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女子部はみんなFF派!ファイナルファンタジーXIII
「社長のうんちく」カテゴリーアーカイブ
逸品館メルマガ2023年4月21日号
みなさま、こんにちは。今週は寒暖差が大かっただけでなく、東京にも出張があったので服装には苦労しました。 最近何かと話題になっている「ChatGPT(チャットGPT)」ですが、人間が書いたと思えるような自然な文章が作成されることに驚きました。すでに高校生時代に自作PCを組み立て、プログラムを書いていたほど「デジタル」に深い興味を持つ私ですが、このAIの急速な進歩は私の想像をはるかに超えています。AIが進歩する未来について様々な意見がありますが、AIが今後どのように進歩してもそれは「道具」です。 過去人間は様々な「道具」を生み出してきました。石器、鉄器、電気、蒸気機関、内燃機関、原子力。けれど、残念なことにそれが「大量殺人」に使われなかったことはありません。技術がどれほど進歩しても、人間の「倫理観」がそれに追いついていません。さらに悪いことに「倫理観の低い人間が人を支配する」という歴史も変わりません。それどころか、最近の支配者層の倫理観はどんどん下がるばかりに見えます。もし、それが「人間の本質」だとするなら、いっそ論理だけで動くAIが人間を管理した方が良いとさえ感じることがあります。そういう時代が来たら「ターミネーター」のように、人間がAIに滅ぼされることはあるのでしょうか?否定できないのが辛いです。 最近、働かない人が増えていますが、それは「ゲームの蔓延」と無関係ではありません。人間の欲望は「満足すること」で満たされます。「ゲーム」は、実に「省エネ」でそれを叶えてくれます。スマホの普及が拍車を掛け「ゲーム中毒患者(ゲームに人生を支配されている人)」がどんどん増えています。はっきり言ってその驚異は、コロナよりもずっと大きいと感じます。 その世界にAIが入り込めば、人間という存在自体の意味が変わってしまうでしょう。 生物は子孫を繁栄し、進化して存続します。もし、AIによる満足が生存欲求よりも大きくなれば、人は進化を止め滅ぶでしょう。そんなSF作品があったと思いますが、その予言が現実になりつつある恐怖を感じます。 人間の「心」とAI。どちらの進歩が早いか、そう遠くない将来決着がつくと思います。その時にはもう私の命は尽きていると思いますが、若者の将来のためにまだもう少し頑張らないといけませんね。 未来を思い描くことに疲れたら、良い未来が見えなくなったら、ひとときお酒をたしなむのも良いですし、アウトドアで体を動かすのも良いでしょう。もし、「音楽」や「映画」に逃避したくなったら、逸品館の情報サイトをご覧下さい。あなたがまだ知らない感動をちょっぴりですが、お届けできるかも知れません。今週のお薦めは「iFi-audio... 続きを読む
逸品館メルマガ2023年4月15日号
みなさま、こんにちは。4月も中旬に入りどんどん暖かくなってきました。コロナの規制が緩和された為、大阪には海外観光客が押し寄せていますが、早くもタンクトップを着ている人がいると思えば、薄いダウンを来ている人が隣に立っていたり、服装が定まらないのがこの季節の定番でしょうか。 TEACから発売されている小型のコンポーネント、300シリーズの新製品。AI-303に続いてPD-301-XのAIRBOWカスタムモデルを発売します。 この2つのモデルは、オリジナル・ベースモデルのままでも従来のTEAC製品とは次元が異なる素晴らしい音質に仕上がっています。それをAIRBOWカスタムしたモデルは、従来のTEAC→AIRBOWカスタムモデルほどの劇的な違いはありませんが、お酒のランクが上がるような「熟成」が感じられる出来映えです。 AIRBOW... 続きを読む
逸品館メルマガ2023年4月8日号
みなさま、こんにちは。桜が散り初め春爛漫となりました。これからは、自然芽吹きの力を感じる新緑の季節です。紅葉も美しいのですが、若々しい新緑も魅力的です。 アナログレコードプレーヤー11モデルの聞き比べを終えました。13,000円程で購入できる「audio-technica... 続きを読む
逸品館メルマガ2023年3月31日号
みなさま、こんにちは。3月も今日で終わります。行く月を惜しむかのように大阪の桜は散り染めを待つばかりです。 最近の世相についていろいろ思うことがあります。一番強く思うのが、人は「考えなくなった」と言うことです。「赤信号みんなで渡れば怖くない」という言葉は、ビートたけしの逆でしたが、その傾向はますます強いです。科学的に見て「マスク着用」にさしたる感染予防効果はないと思いますが、完全にマスク文化は根付きました。楽天などの「売れている」という広告も、行列が出来る店も、大間のマグロも、該当するものを「良い」と確定できる「データー」ではありません。けれど、多くの人は「人と同じ」ということに安心し、そうじゃない異端を排除しようとします。特に日本人はその傾向が強く、それが経済や政治に「悪用」されていることに気づかずにいます。もっと「考えて」、自分のために家族のために友人のために未来のために「しっかり考えて」行動してみましょう。必ず、何かがかわり始めると思います。 新発売された「ESOTERIC... 続きを読む
逸品館メルマガ2023年3月24日号
みなさま、こんにちは。大阪の桜は、3分咲き~7分咲きくらいです。それにしても日本は桜の木が多いです。満開まであと一週間程度でしょうか。世界はざわざわし続けていますが、強い風雨に見舞われず気持ちよくお花見が出来ると良いですね。 みなさまがオーディオに求められる「もの」はなんでしょうか?見かけの良さ、所有する満足感でしょうか?でも、一番は「音の良さ」だと思います。 けれど「音の良さ」にはいろいろな指標があります。オーディオショップを始めた当時、私は「濁りなく純度の高い明瞭なサウンド」を求めていました。「生音」を知らないこともあって、そんな音質のSONY、DIATONE、Accuohase、YAMAHAなどの国産オーディオ機器がもっと音が良いと思っていました。けれど、PhilipsのCDプレーヤー、McIntoshのアンプ、HARBETHの音を知り、「良い音」よりも「表情の豊かな音」が音楽をより感動的に再生してくれることを知ってからは、海外製品を「むやみに高い」とは思わなくなりました。そしてより多くのオーディオ機器を聞くにつれて、価格と音質(心地よさ)にはあまり関連がないと知りました。 今は、自社の都合でアナログを止め、売れそうならまた始めるという、節操ないメーカーの製品と何でも薦めるマスメディアに「音楽の魂は宿っていない」ことを痛感しています。そんな製品で音楽を聞き続けるのは、本当に不幸です。 YouTube収録のため、国産から11台ものレコード・プレーヤーを聞き比べて思うのは、本当の良い音とは「心地よく」そして「心に浸透する」ということです。先週、DENON... 続きを読む