしています。今日明日と強い雨が降るようですが、幸いなことに週末からは天候が回復するようです。毎年、この時期に三重県賢島にある「合歓の郷」へ社員研修に出かけるのですが、大抵雨が降ります。今年はハイエンドショウが一週間早くなったため、社員研修は次週となりました。もし、例年通りの日程で社員研修に出かけていたら、今年も大雨に見舞われていたところです。天気予報は統計では導けないはずですが、案外統計的に予測をする方が「当たる確率」が高いのかも知れません。技術がいくら進んでも、自然の気まぐれに人間は翻弄されるばかりです。家を追われ、日々安心して生活が出来ない方がまだいらっしゃいます。力を合わせて東日本大震災から、一刻も早い復旧を果たしたいと心から願います。 ハイエンドショウは、有楽町「東京交通会館」にて13日(金曜日)午後一時より スタートし、15日(日曜日)の午後6時に終了いたします。 ハイエンドショウ公式ホームページはこちらでございます。 http://www.oto10.jp/ 今年のハイエンドショウでは、ハイファイオーディオの原点に立ち返って「音質改善への取り組み」を中心にデモンストレーションを行います。インシュレーターやボードによる音質の変化、電源ケーブルの交換による音質の変化、クロックジェネレーターや音響パワーイコライザーによる音質の変化など「アクセサリーの利用による音質改善」のデモンストレーションと、CDプレーヤーやアンプを変えることで「同一のスピーカーからどれくらい違った音が出るか?」などがメインのプログラムです。30分と短い時間ですが毎回プログラムの最後にはFocalStella... 続きを読む

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