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逸品館メルマガ166「イベントで好評だった機器を発売開始」

「marantz恵比寿ショウルーム・イベント」は、無事終了いたしました。ショウルームに無線LANの設備があったので急遽U... 続きを読む

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逸品館メルマガ165「恵比寿イベント詳細」

いよいよ7年ぶりの「marantz恵比寿ショウルーム・イベント」がスタートします。準備のため7年前の資料を取り出し、またお客様から頂いたアンケート結果をまとめたホームページを見ていると、まるで昨日のことのように前回のイベントを思い出します。 http://www.ippinkan.co.jp/event/03_11_22/top.htm 前回のイベントの目的は機器を購入して、手を加えずに設置した状態からセッティングでどれくらい音質が向上するか?また2chとサラウンドはどのように違うか?をご体験頂くことが目的でした。スピーカーの位置を調整して音を良くする。パネルを入れてルームアコースティックを良くする。そういう地道な作業によって装置がどんどん良い音になって、音楽を聞く感動がどんどん深まって行く過程をお客様と一緒に体験しました。 オーディオはセットアップでこんなに良くなるんだ!音が良くなると感動がこんなに深まるんだ!その両方が掛け算になって感動がクライマックスに達したイベントの最後に、サラウンドで再生した「槇原敬之 THE... 続きを読む

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逸品館メルマガ164「ハイエンドショウ・デモ感想」

先週開催されました「ハイエンドショウ東京2010Spring」は、ほぼ前年と同じご来場者数に達し無事終了いたしました。不況の影響で出展社が淘汰され、「力(勢い)のあるメーカー」だけが残ったためか?全体的にデモンストレーションのグレードが向上し、以前にも増してスムースな進行が実現したのではないでしょうか?逸品館のブースにも多くのご来客を賜りましたこと心からお礼申し上げます。 逸品館のブースのデモンストレーションは、事前のご案内通り「My... 続きを読む

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逸品館メルマガ163「ハイエンドショウいよいよ開幕」

先週は、毎年恒例の社員旅行に三重県賢島「合歓の郷」に行って参りました。合歓の郷で過ごす数日間に感じるのは、時間の経過がゆっくりになったような、のんびりリラックスした空気の濃さです。それは緑が多いせいなのか、人が少ないせいなのか、笑顔が多いからなのか?よくわかりませんが、豊かな自然と触れながらゆったりとした時間を過ごすとストレスが消えて心がリセットされ、目に見えるものすべてが新鮮に感じられます。 社員みんなが「癒し」を感じる合歓の郷周辺は、特別な自然の力を感じられるほど素敵な場所です。その「特別な場所」には、高速道路が完備されたおかげで大阪からは3時間ほどのドライブで到着するのが魅力ですが、残念なことに帰りもたった3時間で大阪に付いてしまいます。帰りの道中、大阪に近づくほどに土が減ってコンクリートが増え、新緑の緑で生き生きしていた山々の色が排気ガスで汚れたくすんだ緑になり・・・、人間による破壊がどれほど生活を脅かしているのかそれがとても強く感じられます。 経済に元気があるなら良いですが、ストレスを抱えた人が集まる都会は人の元気を奪うのだと実感します。時間や歴史は戻せませんが、都会にも自然や豊かな生活を取り戻すことはできるはずです。自然を壊す開発ばかり繰り返さず、何かを変えなければ、何かが変わらなければいけない時がやってきているように実感します。 さて本題に戻ります。前回のメルマガでもお知らせしましたが、今回のハイエンドショウ東京のデモは「My... 続きを読む

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逸品館メルマガ162「割烹料理と大衆料理」

前回のメルマガで「マグロ」と「冷蔵」の関係について書いてみましたが、もう少し魚の話を続けましょう。 実は「新鮮な刺身が旨い」というのは、かなりの誤解です。マグロも例外ではないと思いますが、食肉の多くは熟成させる事で旨みが増します。それは食肉中のタンパク質が旨み成分のアミノ酸に分解されて旨みが出るまである程度の時間がかかるからです。 私たちが日頃食べている魚介類で取り立てが美味しい魚介類は、実は少数派です。私の知る範囲で貝類は、ほとんどが新鮮なほど美味しいものが多いと思います。海老も鮮度が高い方が美味しいと思いますがイカは微妙です。剣先イカ、ヤリイカなど身の薄いイカは鮮度が高くても美味しく頂けますが、アオリイカのように身の厚いイカは取り立ては大型魚と同じようにやはり身が固すぎて、一晩寝かしたり一度冷凍したりする方が熟成されて美味しく頂けます。 魚では鯵や鯖、鰯などもともと身が柔らかく、鮮度の落ちやすい「赤身魚」の多くは、早く食べる方が美味しいようですが、カンパチ、ブリ、ヒラマサなどの大型の青物は鮮度が高い間は身が固すぎて(マグロと同じですね)歯ごたえはありますが美味しくありません。やはり一晩寝かすと適度に熟成され身が柔らかくなって旨みも増します。白身魚のほとんどは、熟成しないと旨みが出にくいように思います。 話は変わりますが、生け簀などに放された生きた魚をその場で調理して食べる日本の食文化に「活け作り」があります。多くの外国人から見れば「なんて残酷な!」習慣だそうですが、新鮮な内が旨い魚介類はともかく鯛やヒラメの活け作りなど、実際には折角の美味しい魚を「旨くなる前」に食べるようなものなのです。あれは「おいしさ」を求めているのではなく、あくまでも「パフォーマンス」なので騙されないようにしてください。 こんな風に今では熟成が重要だと知った私も、以前はお造りは新鮮なほど上手いものと思っていましたし、当然「活け造り」は贅沢の極みだと勘違いしていました。しかし、料理に詳しい人から「熟成」の話を聞き、自分で釣り上げた「黒鯛」と「イサキ」そして「マダイ」をその日、次の日、翌々日と自分自身で食べ比べた結果「最適な熟成期間(時間)」があることを知ったのです。さらにこの「熟成に必要な時間」は、魚の種類や獲れた時期(脂が多い少ない)でも変わりますし、当然「肉の部位」でも違うことも知りました。 また「魚の味(旨み)」を引き出すための脇役、「醤油の味」にも注意が必要です。味が濃く脂の乗った魚には、濃い醤油。繊細な味わいを持つ白身には、薄めの醤油を合わせると旨みが引き立ちます。寿司や刺身で何気なく食べている「お造り」ですが、それを最高の味で食べるためには、素材の選択(肉の部位)と適切な熟成(出すタイミング)と合わせる醤油の味など、長年の経験が必要だったのです。 関西圏では「割烹料理」が最も高級とされますが、素材の選別、熟成、調理に至る過程の奥の深さを知ると、それに比べて「お寿司」なんて(失礼!)ファーストフードにしか思えません。もちろん、高級なお寿司屋では魚の熟成もお客様に合わせた味加減なども行われています。しかし、割烹ではそんなことはまだまだ序の口です。野菜、出汁の取り方、火加減など、その底知れない割烹料理の深さを知れば、それがレベルの高い「芸術」だと分かります。寿司は「割烹」の一部でしかありません。一貫何千円もするようなマグロのトロ。量産可能なファーストフードが果たしてその代価に値するのか?割烹料理が一番と考える私は(異論もあると思いますがお許し下さい)、時々疑問に感じます。 たまにしか食べられない高級料理の話は横に置くとして、新鮮な鯵や鰯、サンマなど安くて美味い大衆魚がなくなると本当に困ってしまいます。「安くて美味いそれが大阪!」の食文化には、安くて旨い食材が欠かせませんから!サンマや鯵、鯖だって立派に日本の食文化の主役を努めているんです。 ... 続きを読む

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