接続で0.5m~2mなど短距離の場合は、アンバランス(RCA)の方が良いです。
接続で2m~10mなど長距離になる場合は、バランス(XLR)の方が良いです。
短距離の場合、それ程ケーブルにノイズが乗らないので、ノイズをカットする複雑な構造を持つバランス(XLR)ケーブルを使用するよりも、素直に伝送するアンバランス(RCA)ケーブルの方が有利です。
長距離の場合、機器間でノイズをカットする構造を持つバランス(XLR)ケーブルでなければノイズが乗ってしまいます。
また、XLR→RCAなどのように、変換してしまうと機器間のノイズをカットする接続ではなくなるので、無理に片側だけバランス(XLR)にしても効果はありません。
※注意事項として、送り側(CDプレーヤーやプリアンプ側)がRCAで、受け側(プリアンプやパワーアンプ側)がXLRの場合、回路上正常な動作が出来なくなりますので、どうしてもそのような接続をする場合はKRIPTONのLT-10/2などのライントランスを使用すれば正常にRCA→XLRの接続が行えます。
XLR→RCAという接続の場合はXLR→RCA変換ケーブルを使用して接続しても特に問題はありません。