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逸品館メルマガ182「インターナショナル・オーディオショウ2010の見所」

毎年この時期に開催される輸入オーディオの新製品発表会「東京インターナショナル・オーディオショウ2010」は、11月5、6、7日の三日間の予定です。 今年は力の入った新製品が多く、内容に期待できそうです。 では、私が注目する今年の新製品を列挙してみましょう。 スピーカー部門 Tannoy... 続きを読む

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逸品館メルマガ181「オーディオと車の「足下」について」

ハイエンドショウ2010秋は、大盛況で幕を閉じました。これも、ひとえに普段からの皆様方の応援のお陰と深く感謝しております。ありがとうございました。 音出しがぶっつけ本番に近いハイエンドショウでは、時々「予期せぬ発見」があります。今回のデモンストレーションでは、新製品聞き比べのコーナーでCDをAIRBOW SA15S2/Masterから上位モデルのX-05/Ultimateへ切り替えたときに「思ったほど音が良くならなくて!」慌てました。 デモンストレーションの終了後に原因を探ったところ、原因は「オーディオボード」だと判明しました。このデモンストレーションでSA15S2/Masterは、AIRBOWWFB-0525-3に乗せていましたが、X-05/UltimateはQuadraspireラックの棚板に直置きしていました。準備時間にボードの条件を同じにして聞き比べを行ったら、きちんと価格差なりに音の差が出ました。つまり、ボードのあるなしで25万円と58万円の価格差がかなり縮まってしまったのです。入念に事前調整のできない会場では、こういった「アクシデント」が避けられません。 それはともかく、インシュレーターやボード類は、AVアクセサリーの中で比較的重要でないと考えられているのか?後回しになったり、放置されたままになっていることがあります。もちろん条件にもよりますが、今回のイベントでは「ボードのあるなし」は音質にかなり大きな影響を与えたのは事実です。3号館ではボードでここまで音に差が付くことはなかっただけに、この経験は初めてでした。これからイベント時には、ボードにも今まで以上に気を配ろうと思います。 それを除いて納得できるデモンストレーションが行えたように思いますが、ご来場いただいたお客様の「真剣度」が高く、身じろぎもせずに音を聞かれる様子から、全体的に私のトークが堅くなったと反省しています。個人的にはもっと砕けてフランクな雰囲気でイベントを進行したいのですが、皆様の熱気に押され、なかなかそういう方向に行きません。でも、イベント終了後に「あの音を聞いてオーディオへの情熱が再燃した!」と複数のお客様からお声がけいただけた、とてもうれしく思いました。 このイベントの様子は、次のページから動画でご覧頂けます。動画をご覧になる前に、pdfでパンプレットをダウンロードして印刷し、それを見ながら動画をごらん頂ければ、理解をより深められると思います。通信講座のようになってしまいましたが、何か少しでもお役に立てればうれしい限りです。 https://www.ippinkan.com/event_news/highend2010/event_20101008.htm 話は戻って、ボードと言えば「足下」ですが、車も「足下」のタイヤで乗り味ががらっと変わります。最近、車のハンドリング(操縦性)があまり芳しくなく、これなら国産でもいいし、日本の交通事情によりマッチしている国産車の方がBMWよりも乗りやすくていいのかな?と思っていたのですが、洗車時に空気圧を測り愕然としました。指定空気圧よりも20%近く低かったからです。レーシングカートを趣味にしている私は、タイヤの空気圧にこだわります。±10%の誤差がハンドリングに大きく影響することを知っているからです。これまでも車をディーラーに点検に出し、戻ったら必ず空気圧をチェックしていました。国産ディーラは、空気圧を必要以上に高くする傾向があるからです。通常よりも空気圧を15%以上高くすると、転がり抵抗が減って燃費が良くなりますが、その代償として乗り心地や操縦性が悪くなります。特に操縦性は安全に直結する問題なので見過ごせません。 BMWは信頼できる中古車屋さんから購入したのでまさかと思い、空気圧のチェックを怠っていました。135iはランフラットという、パンクしても走れる特殊なタイヤを使っているため、指定空気圧が「前:2.6、後:2.6-3.0」とかなり高めです。しかし、前後とも普通の車の指定空気圧「2.2」になっていました。その結果、ハンドルが重く、燃費が悪く、コーナリング時にタイヤが過大に滑っていたのです。 乗り心地もかなりごつごつして気に入らなかったのですが、不思議なことに空気圧を高くすると悪くなると思った乗り心地も、サスペンションが良く動くようになりスムースになり、ご機嫌です。やはり、タイヤの空気圧は「メーカー指定空気圧」からあまり違わないのがよさそうです。空気圧ゲージは数千円で、空気入れは千円未満で手に入ります。少ない投資で車の安全を確保できます。「タイヤ空気圧の管理」、よろしければお試しください。 ... 続きを読む

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逸品館メルマガ180「最新モデル聞き比べあれこれ」

いよいよ迫ったハイエンドショウ2010秋へ逸品館は今秋も単独ブースで出展いたします。デモンストレーションのリポートは下記ページからご覧くださいませ。 https://www.ippinkan.com/event_news/highend2010/event_20101008.htm このイベントはUstreamでライブ中継を行います。録画も行い、後日You... 続きを読む

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逸品館メルマガ178「ハイエンドショウとこれからのオーディオ」

ハイエンドショウ2010秋の開催まで2週間となり、デモンストレーションの準備を急いでいます。最近は数年前から台頭し始めたPCオーディオの影響もあり、オーディオ機器はどんどんと変化しています。中でも大きく感られのが「デジタル機器の性能向上」です。パソコンやデジタル家電の急速な進歩によって、パーツや工程を共通とするオーディオ機器も進歩しています。普及価格帯のオーディオ機器は、コストパフォーマンスが群と上がり、音質が良くなりました。高級機も淘汰され、実力のある製品が選びやすくなったように感じます。 皆様にお伝えしたいオーディオの楽しは限りなく多く、未来は限りなく広いのですが、とても「たった三日」でその全部をお伝えすることはできません。できるだけ簡潔明瞭にポイントをお伝えするために、、今回のハイエンドショウ2010秋のデモはかなり入念に準備をしています。余計な説明時間を省くため、今回から、デモのあらましを中央に設置する大型TVでご覧頂けるように、パワーポイントでプレゼン資料を作りました。その内容をいち早くホームページにアップロードしています。よろしければご覧ください。 ハイエンドショウ トウキョウ 2010 秋 逸品館 プログラム 会場では、印刷した詳しいプレゼン資料をご用意していますので、どうぞ手ぶらでお越しください。予告していましたインターネットライブ中継の準備もばっちり整っています。 また、イベント終了後はデジタルオーディオに詳しい「船間」が銀座試聴室に残り、さらに詳しい解説を求められるお客様のために、逸品館銀座試聴室で「デジタル勉強会」を開催します。よろしければこちらもご利用くださいませ。ただし、試聴室準備の関係で、ご利用はご予約をお願いいたします。 https://blog.ippinkan.com/archives/20100924183545 イベントで使うかどうかはわかりませんが、イベント用に買って見たソフトは、こちらからご覧頂けます。結構良い物がありました。 今月発売のオーディオベイシック56号「サウンドピープル」のコーナーで私が取り上げられました。インタビューはかなり長時間に及び話の内容もかなり紆余曲折しましたが、私の言いたいことをここまで簡潔明瞭にまとめられた編集部の手腕にはまさに脱帽です。生きることは「楽しむ」ということです。「楽しみ」の最上級は「感動」です。音楽を聴いたり、映画を観たり、そして人と話をしたり、一番大きな感動は「心の触れあい」から生まれます。お店という窓口を通じて一人でも多くの方と「触れ合いたい」、「感動を共有したい」その気持ちを忘れず頑張ろうと思います。 逸品館が本気でPCオーディオに取り組み始めてから一年半が過ぎました。今週は、そのPCオーディオ(そろそろ名前をネットワークオーディオ、ネットワークプレーヤーに変えようと思います)関係の新製品をテストしたり、開発者の方とお話しする機会に恵まれました。ネットワークオーディオは生まれたばかりの分野なのでまだまだ解明できていない点が多く、逸品館の高音質への主張も日々変化しています。昨日良いと言ったことを今日には覆えしたり、主張が変わることでご迷惑をおかけしたこともあるかもしれません。それは、技術に伴って「最適な方法」は常に変わるからです。 しかし、最近になって「ネットワークオーディオの勘所」がわかってきたように思います。ポイントはデジタルではなく「アナログ」でした。結局、ネットワークオーディオでも音質を左右するのは、電源であったりアナログ回路であったり、デジタル部分よりもアナログ部分が音質に与える影響の方がずっと大きいことがわかってきたのです。 デジタル部分だけのスペックを比べると、10年前のデジタルオーディオ機器は現在の製品よりも明らかに見劣りします。でもアナログ部分をなおざりにした最新デジタル機器は、カタログ上のスペックが飛躍的に進歩していたとしても、音質が10年前デジタル機器に及ばないことがあります。とくにPCに関連したオーディオ製品にアナログ軽視の傾向が強く、購入には注意が必要です。結局ネットワークオーディオ機器の時代がやってきても、オーディオ機器の本当の実力はカタログやデーターからは読み取れないことは変わりません。今後も逸品館は信頼できるテストリポートなどを行いながら、オーディオの核心に触れてゆきたいと思います。 話をシアターに変えましょう。大型テレビの価格下落により、プロジェクター市場が急速に縮小した結果「ホームシアター製品」に以前ほどの活気が見られません。しかし、今年の冬は3D対応AVアンプの発売やネットワーク対応製品が続々登場するなど、かなり期待できそうです。その中で逸品館が以前からお薦めしているmarantz製品とそのカスタマイズモデルAIRBOW製品はいち早くトレンドに追従し、ネットワークとの親和性を高めています。オーディオだけではなく、AV機器も今後はネットワーク対応がキーポイントになりそうです。 ソフトの販売でも来年あたりから、いよいよ本格的なネットワーク配信時代に移行するかもしれません。アメリカ・ニューヨークのタワーレコードが廃業しテンポも縮小の速度を速めています。今後CDやDVDはなくなるのか?否定できません。では、オーディオやホームシアターもがらりと変わるでしょうか?私はそんなことはないと考えています。オーディオやシアターで大きな変化が訪れるのは「プレーヤー(再生機)」です。プレーヤーが再生するのは、ディスクからデーターになります。 しかし、これは驚くべきことではありません。オーディオの黎明期~アナログ最盛期にかけては「FMエアチェック」が盛んに行われていました。私も小学生~大学生までラジオを録音して編集し、お気に入りの音楽テープを作っていました。今は携帯電話やi-podがそれに変わっていますが、それはFMエアチェックがネットワーク・ダウンロードに形を変えただけではないでしょうか? 今後ネットワーク配信によって、ポータブル端末では得られない「高音質」が時間と場所を越えて実現するようになります。CDを超える音質のメディアが「ネットワーク・ダウンロード」で手軽に、そして豊富に入手できる時代がやってくるのです。その結果オーディオの利便性と音質は、大きく高まります。そして残されたディスクメディアは、CD/DVDを遙かに超える高品質なものへと進歩して生き残ります。 レコードを凌駕したCDが淘汰されデジタルがさらに進歩することで、高音質への渇望が十分に満たされる時代がもうすぐそこまでやってきています。技術の進歩で高音質の実現に必要なコストも下がりました。本格的な映画や音楽を多くの方が、今までより簡単に楽しめる時代がやってきます。オーディオ、ホームシアターは、確実に進歩しています。marantzの最新モデルは価格が安くても価格が2倍くらいの他社製品や旧モデルを確実に凌駕する音質に仕上がっています。もちろん、それらをカスタマイズしたAIRBOW製品はさらに要チェックです。 ... 続きを読む

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逸品館メルマガ177「新製品情報」

9月4/5日に開催したPIONEER合同イベントで聞いたTAD... 続きを読む

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