みなさま、こんにちは。9月に入りましたが、残暑と言うよりはあるかに厳しい暑さが続いています。引き続き熱中症などお体は十分ご自愛下さい。
「アナログレコードブーム」が騒がれ出してもうかなりたちますが、メディアが何度もこのニュースを取り上げるのは「ビジネス=経済効果を上げる」ためで科学的な裏付けなど何もなく、実際はデジタルの音がアナログより悪いことはなくはるかに便利です。アナログなどとっくに消え去って良いはずなのに、拡大し続けている「世界的なアナログブーム」は本物ですし、一般的なオーディオとは違って「女性ファン」が多いのも特徴です。それは、デジタルよりも「ムードが良い」からだと思います。
例えばアクリルのグラスは軽くて割れることがなく便利ですが、味わいはともかくお酒を飲むときには、ある程度の重さがあるグラスの方が「お酒を飲んでいる気分」になれます。音楽を聞くときの「所作」がデジタルよりもずっと好ましいのでしょう。そんな「アナログブーム」を盛り上げる「廉価プレーヤー」がオーディオテクニカから発売されました。下位の「AT-LP60X」と比べた場合、圧倒的にスタイリッシュで本格的な仕上げに驚かされますが、「AT-LP70X」最大の特徴は、アナログの酸いも甘いも知り尽くしたaudio-technicaの最新モデルらしく使い勝手と拡張性が煮詰められて搭載されているところです。「フルオート」としても「マニュアル」としても使えるだけではなく、アームとカートリッジを一体構造にすることで、煩わしい「針圧などの調整」を完全に省くことに成功しているだけではなく、交換針を「5種類」から選ぶことでアップグレードさえ可能です。このモデルなら機械に明るくない女性の方でも簡単に使えるでしょうし、高価なオーディオセットと組み合わせても見劣りすることはないでしょう。それでいて、3万円(税別)というのは、絶妙な「安さ/コスパ」と言えます。あとは「音質」が気になるところですが、そこは「逸品館ユーチューブ」がお手伝いします。「AT-LP70X」ご紹介の動画は合計6本で構成されます。
・audio-technica... 続きを読む